今週の日曜日に行われる、3歳牝馬三冠レース最終戦の秋華賞。このレースにSPAIA編集部がデータを駆使して切り込んでいく。史上初となる無敗での牝馬3冠がかかり、大注目のデアリングタクト。複数の観点から検討したものの、データ上の死角はなし。鍵となる相手選びに役立つ、枠順や脚質などのデータを紹介している。

2020年の秋華賞だが、人気馬には死角が多数。デアリングタクトはテンション、クラヴァシュドールは上積み薄、リアアメリアはハイペースが苦手。マルターズディオサは詰めて使うと折り合いを欠く。人気上位馬総崩れの大波乱もある。

先週の『京都大賞典』は、終わってみれば上位人気3頭で決着。消去を免れた5頭は1、2、6、7、10着という結果に終わった。推奨したカセドラルベルは、昇級初戦で歴戦の強豪馬相手に厳しい競馬で10着。今週から始まる3週連続のGⅠで流れを変えたい。

秋華賞当日の東京競馬場では、障害重賞のJ・GⅡ東京ハイジャンプが行われる。絶対王者オジュウチョウサンが待ち受ける暮れの中山大障害に向けて、名乗りを上げるのはどの馬になるか。SPAIA編集部が予想する。見慣れない障害レースのデータだが、調べてみると意外にも枠順傾向に特徴がみられる。このデータを駆使して的中なるだろうか。

2020年10月18日に京都競馬場で行われる秋華賞。無敗の牝馬三冠がかかるデアリングタクトに注目の集まるこのレースを、東大ホースメンクラブが予想する。 先週の毎日王冠はサンレイポケットを本命に推し、サリオスを対抗にとどめて見事的中させた東大HC。今週もやはりというべきか、デアリングタクトは対抗まで。他に馬券の中心に据えたい馬がいるらしい。 その馬とは、京都内回り特有の「コーナーで速い脚が求められる競馬」を得意とする穴馬。勢いに乗って連続的中なるだろうか。

牝馬三冠最終戦・秋華賞。一昔前はブゼンキャンドル、ティコティコタックと2年連続で二桁人気が激走し、荒れるGⅠという印象が強かったが、近年は堅い決着が続いている。また、近10年の秋華賞馬には「過去に1番人気で勝利した経験がある」ことと「前走で4番人気以内」という共通点がある。これを満たすデアリングタクトの三冠は濃厚だろう。

2020年10月18日に京都競馬場で行われる3歳牝馬限定のGⅠレース、秋華賞。春の桜花賞・オークスを制したデアリングタクトが、無敗での牝馬三冠に挑む一戦だ。 このレースを京大競馬研究会が予想。全く質の異なる二冠をともに完勝した面を評価してデアリングタクトを本命に置き、焦点は相手探しに。2・3番手にはハイレベルだという紫苑S組から2頭を選んでいる。

先週末は10月10日（土）に東京競馬場でサウジアラビアRC、11日（日）には同じく東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典と3重賞が行われた。サウジアラビアRCはステラヴェローチェ、毎日王冠はサリオス、京都大賞典はグローリーヴェイズが優勝。AI予想エンジンKAIBAの本命馬の結果とレースの詳細について振り返っていく。

2020年10月11日に東京で行われたサウジアラビアロイヤルカップは3番人気のステラヴェローチェが後方一気で勝利。2着にはインフィナイト、3着にはセイウンダイモスが入った。

天皇賞（秋）の出走権がかかった京都大賞典。宝塚記念以来だった実績馬2頭、グローリーヴェイズ、キセキが1、2着。3着は目黒記念1着以来のキングオブコージ。いずれも2000ｍを超える距離に適性があり、おまけにロングスパート型。天皇賞（秋）ではなく、ジャパンCと有馬記念まで覚えておきたい馬だ。

2020年毎日王冠の注目は3歳サリオス。コントレイル以外には負けていない世代ナンバー2が古馬相手にどこまで通用するのか、そこからコントレイルのスケールも測ることができる。結果はサリオスの圧勝だった。日本ダービーでコントレイルに見劣った手応え、その原因は距離だったと分かるほどに手応え十分で2着ダイワキャグニー以下を完封した。

秋の古馬牝馬路線エリザベス女王杯の有力ステップレース府中牝馬Sは過去10年でふた桁人気馬の勝利もあり、難解な一戦。しかしながら慎重にデータを頼ることで見えてくるものがある。年齢、枠順、ローテ、脚質などから好走パターンがつかめる。1人気が想定されるラヴズオンリーユーが外枠に入った場合、その好走確率はグンとあがる。

さあクラシック最終戦がはじまる。今開催でしばしの別れとなる京都競馬場で行われる競馬史に刻まれるだろう秋華賞と菊花賞。まずは史上初無敗の三冠牝馬を目指すデアリングタクトが登場する。偉業は達成されるのか、それとも……。馬体重やローテーション、脚質別成績と検討を進めると、デアリングタクトに死角はなさそうだが、好走可能なほかの馬も見えてくる。

2020年10月11日、京都競馬場で行われた京都大賞典は川田騎手騎乗のグローリーヴェイズが勝利が1着で入線。2着にはキセキ、3着にはキングオブコージが入線した。

2020年10月11日、東京競馬場で行われた毎日王冠はルメール騎手騎乗のサリオスが1着で入線。2着はダイワキャグニー、3着はサンレイポケットが入線した。

2020年10月11日に行われる東西のGⅡレース。西の京都大賞典にはキセキ、グローリーヴェイズのGⅠ馬2頭が出走してきた。このレース、SPAIA予想陣は軒並みステイフーリッシュに厚い印を集め、対照的にキセキは4人中3人が無印とした。6歳馬【1-0-3-26】、連対率3.3％というデータに引っかかることに加え、昨年の有馬記念や今年の阪神大賞典で大出遅れを見せた点が懸念材料だ。

2020年10月11日に東京競馬場で行われる毎日王冠。菊花賞路線ではなくこちらを始動戦に選んだ3歳馬サリオスが人気の中心となるが、SPAIA予想陣の見解は、サリオスら上位人気をそのまま信頼して堅い決着と見た2名と、サンレイポケットを本命に高配当を狙う東大HCで方針が分かれた。

2020年10月11日に京都競馬場で行われるのは京都大賞典。毎日王冠とならぶ天皇賞の前哨戦だが、芝2400ｍという設定もあって、近年はジャパンCのステップとしても利用されている。このレースをAI予想エンジンKAIBAは◎キングオブコージ ○グローリーヴェイズ ▲ステイフーリッシュ △シルヴァンシャー ×パフォーマプロミスと予想。ロードカナロア産駒の2400ｍ以上での回収率が100%を超えている点に注目した予想となった。

2020年10月11日に東京競馬場で行われるのは毎日王冠。注目は何と言ってもサリオス。未だコントレイル以外に先着を許していない、3歳牡馬No.2の馬だ。このレースをAI予想エンジンKAIBAは◎サリオス ○ザダル ▲サトノインプレッサ △サンレイポケット ×ダイワキャグニーと予想。3歳馬の連対率38.9％のデータに忠実に、若い馬を重視した予想となった。

2020年10月11日に東京競馬場で行われる毎日王冠を、SPAIA編集部が予想。 狙い目となるのは近走2桁着順続きの馬。当然ながら人気にならない想定だが、この馬を後押しする2つのデータがあるという。果たしてそのデータとは何だろうか。 また、ダービー4着馬のサトノインプレッサには不安要素があり、消し評価に。その「不安要素」についても動画でご確認いただきたい。

2020年10月11日の京都メインは京都大賞典。このレースをSPAIA編集部がデータを駆使して予想する。 開幕週の京都が舞台となるこのレースは、過去10年で先行馬の複勝率が42.1％と絶好調。脚質がマッチする中から、内の好枠を引いた馬を本命に推奨している。一方で【0-1-2-14】と苦戦中のデータも発見。今年は人気馬でこれに該当する馬がいるという。果たしてそのデータと該当馬の正体とは。

夏の馬場更新作業を経て、開幕週の綺麗な馬場で行われる京都大賞典。近年も「内前有利」の競馬が続いており、今年も好枠＆好位置を取れる馬が狙い目だ…と言いたいところだが、今週末は台風第14号の影響で馬場悪化は避けられそうにない。道悪適性も含め、参考レースを振り返った結果、◎ステイフーリッシュ、○シルヴァンシャー、▲パフォーマプロミス、△キングオブコージ、△ダンビュライトという予想とした。

宝塚記念2着のキセキ、香港ヴァーズを勝利した実績のあるグローリーヴェイズが出走する京都大賞典（GⅡ・芝2400m）。しかし実績馬が休養明けで挑むことが多く、波乱の決着となることも多い。PP指数による分析に加えて、今回は17頭中11頭が休養明けということもあり、「能力はあるが、前走で凡走している馬」を狙ってみたい。本命候補としてはシルヴァンシャー、穴馬候補としてはカセドラルベル、タイセイトレイル、ダンビュライトを取り上げる。

2020年10月10日、東京競馬場で行われたサウジアラビアロイヤルカップは横山典騎手騎乗のステラヴェローチェが1着で入線。2着にはインフィナイト、3着にはセイウンダイモスが入線した。

秋の東京開幕週を飾る伝統の重賞、毎日王冠に飛躍を誓う11頭が集結。東大HCは新潟記念で3着と好走したサンレイポケットを本命に抜擢し、高配当ゲットを目論む。以下、印は人気のサリオス、トーラスジェミニ、ダイワキャグニー、サトノインプレッサ、ザダルと続く。