1400ｍから1600ｍへ。阪神牝馬Sはヴィクトリアマイルと同じマイル戦になって、本番好走馬を多く出すようになった。そうなると、自然と出走馬のレベルもあがる。古馬牝馬路線・春の大一番に向けて注目の一戦、今年は血統と前走レースがポイントになる。

2021年桜花賞の主役は暮れのGⅠから直行するソダシとサトノレイナス。GⅠからGⅠへというローテはもはや常識。キャリア別成績からも計画的に桜花賞に照準を絞った組が有利。主要ローテのチューリップ賞組は例年より不安要素が多い。

2021年4月4日に阪神競馬場で行われた大阪杯は川田将雅騎手騎乗のレイパパレが1着で入線。2着にはモズベッロ、3着にはコントレイルが入線した。やや出負けしたが、促して逃げる形をとったレイパパレ。前半60秒を切るペースは馬場を考えれば速かったがなんのその。馬場に苦しむ三冠馬らを尻目に逃げ切った。

4月4日（日）に阪神競馬場で行われる大阪杯（GⅠ・芝2000m）。SPAIA予想陣の6人の本命はコントレイル、グランアレグリア、サリオスが2人ずつと見事に分かれる結果となった。

2021年4月4日に行われる第65回大阪杯。GIに昇格してから今年で5年目だが、過去4年ともサンデーサイレンス系の産駒が勝っている。GⅡ時代を含めると10年連続となり、この舞台で圧倒的な強さを誇っているのがよく分かる。

2021年4月4日に行われるのは大阪杯。コントレイル、グランアレグリアはおろか、その対抗勢力とされるサリオスやレイパパレに至るまでが年内初出走。そこで、過去10年の大阪杯勝ち馬についてローテーションを眺めてみる。

【2021年大阪杯予想】絶対的な能力の高さと万全のコンディションが整ったことを評価して、東大ホースメンクラブはコントレイルを本命に抜擢した。相手筆頭は脚質的には舞台にマッチしそうなものの、受難の枠となってしまったサリオス。デビューから底を見せない4歳牝馬レイパパレのGⅠ初戦にも注目。波乱はないとみて人気馬を中心に馬券を組み立てる。

4月4日（日）に行われる大阪杯（GⅠ・芝2000m）。昨年の三冠馬コントレイル、現役最強牝馬と言っていいグランアレグリアが激突。楽しみなメンバー構成となった。AIの本命はサリオス。過去3年の松山騎手×堀厩舎のコンビでの成績は勝率25.0%、複勝率50.0%。単回収率109.4%、複回収率114.4%と回収率も高く、今年すでに重賞2勝のコンビが大仕事をやってのけてくれると期待した。

2021年4月4日にはGⅠ・大阪杯が行われる。注目はなんといってもコントレイル、グランアレグリアのGⅠ4勝馬対決だ。このレースを東大ホースメンクラブと京大競馬研究会が予想する。下馬評では距離実績のあるコントレイルが1番人気に推されそうだが、東京のマイルであのアーモンドアイを撃破したグランアレグリアも歴史的な名馬。さて、どちらが勝つのか、東大と京大でも意見が真っ向対立だ。

先週の高松宮記念のコラムでは、日本は日本ダービー、ジャパンＣに代表されるように、芝2400ｍが最高峰であり、中距離路線で通用しなかった馬、通用しないと判断された馬はマイル路線へ、さらに通用しなかった馬はスプリント路線へと、どんどん距離を短くすることで活躍の場が広がることをお伝えした。つまり、マイル路線よりも中距離路線のほうが層が厚いということである。

4月4日（日）に阪神競馬場で行われる2021年大阪杯（GⅠ・芝2000m）。昨年のクラシック三冠馬コントレイルをはじめ、昨年の最優秀短距離馬グランアレグリア、クラシック好走のサリオス、5戦無敗のレイパパレなど好メンバーが揃った。京大競馬研は精神面の成長や血統面から、初の2000mでもグランアレグリアを信頼。以下コントレイル、レイパパレ、サリオス、クレッシェンドラヴと続く。

4月3日（土）に中山競馬場で行われるダービー卿CT（GⅢ・芝1600m）。AI予想エンジンKAIBAの本命は複勝率44.4%と抜けた成績を残している5枠を引き当てたテルツェット。勢いとデータの後押しで、重賞初制覇を狙う。

2021年4月3日に行われるダービー卿チャレンジトロフィー。ハンデ戦、紛れの多い中山マイルでGⅢと混戦模様だが、このレースをSPAIA編集部が予想する。2桁馬番は過去9年で1勝しかなく、その1度は逃げ切りによるもの。やはり道中いかにロスなく運ぶのかが重要となりそうだ。そんな中、内目の好枠を引いた穴候補は昨年の2、3着馬。再度、波乱の立役者となるか。

2021年4月4日に行われる大阪杯。三冠馬コントレイルに対し、これまで短距離路線で歴史的名牝としてのキャリアを積んできたグランアレグリアが2000mの舞台で挑む。このレースをSPAIA編集部が予想する。1200mのGⅠ勝ち馬が2000m以上の競走に出走するのは、なんと2000年有馬記念以来21年ぶりとなる。果たしてこの「常識外れ」の挑戦をどう見るべきか、検討していく。

コントレイルとグランアレグリアの対決に沸く大阪杯。その当日である4月4日の特別レースから、SPAIA編集部がオススメする馬を動画付きで紹介していく。 その大阪杯は歴史的名馬2頭の決戦に、脇を固めるサリオスも盤石で順当ムード。であれば、裏の中山でこそ穴狙いといきたいところ。近走噛み合わないレース続きの1頭に食指が動く。

2021年4月3日に中山競馬場で行われるダービー卿CTの枠順が確定した。枠順データに極端な差はないが、やはり中山マイルらしく外すぎる枠は難儀。11番から外の馬番は過去9年で【1-3-2-48】。1勝も13年トウケイヘイローの逃げ切りで、外枠から好走するには思い切った戦法が求められそうだ。

2021年4月4日に阪神競馬場で行われる大阪杯の枠順が確定した。GⅡ時代からの10年で、1・2枠が【0-0-2-21】と連対なし。そのとなり3枠は【2-4-1-9】で19年9番人気1着アルアインなどがおり、回収率も高い。3、4枠の馬が好位のインを狙ってくる分、内すぎる枠は窮屈になりやすいようだ。

リーディングトップはルメール騎手で変わりなかったものの、18勝をあげた松山騎手が2位浮上。川田騎手はJRA重賞通算100勝をGⅠ高松宮記念で達成した。その他新人騎手8人もデビューした3月の騎手成績について振り返っていく。

2021年大阪杯が行われるコース。脚質別では緩いペースに乗って快走する逃げ・先行が圧倒的有利で、前走脚質を確認しておけば馬券的中が近づく。騎手ではルメール・川田、調教師では友道師を要チェック。

ダービー卿チャレンジトロフィーが行われる4月3日、土曜日の中央競馬。この日の特別レースからSPAIA編集部がオススメする馬を動画で紹介する「3分予想」。そのダービー卿CTからは久々に得意なマイル戦に出走してきた馬に注目。そのほか、前半のペースと着順が面白いように連動する馬など穴馬を絡めた予想となっている。

4月4日（日）に阪神競馬場で行われる大阪杯（GⅠ・芝2000m）。先週末の阪神芝コースは土曜日には毎日杯でレコードがマークされるなど、軒並み高速馬場だったが、日曜日は雨が降って稍重に。差し馬の台頭も見られた。そうした点と今週末の天気を踏まえ、出走各馬の適性について分析したところ、コントレイルに死角は少なく、対照的にグランアレグリアには不安要素が見つかった。

2000mという舞台から多くの路線に組み込まれやすい大阪杯。そのため昨年秋に結果を出した馬から今年冬に順調な馬まで揃い、なかなか「大阪杯で復活」というシーンはない。だが、ギリギリ、ワグネリアンが前走5着で条件をクリア。穴ならここだ。

2017年にG1へ昇格した大阪杯。毎年マイラーと中距離馬が激突する舞台として注目が集まる一戦だが、参考レースからの注目馬はコントレイル、サリオス。特にサリオスは前走から大幅にパフォーマンスを上げてくるだろう。ダービーでは水をあけられたが、皐月賞のような叩き合いに期待したい。