【天皇賞(秋)】過去10年で5勝のKingmambo系 血統からの注目はユーキャンスマイル

SPAIA編集部

2021年天皇賞(秋)血統,ⒸSPAIA

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Kingmamboの血に注目

2021年10月31日(日)に東京競馬場で行われる第164回天皇賞(秋)。スプリンターの台頭はさすがに難しいとしても、マイラーから長距離馬まで、いろいろなタイプの馬にチャンスがあるのがこのレース。

ここ10年でディープインパクト産駒が8連対と結果を残しているが、このうち2着が7回と決めて切れていないのも事実。逆にKingmamboの血を引く種牡馬(King's Best、キングカメハメハ、ロードカナロア)の成績はというと、1着が5回あって2着はなし。勝ち馬を探すなら、ディープインパクト産駒よりこの系統の種牡馬が狙い目となる。

2021年天皇賞(秋)に出走するユーキャンスマイルの血統,ⒸSPAIA



今回の注目はキングカメハメハ産駒のユーキャンスマイル。主な勝ち鞍が阪神大賞典、ダイヤモンドS。ともするとステイヤーと思われがちだが、一昨年の同レースでは2着馬からコンマ1秒差の4着があり、また同じ左回りの2000mで行われる新潟記念も勝っている。

キングカメハメハ×ダンスインザダークという配合は2015年の勝ち馬ラブリーデイと同じで、祖母は短距離重賞を2勝。スタミナ寄りの母系だったラブリーデイより距離適性を感じる。続けて2000mを走ることで、中距離の勘を取り戻せているようなら大駆けがあっていい。



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