2022年3月10日（木）、現在の名古屋競馬場で最後の重賞レースとなる名古屋大賞典（JpnⅢ・ダート1900m）が行われた。ゴール前の大接戦を制したのは川田将雅騎手騎乗のクリンチャー。昨年に続いて連覇達成となった。2着にはケイアイパープル、3着には兵庫のジンギが入っている。

2022年3月12日、土曜日の特別レースから、SPAIA編集部が厳選したオススメ馬を「3分で読める」簡単な根拠とともに紹介していく。先週はキングオブドラゴン、ルプリュフォールなど、推奨8頭中6頭が連対と大爆発。今週も的中を量産できるか。

近年の中山牝馬Sは2年連続不良馬場、さらに3年前はパンパンの高速馬場と近年傾向がグッチャグチャになっている。だが、今年は標準的で、純粋な中山芝1800m適性を問われる条件になりそうだ。昨年冬に常総Sを勝ったシングフォーユーの先行残り目が軸として面白い。

3月13日（日）に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー（GⅡ・芝1400m）。先週末の阪神芝コースは「内有利」の馬場状態で内回りコース使用のレースでは特に「先行有利」の傾向で速いタイムでの決着も多かった。そうしたことから「高速馬場の実績」「自在性・先行脚質」に着目。ナムラクレアに味方する条件ではあるが、ウィリンやキミワクイーン、アネゴハダなど伏兵にもチャンスはありそうだ。

大阪杯のステップレースに位置づけられる2022年金鯱賞。GⅠホルダーはもちろんのこと、無冠の素質馬も多数登録しており、非常にエキサイティングな一戦となりそうだ。参考レースから注目はジャックドール、サンレイポケット、シャドウディーヴァ。

今週は引き続きの開催となる中山、阪神に加え、中京が開幕して3場開催となる。先週末に行われた48レースの傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

2022年3月13日に行われる金鯱賞とフィリーズレビュー。このGⅡ競走2つをそれぞれ東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。金鯱賞の注目はなんといってもジャックドール。このレースで、逃げて連勝中の4歳馬といえばサイレンススズカを彷彿とさせる。初の重賞タイトルを手にして、GⅠ戦線へ殴り込みとなるか。フィリーズレビューは阪神JF5着内馬が強力。ナムラクレアが出走予定だ。

2022年3月13日に中京競馬場で行われる第58回金鯱賞。過去10年、5年のデータから検証していきたい。好走パターンはA「栗東所属」B「4歳」C「前走2、4、5着馬」D「前走国内GⅠ、特に有馬記念組。または白富士S組」E「前走から距離短縮（GⅡ以外）」F「前走480キロ以上」。本命は全ての好データに該当するステラリア。

今週は13日に阪神競馬場で行われる『フィリーズレビュー』を予想していきたい。いつも通り過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を順番に消していく。

2022年フィリーズレビュー、中山牝馬ステークスの2レースを、過去10年のデータ分析とともにSPAIA編集部が予想していく。桜花賞トライアルのフィリーズRにはナムラクレアやマイシンフォニーらが参戦。毎年混戦模様となるレースだが、直近15年破られていない「消し」データがある。土曜に行われる中山牝馬Sは牝馬限定のハンデ戦。ここは血統に注目して本命候補を絞り込みたい。

今回は圧勝劇をキーワードにJRA平地重賞における最大着差勝利を調べてみた。1位は1998年金鯱賞のサイレンススズカと、1997年ステイヤーズステークスのメジロブライトがつけた「1.8秒差」。3位タイは1989年弥生賞（レインボーアンバー）と1987年札幌記念（フォスタームサシ）となった。

今週は金鯱賞。今年は昨年の大阪杯勝ち馬レイパパレ、エリザベス女王杯勝ち馬アカイイトと、2頭の実力ある牝馬が激突。さらにジャックドールやステラリア、グラティアスと勢いのある4歳勢が参戦を予定し、サンレイポケット、シャドウディーヴァ、ギベオンら実績あるベテラン勢と対決。今回はそんな金鯱賞の歴史を振り返る。

2022年3月13日に中京競馬場で行われる金鯱賞。このレースの過去データを紹介しながら、SPAIA編集部が予想する。レイパパレやジャックドール、サンレイポケット、ポタジェなど、大阪杯戦線でも期待がかかる強豪が集結した一戦。昨年は10頭立て最低人気のギベオンが驚きの逃げ切り。この激走につながった脚質と馬体重のデータは必見だ。

先週末は3つの重賞レースが行われ、弥生賞ディープインパクト記念（GⅡ・芝2000m）は2番手からレースを進めたアスクビクターモア、チューリップ賞（GⅡ・芝1600m）は一頭次元の違う脚で突き抜けたナミュール、オーシャンS（GⅢ・芝1200m）は7歳馬ジャンダルムが勝利。AI予想エンジンKAIBAの本命馬は期待に応えることができたのだろうか。

関西圏の冬開催が変則になり、中京開催の影響から短距離戦線は淀短距離S、シルクロードSと左回りが続いた。右回りに替わったオーシャンSは左右の得手不得手がカギを握った。右回りの中山で重賞2勝目をつかんだジャンダルム、3着ビアンフェは左回りに戻るGⅠが正念場になる。

今年のチューリップ賞は阪神JF1、3、4、7着馬が顔をそろえ、当時4着ナミュールが見事な競馬で逆転、暮れの雪辱を果たした。サークルオブライフは当時とは一転して先行策を披露、3着敗退も自在性を見せた。

2022年弥生賞ディープインパクト記念はアスクビクターモアが勝利。「ディープインパクト記念」というだけあって、今年は唯一のディープインパクト産駒が勝利、弥生賞産駒通算7勝目をあげた。重賞実績不問、昇級即通用のディープインパクト産駒の典型的な勝利だった。対してドウデュースのハーツクライ産駒は弥生賞未勝利、通算5回目の2着だった。

春の中山屈指の難解重賞中山牝馬Sは今年も例年通り混戦。GⅠ、GⅡから挑む組が苦戦し、前走がGⅢ以下だった馬が好成績。今年は展開面がポイント。シャムロックヒル、ローザノワール、ロザムール、逃げる馬を見極めたい。

2022年フィリーズレビューをデータから分析する。チューリップ賞よりメンバーが一段下がるフィリーズレビューは、桜花賞の起点になる阪神JF組を評価しつつ、1400mでこそ狙いたい馬を探していきたい。今年は紅梅S、エルフィンS組がカギを握る。

大阪杯GⅠ昇格にともない春に移った金鯱賞は、その前哨戦として豪華な顔ぶれになることが多い。今年も昨年覇者レイパパレと4連勝中のジャックドールが激突。それぞれ勝って本番に弾みをつけたい。なかでもジャックドールは重賞タイトルをつかみ、春の主役候補として進みたい。

2022年3月6日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念は田辺裕信騎手騎乗のアスクビクターモアが1着で入線。2着にはドウデュース、3着にはボーンディスウェイが入線した。

3月6日（日）に行われる2022年弥生賞ディープインパクト記念（GⅡ・芝2000m）。SPAIA予想陣4人中2人が本命、対抗2人と高評価だったのは、昨年の最優秀2歳牡馬ドウデュース。その他、東大ホースメンクラブはジュニアC披露した瞬発力と自在性ある脚質が魅力のインダストリア、坂上明大氏はアスクビクターモアに期待する。穴ではメイショウゲキリンの名前があがっており、どこまでしぶとく粘れるか注目だ。

3月6日（日）に中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念（GⅡ・芝2000m）でAI予想エンジンKAIBAが本命に推奨するのはドウデュース。過去10年で7勝の「前走1着」、4勝の「中9週以上」などデータの後押しがある。皐月賞に向けた2歳王者の始動戦、信頼度は高いと言えるだろう。

【2022弥生賞ディープインパクト記念予想】皐月賞へ向けての最重要ステップレースに11頭が集結。東大HCはジュニアCで大器の片鱗を見せたインダストリアを本命に推奨する。以下、印はドウデュース、リューベック、マテンロウレオと続く。

今週推奨するレースは日曜日に阪神で行われる障害未勝利戦。◎印はネビーイーム。前走は上手く先行できず道中位置を押し上げたが、その分最後の伸びを欠いてしまった。無駄に足を使わず、スムーズに先行できれば最後までしっかり伸びる馬。今回メンバー的に前で競馬できそうなのはプラス材料、人気はするだろうが頭は固い。