【チャンピオンズC】テーオーケインズ中心に揺るぎなし! 枠次第で面白いシャマルとバーデンヴァイラー

八木遊

過去10年のチャンピオンズC『非社台系生産』かつ『前走4角7番手以下』の成績,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

先週の『ジャパンC』は、シャフリヤールを本命に抜擢。3着に入ったヴェルトライゼンデも4番手で押さえていたが、対抗グランドグローリーから日本馬へのワイド馬券を本線にしていたため、的中とはならなかった。ただ、直後の京阪杯でジャパンCのマイナスを取り戻すことに成功した。

今週は日曜の中京メイン『チャンピオンズC』を予想する。いつも通り過去10年のデータを対象に複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、条件に当てはまった馬を消去していく。ただし枠順が絡む最後のデータだけは中京で開催された過去8年だけを取り上げた。また、特別登録はあるものの、名古屋グランプリに向かうケイアイパープルとラーゴムは対象外とする。

『非社台系生産』×『前走4角7番手以下』★0.0%★

1つ目の条件はほぼ毎週採用している生産者別データ。今回は過去10年で【5-5-9-84】(複勝率18.4%)の非社台系生産馬を取り上げたい。複勝率は20.4%の社台系生産馬とほぼ変わらないが、前走レースで4角7番手以下に位置していた馬は【0-0-0-37】(同0.0%)と全滅していた。まずはこの組み合わせから始めたい。

執筆時点で出走を予定している16頭のうち、このデータに当てはまったのは6頭。みやこSで重賞2勝目を挙げたサンライズホープ、同レースで0秒1差の4着に食い込んだ3歳馬のハピなどが真っ先に消去対象となった。

【今年の該当馬】
・サクラアリュール
・サンライズノヴァ
・サンライズホープ
・スマッシングハーツ
・タガノビューティー
・ハピ

『社台系生産』×『前走4番人気以下』★0.0%★

社台系生産馬との組み合わせでも【0-0-0-24】、複勝率0.0%のデータがあった。それが前走を4番人気以下で走っていた馬。前走4番人気以下の条件だけなら8頭が馬券に絡んでいるが、全て非社台系生産馬だった。

今年この条件に当てはまったのは上位人気が予想されるグロリアムンディとジュンライトボルトを含む4頭。ジュンライトボルトは前走シリウスSを勝ち勢いに乗るが、ダートGⅠはこれが初出走。今年はメンバーがやや手薄とはいえ、以下の4頭に関しては疑問符を投げかけたい。

【今年の該当馬】
・グロリアムンディ
・ジュンライトボルト
・レッドガラン
・レッドソルダード

『前走から距離短縮』×『サンデーサイレンス系』★0.0%★

3つ目のデータは前走からの距離変動別データを採用する。具体的には距離短縮組。過去10年の成績は【4-4-3-47】(複勝率19.0%)と悪くない。ただし、サンデーサイレンス系の馬は【0-0-0-14】(同0.0%)で、すべて馬券圏外に沈んでいた。

今年この条件に当てはまったのは、JBCクラシックから転戦してくるオーヴェルニュとクラウンプライドの2頭。クラウンプライドは3頭いる3歳馬の中では最有力候補といえる存在だが、ここは消去法に従って消しとする。

【今年の該当馬】
・オーヴェルニュ
・クラウンプライド

『前走時馬体重500kg以上』×『前走から斤量増』★5.9%★

4つ目は前走時の馬体重と斤量増減を組み合わせたデータ。具体的には前走時に500kg以上あった大型馬が今回斤量増で迎えたケースだ。過去10年の成績は【1-0-0-16】(複勝率5.9%)と馬券に絡んだのは1頭だけだった。しかもその1頭は阪神で開催されていたジャパンCダート時代(13年1着ベルシャザール)なので、中京ではまだ馬券に絡んだ馬がいない。

今年このデータに当てはまった5頭のうち4頭は消去済み。新たに対象となったのは3歳馬のノットゥルノだった。

【今年の該当馬】
・(クラウンプライド)
・(サンライズホープ)
・(スマッシングハーツ)
・(タガノビューティー)
・ノットゥルノ

『キャリア15戦以下』×『今回6~8枠』★7.7%★

※中京で開催された過去8年を対象

最後の消去データはキャリアと枠順の組み合わせ。キャリア15戦以下の馬が外目の6~8枠に入ると、過去8年の成績は【0-0-1-12】(複勝率7.7%)。唯一馬券に絡んだのは10番人気で3着に食い込んだ2年前のインティだった。

残っている3頭のうち、キャリア15戦以下の馬はシャマルとバーデンヴァイラーの2頭。もし今回該当枠に収まった時は消去対象となる。

【今年の該当候補】
・シャマル
・バーデンヴァイラー

全ての条件を終えて、確実に残るのは大本命のテーオーケインズだけ。もしシャマルとバーデンヴァイラーがそろって消えたときはテーオーケインズの単勝1点で勝負する。

【ライタープロフィール】
八木 遊
野球兼競馬ライター。スポーツデータ会社やテレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年には全重賞の予想、買い目、年間収支をTwitterに掲載したが、回収率は自己ワーストの46.4%に終わる。単複ワイドに絞った今年の回収率は68.7%(11月27日現在)。

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