2023年3月5日に中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念の枠順が確定した。少頭数かつ出走馬間の実力差も大きい年が多く、強い馬が外からスムーズに差してくる、というのが定番のパターン。過去10年で5勝を挙げる8枠が目立ち、特に単勝オッズが10倍を切れば【4-1-1-1】と圧倒的な成績を収めている。

近年は勝ち馬が後々GⅠを制する出世レースとなっているオーシャンS。2019年モズスーパーフレア、2020年ダノンスマッシュ、昨年のジャンダルムなどが記憶に新しい。今年はナランフレグなどの有力馬が安泰そう。登録馬に逃げ、先行型が少ないので、前々有利なこのコースで期待したいのがジャスパージャックの一発だ。

川崎競馬場を舞台に争われた牝馬限定のダートグレード競走、エンプレス杯（JpnⅡ・ダート2100m）は単勝1.6倍の1番人気に支持されたグランブリッジが勝利。前走のTCK女王盃に続いて重賞連勝を飾った。2馬身半差の2着にはヴァレーデラルナ、3着にはテリオスベルが入り、このレースがラストランだったサルサディオーネは果敢に逃げるも5着という結果だった。

2月の開催が終了した時点では、27勝で横山武史騎手がリーディング首位となった。同じく27勝も2着の差で2位となったルメール騎手は月間18勝の大活躍。3位は25勝で川田将雅騎手が続いている。

皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる最重要ステップ・弥生賞。ただ、弥生賞勝ち馬の皐月賞制覇は2010年のヴィクトワールピサ以降出ておらず、同コースとはいえ、求められる適性は微妙に異なります。血統面を中心に、弥生賞のレース傾向を整理していきましょう。

2023年3月4日に阪神競馬場で行われる第30回チューリップ賞。過去10年の成績を基にして傾向を調べていきたい。まず好走確率が上がるのはA「美浦所属」B「キャリア3戦」C「前走が阪神JF」D「前走4番人気以内、1番人気は特注」。本命は唯一の前走GⅠ組でマイナスデータのないドゥーラ。

2023年3月1日（水）にエンプレス杯（JpnⅡ・ダート2100m）が行われる。昨年のJBCレディスクラシック覇者ヴァレーデラルナや、TCK女王盃を制したグランブリッジ、このレースでラストランを迎える大井のサルサディオーネなど実力馬が参戦。データを見ながら検討していく。

今週は皐月賞の最初のトライアル『弥生賞ディープインパクト記念（以下、弥生賞）』が対象。いつも通り、過去10年のデータを対象に複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、条件に当てはまった馬を順に消去していく。

2023年弥生賞ディープインパクト記念、チューリップ賞をそれぞれ東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。東大HCは共同通信杯でも推奨したタスティエーラに再び本命を託す。新馬戦のラップタイムが優秀ということには変わりなく、皐月賞出走へ後がない今回は勝負度もひとしおだ。最低でも優先出走権獲得というミッション、無事に達成できるか。

2023年3月4日に行われるチューリップ賞とオーシャンステークス。この2重賞の過去10年データ紹介とともにSPAIA編集部が予想する。チューリップ賞は桜花賞の最重要トライアル。普段は「阪神JF上位馬を買っておけばいいレース」だが、今年はなんと1～5着馬がおらず、6着ドゥーラが再先着という異例のメンバー構成だ。例年の傾向が崩れる可能性も視野にいれながら、一発ありそうな伏兵を探していく。

2023年3月4日に阪神競馬場でチューリップ賞が行われる。過去10年の重要データと血統から推奨馬をピックアップ。今回は過去データ、前走不利データ、血統の3つの要素からドゥーラを推奨する。桜花賞への最重要ステップだけに内容にこだわりたいレースだ。

3月5日（日）、中山競馬場では弥生賞ディープインパクト記念（GⅡ・芝2000m）が行われる。過去10年のデータでは前走若駒S組が優勢となっているが、ホープフルS2着から挑むトップナイフ、共同通信杯で僅差の4着だったタスティエーラの巻き返しなるか注目だ。

今年の3歳牡馬クラシック戦線は、最優秀2歳牡馬に輝いたドルチェモアはマイル路線へ、ホープフルSを勝利したドゥラエレーデも別路線へと向かう模様で混沌としている。そうした中で最も期待するのは、荒削りながらも超一級の瞬発力が魅力のソールオリエンス。そして強い相手と戦い結果を残してきたという点ではファントムシーフ、ダービー候補としてはすみれSを快勝したシャザーンも楽しみな存在だ。

今週は土曜の阪神メインでチューリップ賞が開催される。ディープインパクト産駒が強い一戦としても知られているが、近年はキズナ産駒のマルターズディオサやミッキーアイル産駒のメイケイエールなどディープインパクト後継種牡馬の産駒も活躍を見せている。今回は桜花賞の前哨戦に集った牝馬から、重賞2勝馬キタウイングに注目。父はディープインパクト産駒のダノンバラードである。

2023年3月5日に中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念。上位3頭までに皐月賞への優先出走権が与えられるトライアルレースだ。このレースについて過去10年のデータを分析しながらSPAIA編集部が予想する。実績面ではホープフルS2着のトップナイフがもちろん最上位。データ上も前走GⅠ連対馬は複勝率100%と強力なものがある。対するグランヴィノス、タスティエーラなども素質の高い馬だが、ここはデビューから2戦の内容が興味深い1頭の名前が挙がる。

高松宮記念の前哨戦・阪急杯は昇級初戦のアグリが勝ち、新星誕生を確信させた。11秒台前半が並ぶラップ構成はスプリンターとしての資質の高さを示すもの。父カラヴァッジオと同じくスプリントGⅠ制覇に向けて現実味を帯びてきた。

中山記念の昨年勝ち馬はパンサラッサ。ドバイ、大阪杯を狙う実績馬と上がり馬の激突は例年通りの図式。勝ったのは実績馬ヒシイグアス。2年ぶり中山記念2勝目は宝塚記念のダメージから立ち直った価値ある勝利だ。2、3着は上がり馬で、今年も中山記念らしい結末だった。

2023年3月4日に中山競馬場で行われるオーシャンステークスを過去10年のデータとともに分析する。実績面は高松宮記念ナランフレグが首位だが、前残りのレース傾向にはそぐわないタイプ。別定の斤量2キロ増もあり、差し損ねる可能性が高い。先行力と中山適性が光るジュビリーヘッドが待望の初重賞獲りだ。

弥生賞ディープインパクト記念を過去のデータから展望する。弥生賞はもう10年以上、皐月賞馬こそ出せていないが、その先を展望する上で見逃せないレース。今年はホープフルS組の取捨がカギ。ここで抜け出し、日本ダービーまで展望できる馬はどの馬か。

阪神JFを起点に考えていい桜戦線だが、チューリップ賞の立場は近年微妙になりつつある。さらに今年は阪神JFからここに駒を進める馬が少なく、例年以上に難解なレースになった。

2023年2月26日、中山競馬場で行われた中山記念は松山弘平騎手騎乗のヒシイグアスが1着で入線。2着にはラーグルフ、3着にはドーブネが入線した。

2023年2月26日、阪神競馬場で行われた阪急杯は横山和生騎手騎乗のアグリが1着で入線。2着にはダディーズビビッド、3着にはホウオウアマゾンが入線した。

2023年2月26日に中山競馬場で行われる中山記念（GⅡ・芝1800m）。SPAIA予想陣の予想を見るとソーヴァリアントが筆頭の支持にはなったが、2番手以下とはあまり差がなく混戦ムード。ほか、ラーグルフ、スタニングローズ、シュネルマイスターらにも重い印が打たれている。

2023年2月26日に阪神競馬場で行われる阪急杯（GⅢ・芝1400m）。SPAIA予想陣4名の印を見ると、グレナディアガーズに本命対抗の支持が集まった。ほか、AI予想エンジンKAIBAが本命に据えたアグリや、好枠を引いたダディーズビビッドなどが続く形となった。

2月26日（日）の中山11Rに行われる中山記念（GⅡ・芝1800m）。国内外の春のGⅠ戦線に向けても要注目の一戦で、AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨するのはラーグルフ。前走中山金杯に出走した関東馬は勝率33.3%という好データも味方に重賞連勝を狙う。