2023年3月12日に中京競馬場で行われる金鯱賞。このレースについて過去10年のデータを復習しながらSPAIA編集部が予想する。末脚はGⅠ級のプログノーシスが断然の人気になりそうだが、ほかにも魅力的な馬は多数。開幕週の馬場、単騎逃げ濃厚のメンバー構成が味方しそうなフェーングロッテンに加え、馬体重大幅増の中山金杯で善戦したアラタも勝機ありだ。

あなたの馬券検討の役に立つかもしれないし、立たないかもしれない競馬のトリビアを、データとともに紹介していく不定期連載。今回は「3歳未勝利戦」にまつわるトリビアを取り上げます。

2023年3月12日に阪神競馬場で行われるフィリーズレビューの枠順が確定した。コース形態とハイペースになりやすいレース傾向が相まって、内枠が好成績を収めているレース。過去10年で1～3枠は【8-2-2-47】、特にマイルからの距離短縮なら【6-1-1-14】で単回収率300%をマークしている。

2023年3月11日に中山競馬場で行われる中山牝馬ステークスの枠順が確定した。過去10年では1枠が【0-0-1-16】と連対なし。対照的に8枠が複勝率35.0%、特に大外馬番は【3-0-2-5】複勝率50.0%で、昨年大穴を開けたクリノプレミアムも大外16番だった。4番人気以下での連対馬13頭のうち、12頭が5～8枠。高配当の使者は外枠からやってくる。

2023年3月12日に中京競馬場で行われる金鯱賞の枠順が確定した。過去3年の中京芝2000m、Aコース開幕週での枠順別成績を見る。すると1～3枠が勝率12%台、4～6枠は同8.8～9.4%、7～8枠は同4%台という結果で、内枠有利の傾向が見事に表れていた。なお7～8枠の6勝は全て、10頭以下の少頭数戦もしくは1番人気馬によるもの。外枠は減点材料だ。

川田将雅騎手の騎乗傾向をデータ分析。友道康夫厩舎の管理馬、単勝オッズ10.0～19.9倍、前走上がり2位以内の馬などで回収率が高く、狙い目となっている。

中山牝馬ステークスは昨年が173万馬券、一昨年は不良馬場でハンデ50kgの馬が2着など、荒れに荒れる牝馬限定のハンデ重賞だ。直近5年はいずれも軽ハンデ馬が馬券に絡んでおり、今年も斤量が軽い馬を検討していきたい。

大阪杯のステップレースに位置づけられる金鯱賞。今年は実績馬が少なく、例年と比較すると低調なレースレベルとなりそうです。とはいえ、怪我などにより出世が遅れた素質馬も多いため、同馬らの本質的な適性や本レースで求められる資質を血統面を中心に紐解いていきたいと思います。

2023年3月9日に大井競馬場で行われるフジノウェーブ記念。交流重賞の好走馬や中央のOP勝ち馬などがそろった好メンバーだが、明け4歳のプライルードに期待がかかる。ほか、アポロビビ、ギシギシ、デュードヴァン、ギャルダル、ルーチェドーロなども強力だ。

2023年3月11日に中山競馬場で行われる中山牝馬ステークス。このレース過去10年分のデータを紹介しながらSPAIA編集部が予想していく。重賞2勝馬のアートハウスが実績的にはズバ抜けた存在だが、数々の人気馬を沈めてきたハンデ重賞、今年もひと波乱見据えておきたい。12戦ぶりの激走をもくろむ5歳牝馬・スライリーに特注だ。

2023年3月12日に阪神競馬場で行われる第57回フィリーズレビュー。まず好走確率が上がるのはA「栗東所属馬」B「前走がマイル」C「社台ファーム生産馬」D「前走5着」E「前走1番人気」。本命はイティネラートル。

今週は12日に中京競馬場で行われる『金鯱賞』を予想する。いつも通り、過去10年（秋開催だった13～16年も含める）のデータを対象に複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、条件に当てはまった馬を順に消去していく。

2023年3月12日に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー。過去10年データの分析とともに、SPAIA編集部が予想する。ブトンドール、リバーラといった重賞実績馬をはじめ、やはりデータ上優勢なのは前走GⅠ組。また、距離延長組大苦戦のレースとしても知られ、「来ない」パターンも比較的明確にあらわれている。注意したい3つのデータとは。

2023年3月12日に阪神競馬場でフィリーズレビューが行われる。過去10年の重要データと血統から推奨馬をピックアップ。今回は過去データ、前走不利データ、血統の3つの要素から抽選対象ではあるがシングザットソングを推奨する。桜花賞への重要ステップだけに内容にこだわりたいレースだ。

3月12日（日）に中京競馬場で行われる金鯱賞（GⅡ・芝2000m）。過去10年のデータでは前走白富士S組が複勝率83.3%と最も好成績だ。牡馬相手にも結果を残しているマリアエレーナ、安定感と先行力のあるフェーングロッテン、末脚魅力のプログノーシスなど上位拮抗のメンバー構成となっている。

今週は土曜の中山メインで中山牝馬ステークスが開催される。昨年はオルフェーヴル産駒のクリノプレミアムが勝利。過去にはマイネサマンサやマイネイサベル、ヤマニンメルベイユといった魅力的な牝馬たちが勝ってきたレースでもある。今回は、今年1月に3勝目をあげた5歳馬スルーセブンシーズに注目。父はドリームジャーニーである。

2023年3月12日に中京競馬場で行われる金鯱賞。このレースについて過去10年のデータを見ながらSPAIA編集部が予想する。今年の主役はなんといってもプログノーシス。中日新聞杯は4着に敗れたものの、後半の伸びは衝撃的なものだった。鞍上もコンビ4戦4戦の川田将雅騎手に戻る想定で、確勝ムードすら漂う。そんな大器を負かすなら、開幕週と展開の利が得られる「逃げ」、そして6連勝中の「大型馬」から探してみたい。

GⅠ・5着以内がいないチューリップ賞はモズメイメイが絶妙な逃げで混戦を断った。桜花賞で狙いたいのは7着キタウイング。似たローテーションで桜花賞3着のスマイルカナと同じ着順で、ここは予行演習と割り切れる。

今年の弥生賞ディープインパクト記念は共同通信杯4着タスティエーラが制した。これが父サトノクラウンとの8年越しの父子制覇となった。サトノクラウンの父はマルジュであり、その父はラストタイクーン。懐かしき意外性の血は不思議と春に強かった。

2023年3月5日に行われたオーシャンステークスはヴェントヴォーチェが勝利した。強い内容だったが、常に安定してパフォーマンスを発揮するタイプではなく、扱いに注意が必要だ。敗れたナランフレグも、馬体重や斤量を考慮すれば高松宮記念へ向けて及第点の始動戦といっていい。

今年のフィリーズレビューは例年の傾向通り阪神JF10着以下がこぞって出走予定で、前走1勝クラス組がカギを握る。菜の花賞Vトラベログもいいが、ポリーフォリアやテンノメッセージに妙味を感じる。

大阪杯は豪華メンバーが出走を予定しているが、その前哨戦である金鯱賞はやや一枚落ちるメンバー想定。それだけに馬券妙味は十分ある。データに合致する馬が少ない今年も頼りになるのは白富士Sだ。

2023年3月11日に中山競馬場で行われる中山牝馬ステークスを過去10年のデータとともに分析する。牝馬限定のハンデGⅢらしく荒れやすい傾向にあり、1番人気濃厚のアートハウスは妙味に欠ける。5歳勢の伏兵スライリー、シャーレイポピーなどに注目だ。

2023年3月5日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念は松山弘平騎手騎乗のタスティエーラが1着で入線。2着にはトップナイフ、3着にはワンダイレクトが入線した。

2023年3月5日に中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念（GⅡ・芝2000m）。皐月賞と同舞台で行われる重要な一戦に、新進気鋭の3歳馬が集まった。過去10年でレース名に刻まれた種牡馬から7頭もの勝ち馬が出ているが、今年は出走なし。果たして後継種牡馬の産駒から勝ち馬は出てくるのか。そんな楽しみな一戦で、SPAIA予想陣4人がどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。