2020年9月21日に中山競馬場で行われるセントライト記念。例年、春のクラシックを戦ってきた馬が有利だが、東大HCは新興勢力3頭に期待するとか。今年は過去の傾向とは違う年？

2020年9月20日に中京競馬場で行われるローズステークスを京大RCが予想。前走オークス組の成績がいいのは百も承知で、狙ってみたい前走1勝クラスを勝ったばかりの馬とは？

9月12日には紫苑S、13日にはセントウルSと京成杯AHが行われた。この3重賞を振り返る。 紫苑Sを勝ったマルターズディオサ、セントウルSを勝ったダノンスマッシュはGⅠでも買えるのか？京成杯AHで敗れたものの強い競馬をしていた馬とは？そして、SPAIA予想陣の結果は果たしてどうだったのか？

秋の中山開幕を告げる紫苑S。重賞格上げ後は秋華賞好走馬を多く出し、年々重要度をあげている。今年は雨の影響もあり例年より遅い決着となったが、レース内容は時計以上に濃いものだった。

先週末の9月12日（土）に中山競馬場で紫苑S（GⅢ・芝2000m）、13日（日）は阪神競馬場でセントウルS（GⅡ・芝1200m）、中山競馬場で京成杯AH（GⅢ・芝1600m）と3つの重賞レースが行われた。紫苑Sはマルターズディオサ、セントウルSはダノンスマッシュ、京成杯AHはトロワゼトワルが勝利したが、AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨した馬はどのような結果となったのだろうか、振り返っていこう。

サマーマイルシリーズはトロワゼトワルが最終戦の京成杯AHを連覇、シリーズチャンピオンに輝いた。前後半800m46秒7－47秒2、バランスのとれた総合力が問われるレース、過去10年でもっとも遅かった勝ち時計1分33秒9、これら数字が導き出したのは今年のサマーマイルシリーズの過酷さだった。

サマースプリントシリーズ最終戦セントウルSはシリーズ非出走馬のダノンスマッシュ、ミスターメロディが1、3着。2着はマイルシリーズ転戦組のメイショウグロッケだった。スプリントシリーズ組はタイセイアベニールの4着が最高だった。勝ったダノンスマッシュは重賞6勝目。うち5勝がいわゆるGⅠのステップレース。いよいよ超一流へ向けてGⅠ奪取に挑む。

秋の3日間競馬最終日を飾るのは朝日杯セントライト記念。菊花賞の関東トライアルであるこのレースは関東馬が優勢、それも前走が日本ダービーだった馬が強い。ダービーで穴人気だった馬の巻き返しも多くみられるので、とにかくまずは日本ダービー組に注目したい。

中京施行のローズSは同競馬場に芝1800mがないことから、今年は芝2000mで行われる。コーナー4回の2000m戦は秋華賞と共通した部分であり、本番に向けて例年以上にチェックしておきたい。優勢なのは春の既成勢力である前走オークス組。オークスでの着差、人気、脚質から浮かび上がるのはデゼル、リアアメリア、リリーピュアハートだった。

2020年9月13日、中山競馬場で行われた京成杯オータムハンデは横山典騎手騎乗のトロワゼトワルが1着で入線。2着にはスマイルカナ、3着にはボンセルヴィーソが入線した。

2020年9月13日、中京競馬場で行われたセントウルSは三浦騎手騎乗のダノンスマッシュが1着で入線。2着にはメイショウグロッケ、3着にはミスターメロディが入線した。

2020年9月13日に中京競馬場で行われるのはセントウルＳである。 今年は中京開催で、過去のデータを使って予想する人には難解なレースとなったはず。 SPAIA予想陣の見解はどうだったのだろうか。 ダノンスマッシュが人気を集めそうだが、本命はSPAIA編集部のみ。AIに至っては無印にしている。開幕週の中京は内有利な傾向があり、大外枠が嫌われたか？ 意外に人気があるのがタイセイアベニール。場所は違えども、例年5歳が強い傾向があり、なおかつ前走北九州記念組、前走1、2番人気だった馬の成績がよかったことから本命に推された。前走2番人気だった同馬は今回人気が落ちるだろうし、狙ってみるのも面白い。

2020年9月12日に中京競馬場で行われるのはセントウルS。今年は例年の阪神ではないためデータ派にはツラい面もあるが、このレースをAIは◎トゥラヴェスーラ ○ミスターメロディ ▲ビアンフェ △ラヴィングアンサー ×シヴァージと予想し、1番人気濃厚のダノンスマッシュは無印評価としている。

2020年9月13日に中山競馬場で行われるのは京成杯AH。勢いのある3歳馬2頭をマイル戦線常連の古馬たちが迎え撃つレース。AIの本命は4歳牝馬の◎アンドラステ。以下、印は○アルーシャ、▲ラセット、△ルフトシュトローム、×スマイルカナと続く。

9月13日(日)に中京競馬場で行われるセントウルＳ(ＧⅡ・芝1200m)。重賞5勝馬ダノンスマッシュや昨年の高松宮記念優勝馬ミスターメロディ、重賞2勝の3歳馬ビアンフェなど多彩なメンバーが揃った。過去5年のデータからは若い馬が優勢だが、ベテラン勢にもチャンスはある。京大競馬研は3歳馬優勢のデータや展開も踏まえ快速馬ビアンフェを本命視。以下ダノンスマッシュ、タイセイアベニール、ラヴィングアンサーと続いていく。

サマースプリントシリーズの最終戦だが、スプリンターズＳの意味合いも強く、一線級が出走してくることが多いセントウルS（GⅡ・芝1200m）。PP指数の能力値1位のダノンスマッシュは当然ここでも勝ち負けになるが、叩き台に徹する可能性もあるだろう。その他、セイウンコウセイとミスターメロティのGⅠ馬の評価はどうなのか。出走各馬について詳しく分析する。

2020年9月12日、中山競馬場で行われた紫苑ステークスは田辺騎手騎乗のマルターズディオサが1着で入線。2着にはパラスアテナ、3着にはシーズンズギフトが入線した。

近走で実力を発揮できなかった馬の巻き返しを狙う「アフターケア馬券術」。初回となる今回は京成杯AHを予想。本命はスイープセレリタス。前走の函館SSは不得手なスプリント戦、出遅れ、4コーナーで大外を回すロスが重なっての敗戦だった。

2020年9月11日に中山競馬場で行われるのは紫苑S。オークス3着馬のウインマイティーが出走するものの、確固たる主役は不在の一戦だ。このレースでSPAIA予想陣4人中2人が本命に推したのがホウオウピースフル。土曜日は一日雨予報のため、直線急坂の内回り2000m、かつ力のいる馬場で妙味ありとの見解で3人が一致したが、AIはスカイグルーヴを本命にホウオウピースフルは無印評価としている。

2020年9月13日に中京競馬場で行われるのはセントウルＳである。 今年は京都競馬場の改修工事に伴い、中京競馬場で実施。 高松宮記念と同じ舞台となるので、好走馬には注目したいところ。 人気はダノンスマッシュに集まりそうだが、それを対抗に置いても狙ってみたい馬とは？

2020年9月13日に中山競馬場で行われるのは京成杯オータムハンデである。 このレースをSPAIA編集部が予想。 3歳馬スマイルカナ、ルフトシュトロームが人気しそうだが、今年の3歳馬は本当に弱いのかを考察。 また、本命には兄弟4頭中3頭がオープン以上のレースを勝った馬を推奨。狙ってみたい良血の穴馬とは？

2000年に施行されて以降、秋華賞では1着1回3着2回と軽視されてきた紫苑S組。それが、2016年のGⅢ格上後は、2016年1着ヴィブロスや2017年1着ディアドラなど本レースをステップに秋華賞で上位争いする馬が続出している。秋華賞を占ううえでも、紫苑S組の実績を精査することは欠かせない。トラックバイアス、ラップをもとに分析した結果、本命はホウオウピースフル、穴馬としてラヴユーライヴ、ミスニューヨークを推奨する。

秋華賞への切符を求めて、3歳牝馬18頭が中山競馬場で行われる紫苑S（GⅢ・芝2000m）に集結した。東大HCはオークスで5着に好走したマジックキャッスルを本命に推奨。春の実績馬を中心視し手堅く的中を狙う。以下、相手はウインマイティー、ホウオウピースフル、シーズンズギフトと続く。

9月12日に中山競馬場で行われるのは紫苑S。2016年の重賞格上げ以降、秋華賞の好走馬も数多く輩出している注目の前哨戦だ。このレースをAIが予想。印は◎スカイグルーヴ、 ○シーズンズギフト、 ▲マジックキャッスル、 △パラスアテナ、 ×ウインマイティーとなった。

2020年9月12日（土）に中山競馬場で行われるのは紫苑Sである。 重賞に昇格してから5年目になるが、本番の秋華賞でも、このレースから馬券圏内に来る馬が増えてきた。 今年のメンバーを見渡すと、チューリップ賞の勝ち馬マルターズディオサや忘れな草賞の勝ち馬で、オークス3着ウインマイティーなど実力馬が顔をそろえた。 今年も注目しておく必要がありそうなこのレースを東大ホースメンクラブが予想。 ここでは負けられない1頭とは？