騎手の花形でもある「逃げ」戦法。逃げの名手といえば武豊などベテランの名が挙がるが、若手で逃げを得意としているのは誰か。データを分析すると横山武史騎手が2020年、ルメールらを上回る21勝で勝利数トップ。また、馬券の上では逃げた際の回収率が極めて高い木幡育也騎手にも注目。

9月12日（土）に中山競馬場で行われるのは秋華賞トライアルの紫苑S（GⅢ・芝2000m）。重賞に格上げされて以降、ディアドラやカレンブーケドールなど好走馬が本番でも結果を残す傾向にあり、目が離せない一戦となっている。馬場適性の観点から出走馬を分析した結果、◎ホウオウピースフル、○ウインマイティー、▲レッドルレーヴ、△シーズンズギフト、×チェーンオブラブ、×スカイグルーヴを推奨する。

2020年9月13日に中京競馬場で行われるセントウルSの枠順が確定した。2走前から逃げの競馬に転じた重賞5勝馬ダノンスマッシュは8枠16番、同舞台で行われた高松宮記念で1位入線降着となったクリノガウディーは8枠15番に入った。

2020年9月13日に中山競馬場で行われる京成杯AHの枠順が決定した。サマーマイルシリーズ初戦の米子Sを勝っているスマイルカナは8枠16番、昨年のこのレースをレコード勝ちしたトロワゼトワルは5枠10番に入った。

2020年9月12日に中山競馬場で行われる紫苑Sの枠順が確定した。オークス3着馬のウインマイティーは8枠17番、チューリップ賞勝ち馬のマルターズディオサは5枠10番に入った。

2020年の3歳世代は夏競馬から重賞で不振が続く。3歳馬が夏競馬の古馬重賞でこれほどまでに凡走を重ねるケースは極めて珍しく、世代レベル全体の疑問視につながる。しかし条件戦では例年より優位に戦いを進めており、新種牡馬を中心に光明もある。

2020年9月11日より、JRAでは芝コースの状態を示す新たな指標として「クッション値」を公表。計測方法や馬場表層の水分量との関係、「基準値は8〜10」は身近なものに例えると何と似ているのか、3分で理解できるようにわかりやすく解説する。

9月13日に行われるセントウルS。今年は阪神ではなく中京での開催。どこまでデータが役に立つかだが、スプリンターズSの重要な前哨戦という位置付けは同じ。好成績の「5歳牡馬」「継続騎乗」に注目だ。

1994年有馬記念。その年の三冠馬ナリタブライアンが圧勝で制するなか、私は一頭の牝馬に目を奪われていた。ヒシアマゾンである。3歳（旧表記4歳）の牝馬が、6歳のライスシャワーを2馬身半も離し、牡馬の三冠馬に最後まで食い下がったのだ。その荒々しいまでの迫力はヒーロー列伝コレクションのポスターの「華やかな闘魂。」そのものであった。当時の重賞連勝タイ記録を達成するなど重賞9勝の活躍をし、6億9582万9000円を獲得した。

9月13日に中山競馬場で行われる京成杯ＡＨ。このレースをSPAIA編集部が予想。ハンデ戦で明確な主役不在の一戦だが、データから浮上してくる推奨馬とは？

9月13日に中山競馬場で行われる京成杯ＡＨ。中山で3戦全勝の3歳馬ルフトシュトロームらが出走する。このレースの過去10年（新潟開催の14年除く）データを動画でご紹介。サマーマイルシリーズ最終戦なのに前走マイル組がわずか1勝、など必見のデータあり。

過去10年の『京成杯AH』から複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。今年の『京成杯AH』ではどの馬が凡走する確率が高いのか、データで迫った。

4週間に渡って行われた3回新潟・2回小倉・2回札幌開催が終了。騎手リーディングはルメール騎手が14勝を積み重ねて132勝でトップ、12勝差で川田騎手が追いかける展開となっている。その他では3位福永騎手と4位松山騎手が好調だったのに対し、武豊騎手は失速して5位に転落するなど、順位に変動もあった。横山武騎手が大活躍した札幌開催をはじめとした競馬場ごとの開催リーディングとともに振り返る。

9月13日（日）に中京競馬場で行われるセントウルステークス。阪神競馬場のシンボルであるセントウルであるが、今年は例年と違い中京開催。よって過去のデータが使いにくく、難解となるレースを京大競馬研究会が予想。重賞5勝馬ダノンスマッシュが人気を集めそうだが、それより狙ってみたい馬とは？

9月12日（土）に中山競馬場で行われる紫苑ステークス。秋華賞トライアルとして知られるこのレース。今年の3歳牝馬クラシック路線を盛り上げてきたマジックキャッスル、マルターズディオサ、ホウオウピースフルが、ここでしっかり結果を残し本番に挑むのか？それとも上がり馬が勢いそのままに秋華賞の切符を手にするのか？果たして、東大ホースメンクラブはどのように予想をしたのだろう。

先週末は新潟競馬場で新潟記念、札幌競馬場で札幌2歳S、小倉競馬場で小倉2歳Sと3つの重賞レースが行われた。サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念はブラヴァス、札幌2歳Sソダシが白毛馬としてはJRA初の芝重賞制覇を達成。小倉2歳Sはメイケイエールが勝利した。AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨したワーケア、ジオルティ、モントライゼの結果とともに詳しく振り返る。

短い小倉の夏が終わった。特別警報級クラスの台風10号が接近、午後から雨風ともに強まる荒れた天候のなか小倉2歳Sは行われた。重まで悪化した芝コースは馬場読みが難しい状態ではあったが、モントライゼの川田将雅騎手はパーフェクトなコース取りをしたものの、それ以上の競馬を披露したのがメイケイエールの武豊騎手だった。

札幌2歳Sは白毛のソダシが勝利。秋が近い札幌の空の下を真っ白な馬体で力強く抜け出した。戦前には予想できなかったよもやのハイペースでリズムを崩された馬、自身の力を引き出された馬。その明暗は今後に向けてしっかり押さえておきたい。

夏の新潟フィナーレはサマー2000シリーズ最終戦の新潟記念。不良馬場で競馬が開催されて以来、痛みが進んだ芝コースは例年の新潟とはひと味違った。勝ち時計1分59秒9は馬場改修後で2番目に遅い記録ながら、その内容は色濃いものだったのである。

2020年9月12日（土）に中山競馬場で行われる紫苑Sは、秋華賞に向けて要注目のレースだ。

秋の中山開幕週は京成杯AH。野芝のみで施行されるこの開催らしく高速決着になることが多い。新潟施行の14年を除いた過去9回のデータでは関東馬が8勝、関西馬1勝と重賞としては珍しく関東馬が圧倒している。

サマースプリントシリーズ最終戦であり、GⅠスプリンターズSの最重要ステップレースのセントウルS。このふたつの性格があることを踏まえること、それがこのレース攻略のポイントとなる。強いのはサマーシリーズ転戦馬か休み明けのGⅠクラスか。今年はどうやらGⅠクラスに分がありそうな予感がする。

2020年9月6日、小倉競馬場で行われた小倉2歳Sは武豊騎手騎乗のメイケイエールが勝利が1着で入線。2着にはモントライゼ、3着にはフォドラが入線した。

2020年9月6日、新潟競馬場で行われた新潟記念は福永騎手騎乗のブラヴァスが1着で入線。2着にはジナンボー、3着にはサンレイポケットが入線した。

2020年9月6日に行われる重賞は新潟記念と小倉2歳S。この2レースのSPAIA予想陣の評価をご紹介。まずは新潟記念。3歳馬ワーケアが人気を集めそうだが、本命はAIのみ。それよりも2人に本命に推されたのが伏兵サトノガーネット。坂上氏によると、 「サトノガーネットの近走は久々や適距離外で力を出し切れず、前走2着も脚を余し気味。中2週と間隔を詰めて、2000mでの直線勝負となれば条件は揃ったか。勝利すればサマー2000シリーズ王者になれる大事な一戦なだけに、陣営の勝負度合いも高いとみる。」 とのこと。そこまで人気もしないだろうし狙ってみるのも面白い。小倉2歳Sは過去10年で1～3番人気の馬が9勝と勝ち馬は順当に決まることが多いレース。今年1番人気に推されそうなのが、前走2着を1.7秒ちぎって勝ったモントライゼ。勝ち方が派手だったし、今回も馬場が渋りそうなら崩れることはないか。