2022年2月20日にはいよいよ今年最初のGⅠ・フェブラリーSが行われる。冬の東京を舞台にダートの頂点を争うこのレースについて、過去のデータを参考にしながらSPAIA編集部が予想する。話題の中心はやはりソダシ。白毛、桜花賞馬の同馬が2度目のダート挑戦を迎える予定だ。好データ、懸念材料となるデータ、両面から分析していく。対するダートのマイスターたちはカフェファラオ、レッドルゼルらが待ち構える。狙い目は東京マイルへ特化した適性を持つあの馬だ。

先週末は3重賞が行われ、共同通信杯（GⅢ・芝1800m）はダノンベルーガ、京都記念（GⅡ・芝2200m）はアフリカンゴールド、クイーンC（GⅢ・芝1600m）はプレサージュリフトがそれぞれ勝利した。AI予想エンジンの予想結果は的中となったのか、レース結果を振り返る。

牝馬クラシック第1弾桜花賞は8週間後。ここから始動するベルクレスタはクイーンCのレベルをはかる基準になる。先着したプレサージュリフト、スターズオンアースは結果、内容そして記録をひも解くと、ベルクレスタと同等レベル。つまりはサークルオブライフを凌ぐ存在とまでは言えない。

伝統のGⅡ京都記念は12番人気アフリカンゴールドが逃げ切り、波乱決着。全体的に古馬中距離戦線が空洞化しつつある現れでもある一方、自力で動き、後続を封じたアフリカンゴールドの記録は決して展開に助けられただけではなかった。

前年にエフフォーリア、シャフリヤールを出したとあって、2022年の共同通信杯はさらに出走馬のレベルが一段あがった。重賞好走馬が複数いるなか、勝ったのは1戦1勝ダノンベルーガ。大人びたレース振り、繰り出した瞬発力、どれをとってもクラシック級といっていい。

2022年フェブラリーステークスには、テーオーケインズやマルシュロレーヌといったサウジ遠征を予定している馬が社会情勢を踏まえ、念のためここに登録。かなり豪華な顔ぶれになった。その2頭は18日出国予定。ここはソダシ復活のシナリオも十分考えられる。今年はステップレース組より前走東京大賞典組に注意したい。

スタミナ自慢が冬の東京に集う名物マラソンレース。有馬記念から挑むメロディーレーン、上がり馬テーオーロイヤル、万葉S、ステイヤーズS好走からここに挑む長距離常連組などデータから浮上する候補多数。今年も大混戦だ。

真冬のローカル開催小倉で唯一の重賞小倉大賞典は大混戦。相手関係も馬場も展開も読まないと的中にたどり着けない超難解レース。今年も穴なら高齢馬。小倉記念Vのアールスターは昨年の勝ち馬テリトーリアルと同じパターン。一発あって不思議ない。

2022年2月19日に阪神競馬場で行われる京都牝馬ステークスを過去のデータから分析。例年の好走パターンに合致する馬が不在で混戦模様だが、前走1着の勢いと5歳馬の好データからタンタラスやスカイグルーヴに期待がかかる。

2022年2月13日、東京競馬場で行われた共同通信杯は松山弘平騎手騎乗のダノンベルーガが1着で入線。2着にはジオグリフ、3着にはビーアストニッシドが入線した。

2022年2月13日、阪神競馬場で行われた京都記念は国分恭介騎手騎乗のアフリカンゴールドが1着で入線。2着にはタガノディアマンテ、3着にはサンレイポケットが入線した。

2月13日（日）、阪神競馬場では2022年京都記念（GⅡ・芝2200m）が行われる。SPAIA予想陣4人中2人がレッドジェネシス本命で一致。その他、ユーバーレーベンの名前も上がっており、4人中3人が4歳馬を評価している。一方で京都大学競馬研究会は先行馬が少ないという点から展開の利があるレッドガランを推奨している。

2月13日（日）に東京競馬場で行われるのは2022年共同通信杯（GⅢ・芝1800m）。SPAIA予想陣4人中3人から本命として名前が上がったのはダノンベルーガ。新馬戦で披露した瞬発力に魅力を感じるという意見が多かった。編集部競馬班はジオグリフが本命。こちらも全員から上位で名前があがっており、評価が高かった。

2月13日（日）に阪神競馬場では2022年京都記念（GⅡ・芝2200m）が行われる。AI予想エンジンKAIBAは「前走菊花賞」「ディープインパクト×母父Storm Cat」「前走から斤量減」と3つのデータに加え、2200mで連対率パーフェクトという距離実績からレッドジェネシスを本命とした。

【2022共同通信杯予想】活躍馬を多数輩出してきたクラシックへの登竜門に11頭が集結。東大HCは新馬戦で抜群の上がりを見せたダノンベルーガを本命に推奨する。以下、印はアサヒ、ジオグリフ、アバンチュリエと続く。

今回推奨するレースは日曜阪神ダート1400mで行われる4歳以上2勝クラス。本命に推すのはワンダーイチョウ。阪神ダート1400mでは【2-4-0-1】と好成績を残しており、これまで経験してきたレースのレベルも高くここでなら勝ち負けになると判断した。

勝ち上がりを決めた馬たちの分水嶺となる一戦。ここを勝ってユニコーンSやジャパンダートダービーに向けて視界良好といきたいところ。新馬戦で2着に3秒3差をつけたタヒチアンダンスに15頭が挑む構図だ。

強力な17体のAI予想家陣が10個以上の◎をつけた馬の中から、1頭を「スペシャル鉄板馬」と銘打って特別公開！本日は2月13日（日）の「スペシャル鉄板馬」をピックアップ。

2022年2月13日に行われる京都記念と東京新聞杯。この2重賞を東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。ジオグリフ、アサヒ、ダノンスコーピオンなど実績馬が集結した共同通信杯だが、東大HCはダノンベルーガに期待を寄せる。新馬戦で見せた上がり33.1の末脚で、皐月賞への新星誕生となるか。

SPAIA競馬の有料コースコンテンツ、レース予想AI・KAIBAが自信を示す2月13日（日）のレースから、メインレースを除いた10レースの本命馬を無料で紹介する。

共同通信杯は皐月賞への優先出走権こそないが、前哨戦としての意味合いを持つレースだ。同レースは良馬場で5F通過49秒台後半の「超」のつくスローペースになることもあり、逆にハイペースになったことは過去10年でゼロ。何が何でも逃げたい馬が不在のここは、例年の傾向どおり逃げ、先行馬が有利と見て、予想を組み立てたい。

2月13日（日）に東京競馬場では2022年共同通信杯（GⅢ・芝1800m）が行われる。過去10年で4頭の皐月賞馬を輩出している一戦でAI予想エンジンKAIBAが本命に推奨したのはダノンベルーガ。「前走2000m」「前走上がり1位」「ノーザンF生産」という圧倒的な結果を残している3つのデータを信頼する。

2月12日、東京競馬場で行われたクイーンCは戸崎 圭太騎手騎乗のプレサージュリフトが1着。2着はスターズオンアース、3着にはベルクレスタが入線した。

2月13日（日）に阪神競馬場で行われる2022年京都記念（GⅡ・芝2200m）。今年はやや小粒なメンバー構成だが、ユーバーレーベンやサンレイポケット、ジェラルディーナなど素質馬が揃った。京大競馬研は阪神開催だった昨年に注目し、今年も昨年と同様に前残り決着になると予想。そこで本命は好位から運べるレッドガランとした。対抗に近2走で先行して復活してきている穴馬アフリカンゴールド、以下はユーバーレーベン、ジェラルディーナ、マリアエレーナ、サンレイポケット、タガノディアマンテまで印を回している。

2月12日（土）に行われる2022年クイーンC（GⅢ・芝1600m）は後のGⅠホースを多数輩出している注目のレース。AI予想エンジンKAIBAは複勝率47.1%の「前走2着」、勝率18.2%、複勝率63.6%の「0.1秒差以内の負け・関東馬」などに該当するスターズオンアースに期待する。