【桜花賞】AIの本命はビップデイジー 「前哨戦負け」はむしろ好材料!単回378%、複回221%の好データあり
SPAIA編集部

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例年以上に「阪神経験」が輝く?
13日に阪神競馬場を舞台に争われる桜花賞(GⅠ・芝1600m)。今年の3歳世代は2歳女王決定戦の阪神JFが京都で開催された世代であり、また当時不在だった“別路線”からの有力馬も複数いるため、例年以上の混戦ムードとなっている。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ビップデイジー
●短評
栗東・松下武士厩舎が管理するサトノダイヤモンド産駒。これまで重賞勝ちこそないが、2歳GⅠの阪神JFで2着に食い込んだ実力馬で、前走は同舞台のGⅡ・チューリップ賞で3着とこの世代の牝馬の上級条件で崩れずに善戦を続けている。
●データ
過去10年の桜花賞では前走で今回と同じ「阪神の重賞」を使っている馬が【7-10-7-81】と馬券内30頭のうち24頭を占める。なかでもその前走で1番人気に推されていた馬は【5-3-3-10】勝率23.8%、複勝率52.4%の好成績で、回収率も単勝259%、複勝率159%と妙味も十分だ。
特に今年の3歳世代はデビュー時から阪神競馬場の開催が休止していたこともあり、阪神コースの経験が皆無という馬も少なくない。例年以上に“阪神経験”の有無がカギとなる可能性は大いに考えられる。
また、ビップデイジーは前走で3着に敗れてしまっているが、上述の「前走阪神の重賞で1番人気」のデータに着順を掛け合わせてみると、前走1着馬が【2-1-1-4】で単勝回収率65%、複勝回収率58%に対し、前走2着以下に負けた馬は【3-2-2-6】単勝回収率378%、複勝回収率221%をマーク。好走率は大差ないなか、妙味では後者が圧倒的優勢だ。前走の負けで過小評価されるのであれば、むしろ狙い目となる。
AI予想エンジンKAIBA
◎ビップデイジー
◯エリカエクスプレス
▲トワイライトシティ
△エンブロイダリー
×アルマヴェローチェ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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