クラシックへの「裏街道」的な役割を果たす3歳限定重賞・きさらぎ賞。今年は例年とコースも距離も違う、中京芝2000mでの施行となる。このレースをSPAIA編集部が予想。ホープフルSで3着のヨーホーレイクが人気の中心となりそうだが、可能性あふれる良血馬は他にもいる。新馬戦で強敵を破っている1頭に注目だ。

2021年1月31日、東西ではGⅠレースに向けた前哨戦2レースが行われた。根岸Sはレッドルゼル、シルクロードSはシヴァージがそれぞれ勝利。AI予想エンジンKAIBAはこれらのレースをどう見ていたのか、そして予想は的中となったのか振り返っていこう。

根岸SはフェブラリーSに直結する前哨戦。2016年から5年連続で根岸S組がフェブラリーSで馬券圏内にくる。そのデータを掘り下げると、根岸S2着以内が必須条件。2021年で言えばレッドルゼルかワンダーリーデルに絞られる。そのデータをあえて覆すとすれば、4着アルクトスではなかろうか。

２０２１年シルクロードSは芝転向後いつもいい脚を使いながら掲示板止まりだったシヴァ―ジが重賞初制覇。福永祐一騎手が示した勝つための競馬はお見事の一語。そこから見えてくるシヴァ―ジの必勝パターン、そして2着ライトオンキューも含め高松宮記念を勝つ条件が見えた一戦だった。

例年混戦模様の東京新聞杯はかつて1番人気が11連敗した過去がある。押し出される形で1番人気に支持される馬が多いためだろう。馬券妙味があるのは牝馬、とりわけ前走エリザベス女王杯組が好走する確率が高く、シャドウディーヴァはそのデータに合致する。

きさらぎ賞は京都競馬場から中京競馬場に舞台が移された。条件は外回りのワンターン芝1800ｍからコーナー4つの芝2000ｍと大きく変更された。レース傾向はいつもの過去10年データではなく、このコースに強い血統傾向を使用する。

2021年1月31日、東京競馬場で行われた根岸ステークスは川田騎手騎乗のレッドルゼルが1着で入線。2着にはワンダーリーデル、3着にはタイムフライヤーが入線した。

2021年1月31日、中京競馬場で行われたシルクロードステークスは福永騎手騎乗のシヴァージが1着で入線。2着にはライトオンキュー、3着にはラウダシオンが入線した。

2021年1月31日に中京競馬場で開催される短距離重賞、シルクロードS。昨年の高松宮記念で2位入線、繰り上がり優勝を果たしたモズスーパーフレアが中心になりそうだが、SPAIA予想陣の見解はシヴァージ本命が2名、ヴェスターヴァルト、クリノガウディーが各1名、なんとモズスーパーフレアが無印となった。

2021年1月31日、開幕週の東京メインを飾るのは根岸S。2頭の芝GⅠ馬を始め、カペラS2着馬レッドルゼルなどにも注目の集まるレース。SPAIA予想陣の本命はレッドルゼル、ワンダーリーデル、デザートストーム、サブノジュニアの名前が挙がった。

GⅠ・フェブラリーSの前哨戦、根岸Sに16頭が集結。東大HCは距離短縮勢のなかでも末脚堅実な8歳馬ワンダーリーデルを本命に大抜擢。穴サイドから高配当ゲットを目論む。以下、印はアルクトス、レッドルゼル、タイムフライヤー、ステルヴィオ、テイエムサウスダン、デザートストーム、ブルベアイリーデと続く。

2021年1月31日の東京メインは根岸ステークス。タイムフライヤーを始め、芝GⅠ馬が2頭、ダートJpnⅠ馬が3頭出走する。このレースをAI予想エンジンKAIBAは◎レッドルゼル ○ステルヴィオ ▲スマートセラヴィー △スマートダンディー ×アルクトスと予想した。

中京でシルクロードS、東京では根岸Sの2重賞が行われる2021年1月31日の中央競馬。それぞれ京大競馬研究会、東大ホースメンクラブが予想する。荒れ馬場、ハイペースが想定されるシルクロードS、近年は追い込み馬の活躍が顕著な根岸S。どちらも狙いは後方一気に賭ける馬となった。

旧根岸競馬場の名を冠した伝統のダート重賞、2021年根岸ステークス。昨年のエルムSを勝ったタイムフライヤーや南部杯勝ち馬アルクトスらが中心格だが、混戦模様。このレースをSPAIA編集部が予想。真っ先に名前が挙がったのはカペラS2着のあの馬。差し脚を生かしたいタイプだけに、直線の長い東京で念願の初タイトル奪取に期待がかかる。

フェブラリーSの前哨戦である根岸S。近年は差し・追い込み馬の活躍が目立っており、逃げ馬が馬券に絡んだのは2008年2着のタイセイアトムまで遡らなければならない。今年も雨の影響で平均より速い流れになりそう。そうした点も踏まえた結果、PP指数の能力値2位だったレッドルゼルが最有力候補と言えるだろう。また穴馬としてはメイショウテンスイに注目した。

2021年1月31日に中京競馬場で行われるのはシルクロードS。1月の施行ながら、近年は高松宮記念のステップレースになりつつある短距離重賞だ。このレースをAI予想エンジンKAIBAは◎ヴァスターヴァルト ○ライトオンキュー ▲トゥラヴェスーラ △ラウダシオン ×シヴァージと予想した。

1月31日（日）に中京競馬場で行われるシルクロードS（GⅠ・芝1200m）。昨年の高松宮記念勝ち馬モズスーパーフレア、昨年のNHKマイルC勝ち馬ラウダシオンなど、好メンバーが揃った。中京は先週の雨が影響してかなり馬場が痛んでおり、外差しが決まるようになってきている。そこで京大競馬研は、荒れ馬場得意の差し馬シヴァージを本命に推す。以下も馬場適性を重視しエイティーンガール、ライトオンキューと続き、クリノガウディー、ラウダシオンまで印を回す。

変則開催によって中京を舞台として行われる2021年シルクロードS。モズスーパーフレアやライトオンキューらが中心とみられるこのレースをSPAIA編集部が予想。昨年の高松宮記念を勝った後にも、超ハイペースの北九州記念を逃げ2着など、負けて強しのレースが続くモズスーパーフレア。だが、同馬と同じくGⅠ勝ち馬で、先行力に長けたあの伏兵も侮れない。

中京ではシルクロードS、東京では根岸Sと、芝ダートの短距離重賞が開催される日曜の中央競馬。SPAIA編集部が推奨馬をあげていく。シルクロードSは昨年の高松宮記念でも健闘した古豪を穴として推奨。根岸Sはレース傾向に合致した実績馬の末脚が活きると見る。

2021年1月31日に中京競馬場で開催されるシルクロードSの枠順が確定した。昨年の高松宮記念で繰り上がり優勝したモズスーパーフレアは●枠●番、NHKマイルC勝ち馬のラウダシオンは●枠●番に入った。

2021年1月31日に東京競馬場で開催されるダート重賞、根岸Sの枠順が確定した。現在、重賞3週連続勝利中のルメールが騎乗するタイムフライヤーは3枠6番、南部杯勝ち馬のアルクトスは7枠14番に入った。

2020年には167勝を挙げ、ルメール騎手に次ぐリーディング2位を守った川田将雅騎手。イメージ通り中内田師とのコンビで堅実、またGⅡで信頼できる一方、短距離戦や荒れ馬場を意外にも苦手としている。

2021年1月31日（日）に東京競馬場で行われる根岸ステークス。昨年の優勝馬モズアスコットがフェブラリーSを制するなど、本番にも直結してくるレースだ。今回はレース当日の含水率、勝ちタイム、上がりタイムから各馬の馬場適性を分析。その結果、予想は◎デザートストーム、○ヘリオス、▲タイムフライヤー、△メイショウテンスイ、×レッドルゼルとした。

東京開催の開幕日、中京はBコース替わりになる1月30日の中央競馬。特別レースからSPAIA編集部が狙っている馬を紹介する「3分予想」。東京のメインレースは白富士S。開幕週の良好な芝を味方につける馬が狙い目。3歳リステッドのクロッカスSにも、短距離・マイル戦線での出世に期待のかかる1頭がいる。

先日より小倉競馬が開幕。最低人気馬の勝利、3連単600万馬券など波乱続きの小倉開催。最も荒れるのはどの条件か過去のデータから調べてみると、芝1200ｍ、3勝クラスが該当した。週末にはこれに合致する巌流島ステークスが行われる。小倉巧者のニシノドレッシーあたりから高配当を狙いたい。