【小倉大賞典】AIの本命は“4億円ホース”ホウオウプロサンゲ 好データ「前走2000m」「逃げ、先行馬」に該当

SPAIA編集部

2025年小倉大賞典 AI本命馬 ホウオウプロサンゲ,ⒸSPAIA

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AIは逃げ、先行タイプを重視

23日に小倉競馬場を舞台に争われる小倉大賞典(GⅢ・芝1800m)。今年は前年1~3着馬のエピファニー、ロングラン、セルバーグにくわえ、芝初参戦となるダート路線の大物ヤマニンウルスなど好メンバーがそろった。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ホウオウプロサンゲ

●短評
栗東・矢作芳人厩舎のキズナ産駒で取引価格は4億円超の超高額馬。素質は高く、2歳時にはアイビーSでのちのGⅠ・2勝馬レガレイラに先着したこともある。

クラシックでは爪痕を残せなかったが、昨夏以降は古馬相手に6戦3勝と順調に勝ち上がってオープンクラスに昇格した。これまで、最初のコーナーを先頭で通過した場合は【2-2-0-0】と「パーフェクト連対」で好走パターンはシンプル。ここでも本馬の初動に注目したい。

●データ
過去10年のデータでは、前走2000mを走った馬が【7-4-5-57】7勝をあげ、複勝率も21.9%と良好。さらに「栗東所属の4歳」に絞ると【1-1-0-3】で勝率20.0%、複勝率40.0%と上昇する。

また、前記データで連対した2頭はいずれも先行脚質での好走だった。実際、同期間での脚質別成績では「逃げ、先行」が【7-1-6-33】勝率14.9%、複勝率29.8%と活躍しており、回収率も単:119%、複:145%と黒字域だ。AIの印を見ても5頭中4頭が逃げ、先行タイプとなっており、対抗印以下の馬にも注目したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎ホウオウプロサンゲ
◯ヤマニンウルス
▲コスモブッドレア
△エピファニー
×シルトホルン

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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