先週、SPAIAで予想したレースは、土曜日に阪神競馬場で行われたアーリントンC（GⅢ・芝1600m）と日曜日に中山競馬場で行われた皐月賞（GⅠ・芝2000m）の2レース。まずはアーリントンCから振り返っていこう。

今回、ぶっつけ本番で皐月賞取りを狙う馬がいる。それがサートゥルナーリアだ。前走のホープフルS（GⅠ）を見るとただ者ではないと思わせるような完勝だった。あの走りをすればここもあっさり勝てるだろう。しかし、皐月賞馬になるためには大きなハードルが2つある。

4月13日（土）に阪神競馬場で行われるのがアーリントンC（芝1600m）。もともと2月末から3月頭に行われていたが、昨年よりNHKマイルCの前哨戦となり、この時期に移行された。3着までに優先出走権が与えられるため、注目しておきたい一戦である。

牡馬クラシックの第一弾、皐月賞（GⅠ・芝2000m）の過去10年の成績を見てみると、1番人気がわずか2勝のみ。ここ2年は1～3番人気以内の馬が馬券圏内を外しており、波乱のレースが続いている。今年は無敗馬2頭が参戦してくるが、果たしてどのような決着となるのか、馬場傾向と各馬の馬場適性を分析した適性分布図をもとに占っていく。

4月14日（日）に皐月賞が行われる。桜花賞同様に前哨戦を使わず、今年緒戦の馬が勝ってしまうのか？それともデータ通りの結果になるのか？注目の皐月賞を予想していく。

2013年のロゴタイプ以来、1番人気馬が勝利していない皐月賞。波乱含みの一戦との見立てで間違いはない。ではなぜ波乱が起こり得るのか。近年のレース傾向を掘り下げて振り返ることで、要因を探ってみたい。

一般的には、セン馬にするとホルモンバランスが変わり、筋肉が柔らかくなるため競走寿命が伸びると言われているが、果たしてそれは本当なのだろうか。過去3年のデータから分析してみる。

4月1日に蹄葉炎のため、ウオッカがイギリスで死亡した。そんなウオッカを追悼して、競馬場には献花台と記帳台が設置された他、4月6日の3場のメインレースは「ウオッカ追悼競走」としてレースが施行された。その追悼レースの1つ、中山競馬場で行われたニュージーランドTを制したのはワイドファラオだった。管理する角居厩舎はウオッカも在籍いていた厩舎。そのウオッカがつないだドラマとは？

4月6日、7日に阪神競馬場で阪神牝馬S、桜花賞が行われた。阪神牝馬Sを勝ったのはミッキーチャーム、桜花賞を勝ったのはグランアレグリア。果たしてSPAIA予想陣の予想はどうだったのか？両レースを振り返っていく。

3歳クラシックの幕開けを飾る桜花賞（GⅠ・芝1600m）。今年も2歳女王のダノンファンタジーをはじめとした豪華メンバーがそろった。今週も、先週の阪神競馬場の馬場状態を分析するとともに、各馬の馬場適性を重視した予想を行なっていく。

GⅠ・NHKマイルCへの3枚の優先出走権をかけて争われるニュージーランドT（G Ⅱ・芝1600m）。昨年は2着となったケイアイノーテックがNHKマイルCを制しており、注目しておきたいレースだが、今年は抜けた馬がおらず、混戦模様となっている。そこで先週の中山競馬場の馬場状態から分析した注目馬および危険な人気馬を紹介する。

4月6日（土）に阪神牝馬S（芝1600ｍ）が行われる。このレースはヴィクトリアマイルの前哨戦だけに注目しておきたいレース。GⅡにしては豪華なメンバーがそろっただけに、果たしてすんなりと予想がまとまるのか？

桜の女王の座をかけて争われる桜花賞（GⅠ・阪神 芝1600m）。2009年の優勝馬で、その後牝馬三冠を制したアパパネ以来、2歳女王による同レース制覇は成し遂げられていない。そこで今年10年ぶりの制覇に挑むダノンファンタジーは、歴代の桜花賞馬に匹敵する力を兼ね備えているのか、インフォグラフィックを用いて比較、分析していく。

桜花賞が行われる阪神競馬場は2006年末にコースの大改修を施工した。同じ右回りでも、全く別物と考えていいだろう。よって、今回は外回りコースで施行された2007年以降のデータを参考に桜花賞を予想していく。

春の訪れとともに本格的な競馬シーズン到来を告げる、クラシック第一弾、桜花賞。過去4年は単勝1倍台の馬が敗戦している。敗因は明確なのだが、戦前の見解には少々の違和感も生じる。

3月30日にドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイワールドカップデーには、日本からは9頭（ケイティブレイブは出走取消）が出走した。その中から日本で馬券発売が行われたGⅠ4レースの結果を振り返ってみよう。

先週、SPAIA予想陣が予想したレースは大阪杯とダービー卿CT。GⅠ大阪杯は北村友騎手のうまさが光ったレースだった。レースの戦況とともに、予想を振り返っていく。

2017年からGⅠに昇格し、春の中距離戦線における重要な位置付けを確固たるものとした大阪杯。今年も有馬記念を制したブラストワンピースをはじめとした豪華メンバーが揃った。そんな大阪杯を血統的な観点から検証してみた。

年間5戦を全勝。牝馬三冠制覇。ジャパンカップでの圧勝。年度代表馬選出。 ──そんな数々の記録を打ち立てたアーモンドアイ。 2019年初戦となるドバイターフは、日本馬が4勝（アドマイヤムーン・ジャスタウェイ・リアルスティール・ヴィブロス）を挙げている得意の舞台なだけあって、勝敗ではなく「どのような勝ち方をするか？」に焦点があたっている節すらある。 しかしデータから見ていくと、アーモンドアイの前に2つの壁が立ちはだかっているようだ。 今回はドバイ4競走（ドバイWC、ゴールデンシャヒーン、ドバイシーマクラシック、ドバイターフ）の過去データから、アーモンドアイのドバイターフ制覇にあたって、逆境となるものを紹介していく。

3月30日（土）に中山競馬場で行われるダービー卿ＣＴ（GⅢ・芝1600m）。過去10年では、モーリス（のちに香港GⅠ3勝など）、トウケイヘイロー（のちに重賞3勝）、ショウワモダン（のちに安田記念制覇）など意外にも数多くの名馬を輩出している。そんな名馬への登竜門とも言えるレースをデータから分析、予想していく。

3月30日、ドバイ・メイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデーに、今年は10頭の日本馬が出走する。それに伴い、日本馬が出走するGⅠ4レースで馬券発売が行われる。馬場適性を重視した予想から導き出した注目馬を紹介する。

大阪杯はGＩに昇格して今年で3年目。過去2年だけのデータではさすがに心もとないので、今回はローテーションやステップレースより、この条件に強い種牡馬や人に焦点を当てて予想していく。

3月23日と24日に毎日杯、日経賞、そして春のGⅠ戦線の開幕を飾る高松宮記念の3つの重賞レースが行われた。レース内容とともにSPAIA予想陣の予想結果について振り返っていく。

3月24日（日）に中京競馬場でGⅠ高松宮記念（芝1200ｍ）が行われる。中京競馬場は7年前にコースの改修工事が行われ、コース形態ががらりと変わった。芝の状態が安定しないのが厄介なところだが、ここ2年は速くもなく遅くもなくの競馬場になってきた感はある。ならば、データはここ2年の中京芝1200ｍのものを重視して予想を行なっていきたい。

今週末は、天皇賞・春（GⅠ・芝3200m）の前哨戦である日経賞（GⅡ・芝2500m）が行われる。近年は、天皇賞・春との相性が決していいとは言えないが、ここから宝塚記念（GⅠ・芝2200m）を目標にする馬もいることから、見逃せないレースだ。