アルアインが大阪杯で復活V 予想は大阪杯、ダービー卿CTとも大当たり

SPAIA編集部

アルアイン,Ⓒ明石智子

Ⓒ明石智子

うまさ光った北村友騎手

先週、SPAIA予想陣が予想したダービー卿CT、大阪杯を振り返っていこう。

まずはGⅠ大阪杯から。大阪杯は北村友騎手のうまさが光ったレースだった。

大方の予想に反して、キセキではなくエポカドーロがハナへ。平均よりやや遅いくらいのペースだった。4角手前から2番手のキセキが早めにプレッシャーをかけていく形。ここでこれに動ずることなくアルアインは最内でじっとして、直線に向かうと、前がきれいに空いたタイミングで追いだしを開始。最後までしぶとく足を伸ばして後続の追撃を何とかしのぎ切った。2着はキセキ。3着は内からじりじり足を伸ばしたワグネリアンが入った。

予想は、『【大阪杯】ブラストワンピースに不安要素あり! 鍵を握るのは「サンデーサイレンスの血」』のコラムが大当たり。北村友騎手のうまさもあったが、5歳になってもアルアインの力は衰えていないということを証明したレースでもあった。

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今後も注目フィアーノロマーノ

続いてダービー卿CT。予想通りマルターズアポジーがハナへ。エイシンティンクルが2番手。マルターズアポジーがスイスイと飛ばし、最初の600mを33秒台で通過する。

さすがに飛ばしすぎで前に苦しい展開かと思ったが、勝ったのは前から4番手に位置取ったフィアーノロマーノ。着差は小差でも、内容的には非常に濃い勝ち方だった。2着は中団から足を伸ばしたプリモシーン、3着はしぶとく伸びたマイスタイルが入った。

フィアーノロマーノ,Ⓒ三木俊幸

Ⓒ三木俊幸

勝ったフィアーノロマーノは南半球産の遅生まれ。5歳でもまだまだ伸びしろがありそうで、今後が楽しみである。

予想は見事的中。「前走1600万組」を使った馬の複勝率がここ10年で50%というデータを重視したのがよかった。

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