2021年7月18日に行われる中京記念、前日の土曜に函館で行われる函館2歳S。この2レースについてデータを見ながらSPAIAが予想する。 昨年は3連単330万馬券が出るなど波乱傾向の中京記念。小倉芝1800mでの開催となる今年、このコースで好成績を残す2名の騎手に注目だ。函館では今年の2歳世代最初の中央重賞。一番星に輝くのはどの馬か。

2021年7月17日に函館競馬場で函館2歳ステークスが行われる。馬券のカギを握るのは函館巧者の騎手と種牡馬で、特に地元函館市出身の丹内祐次騎手らに注目。新馬戦を3番手から抜け出すレースで勝利したカワキタレブリーに期待だ。

2021年7月10日（土）の小倉5Rには芝1200mの新馬戦が行われた。勝利したのは姉にベルカント、イベリスという重賞勝ち馬がいる良血馬サイードだった。勝ちタイムは平凡だったものの、前半ペースが上がったところでは脚をため、勝負どころで自ら動いていって差し切るという中身の濃いレースぶりだった。

昭和の時代にエリモジョージ、ニッポーテイオーといった名馬が勝利した伝統の一戦、2021年函館記念が開催される。ベテラン勢が活躍するレースとしても知られており、今年は昨年の1〜3着馬が揃って出走予定。名勝負を期待しながら、函館記念の歴史を振り返る。

2021年7月18日に函館競馬場で行われる函館記念。夏競馬期間は毎週のように開催されるハンデGⅢの一つだ。過去10年のデータを分析しながらSPAIA編集部が予想する。 出否不透明ながら、ダートGⅠ馬・カフェファラオの登録もあってより難解な様相となる今年。そんな中、高確率で穴馬が好走するパターンがある。そのパターンと今年の該当馬を要チェックだ。

このコラムでは「2歳戦で大儲け」を目指して、古馬のレースと比較しながら2歳戦の指数を算出し、出走馬を評価していく。今回は福島でウィリンが7馬身差の圧勝劇、小倉ではフィデルが1.1倍の断然人気に応えた7月1週目の2歳戦について、各レースの指数と注目馬の評価を掲載する。

2021年7月11日（日）、福島競馬場では七夕賞が行われ、トーラスジェミニが2番手追走から抜け出し重賞初勝利、小倉競馬場で行われたプロキオンSはメイショウカズサがレコードタイムで勝利した。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか、レース結果とともに振り返っていく。

2021年プロキオンSは小倉ダート1700mで行われた。雷鳴とどろくなかのレースは1分40秒9の日本レコードタイで決着。勝ったメイショウカズサは道悪に強い血と鞍上の松山弘平騎手の好騎乗が光った。

福島名物重賞の七夕賞は、同じく名物のスコールが馬場状態に変化を与え、結果を左右した。上位好走馬は道悪適性が高い馬ばかりだったが、勝ったトーラスジェミニは脚質や距離適性に幅を見せており、自身の成長力も手伝っての好走だった。

2021年7月12、13日の2日間にわたって、北海道のノーザンホースパークで開催される日本最大のサラブレッドせり市場セレクトレール。2021年は1歳部門に最終世代となるディープインパクト産駒4頭が上場予定。特に1日目のトリをかざる248番スイープトウショウの2020には大きな注目が集まる。その他では、上場順から当歳部門では初年度産駒のレイデオロへの期待の高さが窺える。

2021年中京記念を過去データから分析。例年と違う小倉、「サマーマイルシリーズ」の名に反する1800mでの開催。レースデータとコースデータからのポイントは「5～9番人気の中穴狙い」「前走OP・LかGⅠ」「1・2枠」「川田将雅騎手、鮫島克駿騎手」「逃げ先行・4角先頭が理想」となる。注目馬はディアンドルとダノンチェイサー。

【2021函館2歳S予想】JRA最初の2歳重賞函館2歳Sは、早熟馬によるレースといったコンセプトではなくなりつつある。予想のポイントも単調なスピード型ではなく、将来性まで考えないと的中しづらくなってきた。その有力候補はカイカノキセキだ。

【2021函館記念予想】サマー2000シリーズ第2戦函館記念は毎年のように波乱決着になる。いわば波乱前提で予想すべきレース。その傾向をつかむのはなかなか難しいものだが、データを分析していくと、前走重賞で掲示板以内にきた人気の盲点になる馬か、巴賞で大きく負けた馬が候補になる。

2021年7月11日、福島競馬場で行われた七夕賞は戸崎圭太騎手騎乗のトーラスジェミニが1着で入線。2着にはロザムール、3着にはショウナンバルディが入線した。

7月11日、小倉競馬場で行われたプロキオンSは松山弘平騎手騎乗のメイショウカズサが1着で入線。2着にはトップウイナー、3着はメイショウウズマサが入線した。

2021年7月11日（日）に福島競馬場で行われる七夕賞（GⅢ・芝2000m）。ハンデ戦らしく近5年で1番人気馬が3着内に好走したのは1頭のみと波乱の気配が漂う。SPAIA予想陣4人の本命クレッシェンドラヴ、クラージュゲリエ、ヴァンケドミンゴ、ブラックマジックと全員バラバラ。連覇を狙うクレッシェンドラヴについても評価が分かれる形となった。

2021年7月11日に小倉競馬場で行われるプロキオンS（GⅢ・ダート1700m）。SPAIA予想陣の予想は全員バラバラでスマートダンディー、メイショウカズサと穴馬も本命として名前があがっている。しかし総合評価が高かったのはウェスタールンド。本命1人、対抗2人、3番手評価が1人と4人全員が上位に推奨している。

2021年7月11日（日）に行われるハンデ重賞、七夕賞（GⅢ・芝2000m）。AIは「関西馬×美浦所属騎手×ノーザンF」と3つの好データに該当するクラージュゲリエを本命に推奨。2歳時の京都2歳S以来、久々の重賞制覇に期待する。以下、カウディーリョ、マウントゴールド、ショウナンバルディ、ワーケアにも印を回している。

2021年7月11日（日）に小倉競馬場で行われるプロキオンS（GⅢ・ダート1700m）。AI予想エンジンKAIBAは道悪になって成績がアップしているボールドルーラー系に着目。2連勝中と勢いに乗るサンライズホープを本命に推奨した。

【2021七夕賞予想】トップハンデもデータ上問題ないと判断し、東大HCはGⅢでは実力上位のクレッシェンドラヴを本命に据えた。対抗は先行力ある5歳の関西馬ショウナンバルディ。3番手評価は福島で6戦して全て馬券内と抜群の安定感を誇るヴァンケドミンゴ。

2021年7月11日に行われる重賞はサマー2000シリーズ開幕戦のハンデ重賞・七夕賞と、古馬のダート重賞・プロキオンS。この2重賞を東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。東大HCはクレッシェンドラヴを本命に。データ上、7歳以上の高齢馬は不振だが、この馬にはそれを覆せるだけの理由があるという。また、京大RCもベテランの域に入った1頭を本命に。若い勢力には負けていられない。

本来プロキオンＳはJRAで年間2レースしか行われない、短距離ダート重賞の1つ。夏場に行われる唯一のJRA短距離ダート重賞だが、今年は小倉ダ1700mで行われる。それに伴い、出走馬の傾向は例年と異なり、前走使用距離も1400～2100ｍと、幅広いメンバーが集った。

2021年7月11日（日）に小倉競馬場で行われる2021年プロキオンS（GⅢ・ダート1700m）。今年は小倉ダート1700mという例年とは全く異なる条件で行われるため、過去の傾向が当てにしづらい。そんな中、京大競馬研は右回り小回りという条件が合いそうなスマートダンディーを本命に推す。以下、ウェスタールンド、メイショウワザシ、サンライズホープ、ダノンスプレンダー、タイガーインディまで印を回している。

2021年7月11日に、今年は例年の中京ではなく小倉競馬場、ダートの1700mで行われるプロキオンステークス。コースデータ等も踏まえながら、このレースをSPAIA編集部が予想する。メイショウの3頭を始めとする逃げ先行馬が勢ぞろい。こうなると当然、穴候補は後ろから差し脚に賭ける馬だろう。本命は信頼度抜群の人馬タッグを据えながらも、虎視眈々と一発を狙う追い込み馬に注意だ。

2021年7月11日に福島競馬場で行われるハンデ重賞、七夕賞。このレースをSPAIA編集部が予想する。福島開催だった過去9年で、3連単平均配当は55万円という荒れる重賞として知られるが、今年も例に漏れず難解なメンバー構成となった。短冊ならぬ馬券に刻む願いは、中穴の4歳馬好走だ。ここを境にサマー2000シリーズ、ひいては秋の飛躍につなげたい。