春の芝GⅠ開幕を告げる2022年高松宮記念が行われるコース、中京芝1200mをデータ分析。4枠が好調・1枠が不調で、タフなコース条件から短距離では珍しく差し・追い込みが決まりやすい。ロードカナロア産駒が馬券の狙い、そしてなんといっても福永祐一騎手の独壇場だ。

3月26日にドバイのメイダン競馬場で開催される「ドバイワールドカップデー」。ドバイシーマクラシックの5頭参戦を筆頭に、リベンジを誓う日本馬たちが多く遠征する。リベンジなるか、それとも再び世界の強さを見せつけられるのか。日本からの出走馬とライバルたちの簡単な紹介と展望をしていく。

3月24日（木）にメイダン競馬場で行われた朝の調教ではオーソリティ、エントシャイデン、レッドルゼルなど日本馬は5頭が馬場入りした。外国勢ではドバイワールドカップの最有力候補と言ってもいいライフイズグッドをはじめ、ドバイターフ連覇を狙うロードノースも登場。ゴスデン調教師、デットーリ騎手の姿も見られた。

高松宮記念と同週に行われる2022年日経賞、毎日杯、マーチステークス。今週末はドバイワールドカップデーもあって大忙しだが、まずは国内の3重賞について過去データを紹介しつつ、SPAIA編集部が予想していく。日経賞はタイトルホルダーが登録。有馬記念と同じコースながら、枠順データには大きな違いがある。毎日杯はドゥラドーレス、リアドなど素質馬が集結。穴は関東馬からだ。「荒れる」マーチSは脚質に大ヒントあり。

香港での好走馬が結果を出せる高松宮記念。昨年もダノンスマッシュが香港スプリントから連勝で制している。昨年末の香港スプリント2着から転戦となったレシステンシアは軸に最適。そして香港マイルで初の逃げを打ち3着に粘ったサリオスは、初のスプリント戦でも注目だ。

2022年3月26日、土曜日の特別レースから、SPAIA編集部が厳選したオススメ馬を「3分で読める」簡単な根拠とともに紹介していく。中山では天皇賞（春）の前哨戦・日経賞が、阪神ではのちのGⅠ馬を多く輩出する毎日杯が行われる。この2レースを含む、計4頭の推奨馬を挙げる。

23日（水）の夕方から夜にかけて、新たな試みとして行われたドバイブリーズアップセール。血統を見ると、フランケル、ドバウィ、アメリカンファラオ、ジャスティファイ、キングマン、ガンランナーなど良血馬多数。その他にもアイルランド産のダイワメジャー産駒も名を連ねており、注目が集まった。

今週も引き続き中山、阪神、中京での3場開催。日曜には高松宮記念が行われる。まずは先週末3日間で行われた72レースの傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

春の芝スプリント最強馬決定戦・2022年高松宮記念。昨年高松宮記念以前のスプリントGⅠ馬は既に現役を退き、新王者ピクシーナイトは香港でのアクシデントにより戦線離脱。確固たる主役不在の顔ぶれで、マイル路線からも有力馬が参戦してきた。有力馬の参考レースを整理していくと、注目馬はレシステンシア、メイケイエール、ダイアトニック、トゥラヴェスーラ

2022年3月27日に高松宮記念が開催される。上半期の最速馬を決める短距離GⅠについて東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。 両者の狙いは2頭で一致。まずは阪神JFの勝ち馬で、GⅠ戦線を上位で走り抜いてきたレシステンシア。そしてもう1頭が伏兵ナランフレグ。4走連続上がり最速の末脚はGⅠ級との見解だ。得意の中京で一気の戴冠となるか。

【ドバイワールドカップデー2022】ドバイシーマクラシックに出走のステラヴェローチェはミルコ・デムーロ騎手が騎乗して追い切りを消化。日本馬やライバルとなる海外馬の情報を紹介する。

2022年3月27日に中京競馬場で行われる第52回高松宮記念。前身はGⅡ高松宮杯で、夏の名物中距離戦として行われていた。過去15回分のデータを参考にして好走パターンを調べていきたい。好走確率が上がるのはA「栗東所属の5歳馬」B「阪急杯orシルクロードS組」C「前走から斤量減」D「前走1、2着馬」E「前走4番人気以内」。3つに該当するダイアトニックが本命だ。

今週予想するのは27日に中京競馬場で行われる『高松宮記念』。いつも通り過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を順番に消していく。春のGⅠシリーズ開幕戦は果たして何頭が残るのか。除外対象の2頭を除く18頭を対象に進めていきたい。

2022年3月27日に中京競馬場で行われる高松宮記念。過去10年のデータを見ながらSPAIA編集部が予想する。レシステンシア、メイケイエールなどが出走予定の上半期スプリント決戦。強力なデータは「年齢」と「ローテ」にあり。過去40頭以上が着外に沈んできたデータに、ダイアトニック、ジャンダルムの両前哨戦勝ち馬が引っかかる。また、阪神C勝ち馬グレナディアガーズも過去10年で連対がないパターン。今年は“危険な人気馬”になりそうな馬が多い。

2022年日経賞をデータから展望する。前走で中山、GⅡ以上のレースに出走していた馬の成績がよく、「中山巧者」の扱いがキーポイントとなるレース。セントライト記念制覇など中山への出走歴豊富なアサマノイタズラが本命。穴はこのコースで抜群の成績を残すステイゴールド産駒から、クレッシェンドラヴを指名する。

3日間開催となった先週末は4つの重賞レースが行われ、ファルコンSはプルパレイ、スプリングSはビーアストニッシド、阪神大賞典はディープボンド、フラワーCはスタニングローズがそれぞれ勝利した。AI予想エンジンKAIBAの本命馬は結果を残すことができたのか結果を振り返っていく。

桜花賞路線とオークス路線が交錯するフラワーＣ。今年の勝ち馬スタニングローズはその名からわかるようにバラ一族の末裔。祖母ローズバドとは違う器用さと仕上がりの早さが最大のセールスポイント。これから強くなる傾向があるバラ一族だけにオークスで祖母以上の成績も期待できる。

今年の阪神大賞典は中盤まで緩く、比較的動きが少なった。だからこそ、ディープボンド勝利の意味は大きい。それは得意とはいえなかった後半勝負の競馬を制したことにある。ますますステイヤーとしての死角が消えたいま、ディープボンドこそが天皇賞(春)最有力と自信を持てる。

皐月賞出走権をかけた最後の戦い2022年スプリングSは全馬皐月賞出走を確定させておらず、3枚の切符を全馬で競う厳しい一戦。制したのは重賞経験最上位のビーアストニッシド。岩田康誠騎手がこれまでの経験を目一杯活かしきった渾身の騎乗だった。

2022年3月19日に中京競馬場で行われたファルコンSはプルパレイが勝利。自身の重賞初勝利であると同時に、種牡馬イスラボニータにとっても初の重賞タイトルとなった。サンデーサイレンスの初年度産駒フジキセキから続くサイアーラインに、イスラボニータ産駒が秘める可能性を垣間見る。

今週は2022年高松宮記念が開催される。いよいよ春のGⅠ戦線が本格化。今年は昨年の2着馬レシステンシアをはじめ、2019年朝日杯FS勝ち馬サリオスや2020年朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズらが参戦。さらにシルクロードS勝ち馬メイケイエールや阪急杯勝ち馬ダイアトニック、オーシャンS勝ち馬ジャンダルムなども集まり、充実した顔ぶれとなった。今回は、高松宮記念の歴史を振り返る。

3月26日（土）阪神競馬場では毎日杯（GⅢ）が行われる。クラシック第一弾・皐月賞まで中2週というローテから、近年はダービーを目指す馬も多く出走してくる。そんな今後につながるレースに今年も期待の素質馬が出走予定。1月のセントポーリア賞を好内容で勝利したドゥラドーレス、昨年のホープフルS（GⅠ）で1番人気に支持されたコマンドライン、19年 のセレクトセールで5億円超えのリアドなど、楽しみなメンバーが集まる注目の一戦を、過去10年のレースデータから好走馬の傾向を探っていく。

春のスプリント王決定戦、2022年高松宮記念はスプリントGⅠ馬不在のなか行われる。どの馬が勝利しても新王者誕生。混戦を断つ最有力はスプリントGⅠ実績最上位レシステンシア、1200m初挑戦のグレナディアガーズ、中京適性高いメイケイエール、ナランフレグに絞られる。

高松宮記念と同日施行のマーチSといえば波乱。ここ2年は1、4、8番人気、6、2、3番人気と大波乱ではない。だが、今年は大荒れの予感がある。前走重賞好走馬が負け、前走OP組が好走するレースだが、今年は重賞好走馬がいて、OP好走馬は少なく、好走パターンに合致する馬が少ない。

数多の名馬が始動戦に選んだ日経賞。2022年は菊花賞馬タイトルホルダーが登場。休み明けで仕上がり面の死角はあるものの、あらゆるデータからその優位は動かない。同じ有馬記念組でもアリストテレスより先行力があるウインキートスが相手候補だ。