2022年6月19日に阪神競馬場で行われるマーメイドSの枠順が確定した。過去10年で馬番1～3番が5勝。残る5勝は2桁馬番で、4～9番は【0-4-4-52】連対率6.7%。極端な枠が好走する傾向にある。また、昨年と今年は変則日程の影響で開幕週となる。その昨年は1枠1番シャムロックヒルが逃げ切り、3着も内を捌いた馬だった。例年のデータ以上に、内枠を重視したい。

ユニコーンSと宝塚記念に共通するのが「帰国初戦」となる有力馬の存在。グレード別ではGⅢで格の違いを見せる数字が並び、GⅠは微妙。場所別では香港やフランスが好成績の一方、UAE（ドバイ）は複勝率4割ながら勝ち切れないケースが多い。

2022年6月19日、土曜日の特別レースから、SPAIA編集部が厳選したオススメ馬を「3分で読める」簡単な根拠とともに紹介していく。

4年連続で斤量51kg以下の軽ハンデ馬が穴をあけているマーメイドS。牝馬限定、ハンデ戦で荒れる要素が満載だ。過去10年で9回良馬場開催されているが、今年は梅雨との兼ね合いで例年とは違った傾向になるかもしれない。2020年の稍重を参考に狙うはステイブルアスクの一発だ。

4年連続格上挑戦馬が優勝しているマーメイドS。ハンデ戦、内回り2000m、梅雨シーズンなどが重なり、能力だけではなく適性や調子が非常に重要な一戦である。今年も多くの格下馬が登録してきたが、それらは抽選を突破する必要があるため、まずは実績上位組の参考レースを振り返っていきたい。

6月15日（水）、川崎競馬場では関東オークス（JpnⅢ・ダート2100m）が行われた。勝利したのは道中2番手を追走していたグランブリッジ。2着は逃げたラブパイローが入り、16年ぶりの南関東牝馬三冠を狙ったスピーディキックは3着という結果に終わった。

先週末で中京開催が終了し、関西圏は舞台を阪神競馬場へ移す。先週末に行われた72レースのうち、主に東京と函館の傾向をおさらいしていこう。

2022年ユニコーンステークス、マーメイドステークスの2重賞を、それぞれ東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。ユニコーンSを予想する東大HCは末脚の切れるヴァルツァーシャルを本命に推す。雨の多い時期の東京ダートとあって、直線の脚力が何より重要だ。マーメイドSの京大競馬研はウインマイティー。かつてのオークス3着馬が、逃げて開幕週の馬場を味方につけるか。

2022年6月19日に東京競馬場で行われる第27回ユニコーンS。近5年の結果から、出世レースとして存在感を見せている。ここ10年の平均単勝配当が6倍を切るという本命レースだが、3連単は5年連続で万馬券が出ているため、ヒモ荒れの傾向と予想できる。今回も過去10年の成績を基にして勝ち馬を探していきたい。

今週は19日に阪神競馬場で行われる『マーメイドS』の予想を担当。いつも通り、過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、当てはまった馬を順番に消していく。除外対象の5頭も含めて進めていきたい。

2022年6月19日に阪神競馬場で行われるマーメイドステークス。過去10年のデータ分析をしながら、SPAIA編集部が予想する。10番人気馬が複勝率60%で上位人気を上回るなど、イメージ通りに超難解なハンデ重賞。今年も確固たる主役不在で混沌としたメンバー構成になった。数少ない手がかりは「年齢」と「ハンデ」。データから浮上する今年の穴候補とは。

今回は6月の条件戦で本当に3歳馬が活躍しているのかを分析する。降級制度廃止前後の条件戦で年齢別勝率がどのように推移したかも含めデータを分析。そこから6、7月の福島、小倉、函館開催で3歳馬を狙える条件を発見した。

函館開催も始まり、先週末は土日で新馬戦6レースが行われた。今回は世代最初の芝1800m戦となった日曜東京5Rをピックアップする。勝利したのは美浦・大和田成厩舎のラブリーデイ産駒、オンザブロッサム。12頭立ての11番人気、単勝131.9倍という配当をもたらす驚きの好走だった。

今週は、これまで多くの活躍馬を輩出してきたユニコーンS。セキフウ、コンバスチョン、リメイク、ハセドンに加え、ダート未経験勢からインダストリア、タイセイディバインらが参戦と、今年も楽しみな素質馬が顔を揃えた。まさに才能のぶつかり合いとなりそうなメンバーだ。今回は、ユニコーンSの歴史を振り返る。

2022年6月19日に東京競馬場で行われるユニコーンステークス。このレースの過去10年データを分析し、SPAIA編集部が予想していく。10年で7頭の勝ち馬がのちにGⅠ（JpnⅠ）を勝っている、ダート界の超出世レース。今年も連勝中のリメイクを筆頭に、好メンバーが集結した。データ上のポイントはマイル戦での実績と、上がりの脚。コンバスチョンやハセドンが浮上する。

先週末は日曜日にエプソムC（GⅢ・芝1800m）、函館スプリントS（GⅢ・芝1200m）の2重賞が行われ、ノースブリッジとナムラクレアがそれぞれ勝利した。果たしてAI予想エンジンKAIBAの本命馬は好走することができたのか、結果を振り返っていく。

6月からはいよいよ、2023年の大舞台を目指す若駒たちの戦いがスタート。このコラムでは昨年に続き、古馬のレースと比較しながら2歳戦の指数を算出し、出走馬を評価していく。今回はいきなりクラシック主役級の馬が登場した東京、良血馬が順当に勝ち上がった中京で行われた新馬戦開幕週6月4日、5日の2歳戦について、指数と評価を掲載する。

2022年エプソムC勝ち馬ノースブリッジは03年マイネルアムンゼンを最後に途切れていた前走3勝クラスからの勝利。19年ぶりの記録はモーリス産駒特有の成長曲線と持続力勝負がきれいに交わったからこそ。11秒台連発の流れを乗り越えたノースブリッジはもっと上の舞台でも通用する。

サマースプリントシリーズ開幕戦・2022年函館スプリントステークスは斤量50キロの3歳牝馬ナムラクレアが快勝。スプリント戦線への路線転換が当たり、早くも秋に期待がふくらむ。一方、斤量に泣いた敗退馬のなかでは3着タイセイアベニール、5着キャプテンドレイクの追い込み2頭に次走好走の可能性を感じる。

上半期終盤、牝馬限定のハンデ重賞・マーメイドS。これだけそろえば、波乱必至。過去10年で前走重賞組が0勝、前走3勝クラスが7勝。ほかの重賞とは正反対のデータばかりが並び、もはやこの重賞は常識が通じないといっても過言ではない。

3歳ダート戦線が夏に向けて活発化。その入り口にあるユニコーンSは同条件のオープン青竜Sの取捨選択がカギを握る。追い込みを決めたハセドンは再び流れがハマるかどうか。NHKマイルC経由の初ダート・インダストリアを含め、興味深いメンバーがそろった。

2022年6月12日、東京競馬場で行われたエプソムカップは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが1着で入線。2着にはガロアクリーク、3着にはダーリントンホールが入線した。

2022年6月12日、函館競馬場で行われた函館スプリントステークスは浜中俊騎手騎乗のナムラクレアが1着で入線。2着にはジュビリーヘッド、3着にはタイセイアベニールが入線した。

6月12日（日）、東京競馬場ではエプソムC（GⅢ・芝1800m）が行われる。SPAIA予想陣の本命はバラバラとなったが、ヤマニンサンパ、ジャスティンカフェ、タイムトゥヘヴンと4人中3人が「4歳馬」を本命に推奨。その他、昨年の優勝馬ザダルの名前もあがっている。

6月12日（日）に函館競馬場ではサマースプリントシリーズの第1戦、函館スプリントS（GⅢ・芝1200m）が行われる。SPAIA予想陣4人中2人が本命としたのはヴェントヴォーチェ。前走、GⅠ級のタイムで勝利しており、地力は重賞級との評価だ。その他にはシゲルピンクルビーとビアンフェの名前もあがっており、桜花賞3着のナムラクレアは対抗評価までとなっている。