【中央競馬】阪神競馬場 昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部

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昨年同時期の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神、小倉での3場開催。ここでは昨年同時期の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、集計期間は2024年2月24日~2024年3月3日の開催4日分となっている。
芝のプラス傾向
3、4枠
【6-4-10-36】勝率10.7%、複勝率35.7%
逃げ
【4-3-3-9】勝率21.1%、複勝率52.6%
芝で注意したい傾向
1、2枠
【2-4-3-41】勝率4.0%、複勝率18.0%
追込
【2-3-2-62】勝率2.9%、複勝率10.1%
芝は3、4枠と逃げが優勢。枠別成績では1、2枠が劣勢となっており、特に外回りコースでは0勝で好走馬も少なかった。
セオリー通りなら距離ロスが少なく、開幕週となれば最内枠が有利になりそうなものだが、実際のところは内枠が苦戦。これは1週目の雨の影響が大きく、内ラチ沿いは伸びづらかったのではないかと考えられる。
今年はリニューアル後の開催で、馬場は良好な状況。天気がよければ最内枠も含めて内優勢となるのではないか。
脚質別では逃げ馬が良好。外回りでも好走率が高かった。以降では先行>差し>追込の状況となっており、開催序盤なら前有利とみてよさそうだ。
ダートのプラス傾向
6枠
【6-6-7-32】勝率11.8%、複勝率37.3%
初角2番手
【15-13-3-6】勝率40.5%、複勝率83.8%
ダートで注意したい傾向
1枠
【0-1-3-31】勝率0.0%、複勝率11.4%
初角10番手以下
【0-2-2-96】勝率0.0%、複勝率4.0%
ダートは中枠、初角2番手が好位。1枠と外枠が劣勢で、特に1枠は最高が2着の1頭だけと苦戦していた。位置取り別では2番手の馬が強く、特に初角2番手なら高確率で馬券に絡んでいた。雨で走りやすくなった点が前有利の傾向を濃くしたと考えられる。
1枠を除いた内~中枠から位置を取る競馬が好走パターンとなっており、位置取りで厳しい7、8枠は凹んだ。
騎手別成績では松山弘平騎手が【4-5-3-13】勝率16.0%、複勝率48.0%と好調だった。同騎手の阪神ダート成績(2020年以降)は【108-86-81-411】勝率15.7%、複勝率40.1%と優秀で、距離問わず信頼できる数字となっている。ただし、1、2枠は大きく数字を落とすので、3枠から外に入っている時が狙い目だ。
傾向まとめ
芝:3、4枠と逃げが優勢。雨が降らなければ内が優勢か
ダ:中枠、初角2番手が好位
特注データ
ダ:松山弘平騎手×3枠から外が狙い目
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