【中央競馬】京都競馬場、10月5、6日のレース傾向まとめ 

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝の傾向
枠順、脚質
+1~4枠
【5-5-9-47】勝率7.6%、複勝率28.8%
+差し
【6-2-7-42】勝率10.5%、複勝率26.3%
-5~8枠
【6-6-2-66】勝率7.5%、複勝率17.5%
-逃げ
【1-1-1-8】勝率9.1%、複勝率27.3%

芝の傾向としては内枠やや優勢、外回りで差し優勢。勝率、連対率では内外枠で差はなかったが、3着の数は内枠が明らかに多く、複勝率では内に軍配が上がった。ただ、開幕週にしては内の優位性がなかった点は覚えておきたい。

脚質では逃げが苦戦した。代わりに先行、差しが台頭。内回りと外回りでは様相が異なり、内回りでは先行が【2-3-2-9】勝率12.5%、複勝率43.8%で差しが【1-1-2-21】勝率4.0%、複勝率16.0%だったのに対し、外回りでは先行が【2-5-1-16】勝率8.3%、複勝率33.3%で差しが【5-1-5-21】勝率15.6%、複勝率34.4%と逆転する。今週もコースに応じて脚質の有利、不利を見極める必要がありそうだ。

種牡馬ではリオンディーズをピックアップ。先週は【3-0-0-3】勝率50.0%と活躍した。天皇賞(春)を勝ったテーオーロイヤルから中長距離のイメージはあるが、芝の通算成績では1800m以下【99-117-118-981】勝率7.5%、複勝率25.4%、1900m以上【20-19-19-234】勝率6.8%、複勝率19.9%と前者の方が良いく、出走回数も明らかに多かった。思えばリオンディーズは気性が激しかった。その特徴が産駒に受け継がれているのなら、長い距離では使いづらいのかもしれない。ちなみに1900m以下の20勝のうち8勝はテーオーロイヤルによるものだった。

ダートの傾向
枠順、脚質
+5枠
【3-4-2-12】勝率14.3%、複勝率42.9%
+先行
【7-7-4-29】勝率14.9%、複勝率38.3%
-3枠
【0-0-1-19】勝率0.0%、複勝率5.0%
-追込
【0-0-1-44】勝率0.0%、複勝率2.2%

ダート全体の傾向としては先行、外目の枠有利。砂を被らない前、外枠有利はダートのセオリーだ。枠別では5~8枠がいずれも複勝率20%オーバーで、外枠を引くことが重要な要素だった。

ほか、ポイントが2つある。まず差し馬。それも4角で5、6番手辺りにつけていた馬が【2-3-4-18】勝率7.4%、複勝率33.3%と奮闘していたこと。もう1つは上がり最速馬が【9-2-1-3】勝率60.0%、複勝率80.0%と秀逸だったこと。先行馬有利ではあったが中団付近の位置なら勝負になり、同時に上がりが要求される馬場だったことは頭に入れておきたい。

傾向まとめ
芝:内枠やや優勢、外回りなら差し有利
ダ:先行、外枠有利。中団までなら勝負になり、上がりが使える馬◯

特注データ
芝:リオンディーズ産駒は1800m以下が◯

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