【中央競馬】東京競馬場、10月5、6日のレース傾向まとめ 

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週10月5、6日の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝の傾向
枠順、脚質など
+7~8枠
【8-3-3-26】勝率20.0%、複勝率35.0%
+追込
【5-3-1-32】勝率12.2%、複勝率22.0%
-1枠
【1-0-1-12】勝率7.1%、複勝率14.3%
-5歳以上
【1-0-0-17】勝率5.6%、複勝率5.6%

芝全体の傾向としては外枠、差し追込優勢。先週の土曜は開催初日ながら、降雨の影響で5R以降、稍重でのレースとなった。その影響もあったからか、直線では馬場の中~外に出した馬の活躍が目立っていた。

土日合わせて計13レースで7~8枠が8勝を挙げる極端な状況。一方の1~4枠は【2-6-7-49】勝率3.1%、複勝率23.4%、複勝率こそ悪くないが勝ち馬は2頭のみ。土曜メインのサウジアラビアRCを1枠から勝利したアルテヴェローチェは直線で大外を通っていた。

脚質では追込のほか、差し【3-3-5-33】勝率6.8%、複勝率25.0%と中団~後方勢が台頭する外差し傾向で、上がり3F3位以内が【13-10-9-14】勝率28.3%、複勝率69.6%で、勝ち馬13頭はすべてここから出ていた。逃げ馬は【1-1-2-10】勝率7.1%、複勝率28.6%とやや霞む結果になった。

人気別成績を見ると、紛れの少ない東京コースらしく人気馬が順当に好走。1番人気【8-3-1-1】勝率61.5%、複勝率92.3%、単勝回収率149%、複勝回収率113%と素晴らしい成績を収めており、素直に信頼できる。ほか、5歳以上が馬券圏内に1頭のみと大苦戦。その一方で3歳馬(3歳以上戦のみ対象)が【4-2-2-10】と大活躍だった。

ダートの傾向
枠順、脚質
+7~8枠
【5-2-5-31】勝率11.6%、複勝率27.9%
+先行
【6-5-3-30】勝率13.6%、複勝率31.8%
-1枠
【0-1-1-17】勝率0.0%、複勝率10.5%
-追込
【1-0-3-46】勝率2.0%、複勝率8.0%

ダート全体の傾向としては外枠有利、先行やや有利。枠順成績では1~4枠【2-7-4-65】勝率2.6%、複勝率16.7%に対し、5~8枠【9-4-7-64】勝率10.7%、複勝率23.8%と内外で明暗くっきり。1枠から好走馬した2頭はともに1番人気の実力馬だったことも踏まえれば最内枠は大分厳しかった。

先行馬がリードしていたが、逃げ【1-2-0-8】連対率27.3%、差し【3-4-5-44】同12.5%など好走馬は逃げ、中団からも出ていた。先週は全レース重馬場。道悪の巧拙で進み具合も変わる点は頭に入れておきたい。また、今週は良馬場での開催になりそうで、先週と同じようにいくとは限らない点も注意が必要だ。

種牡馬成績ではミスタープロスペクター系が【6-1-3-31】と好調で、ニューイヤーズデイが【2-0-0-3】と目立っていた。同産駒のダート通算成績を見ると【44-30-32-234】勝率12.9%、単勝回収率118%とそのままでも優秀な成績だが、東京コースでは【12-0-5-40】勝率21.1%、単勝回収率460%とさらに上昇する。妙味があるうちに狙いたい。

傾向まとめ
芝:外枠、差し追込優勢。道悪の影響か
ダ:外枠有利、先行やや有利

特注データ
ダ:ニューイヤーズデイ産駒は東京ダで単回収率450%オーバー

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