【大阪杯】安定した先行力を評価 東大HCの本命は悲願のGⅠ制覇を狙うプラダリア

東大ホースメンクラブ

大阪杯の4角順位別複勝率(過去7年)

ⒸSPAIA

春の中距離王決定戦

今週日曜日、阪神競馬場でGⅠ・大阪杯が行われる。京都記念を勝って臨むプラダリア、昨年のオールカマーを制したローシャムパーク、小倉大賞典勝ちのエピファニー、クラシックホースであるソールオリエンスとタスティエーラ、チャレンジC勝ち馬ベラジオオペラなどが出走を予定している。

今年も国内一線級の馬たちはドバイの地へ旅立ち、やや小粒なメンバー構成であることは否めないが、中東に負けない熱戦を期待したいところ。GⅠに昇格した17年以降のデータから馬券戦略を検討する。

とにかく4角のポジションが重要

大阪杯の4角通過順別成績,ⒸSPAIA


<大阪杯 4角順位別成績>
1〜5番手【7-5-4-26】勝率16.7%/連対率28.6%/複勝率38.1%
6~9番手【0-2-3-21】勝率0.0%/連対率7.7%/複勝率19.2%
10番手以下【0-0-0-33】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0%

内回りを使用する大阪杯では、4角をいかに良いポジションで回って来るかが重要となる。4角5番手以内で直線を迎えた馬は複勝率4割弱、単勝回収率254%と抜群の成績を残している。勝ち馬7頭は全てここから出ていて、極めて前有利傾向の強いレースである。

4角6〜9番手の馬は【0-2-3-21】と振るわない。また、同10番手以下だと上がりにかかわらず馬券に絡むことすらできていない。差し、追込一辺倒の馬は割り引いて考えざるを得ない。

前走時の4角位置データを見てみると、1〜5番手が【5-3-4-33】複勝率26.7%に対し、6番手以下は【1-4-3-44】複勝率15.4%。前走でも前で競馬していた馬の方が好走しやすいことがわかる。前走4角1〜5番手の馬が大阪杯で5番人気以内に推されると【4-3-3-10】複勝率50.0%。人気サイドならより信頼できる。

5度目の挑戦、GⅠ初制覇へ

◎プラダリア
先行力の面から買いたい一頭。昨年の京都大賞典は道中2〜3番手につけ、直線ではボッケリーニとの追い比べを制し2つ目の重賞タイトルを獲得。有馬記念は14着に敗れたがしっかり先行できており、京都記念ではベラジオオペラの追い上げを抑えて勝利している。速い上がりが使えるタイプではないが、持続力に優れている。大阪杯の舞台は合っているだろう。5度目の挑戦で悲願のGⅠ初勝利だ。

◯タスティエーラ
有馬記念は6着に敗れたが、直線でジャスティンパレスに進路を遮られる不利を受けながら0秒6差に踏みとどまったことは考慮すべきだろう。ここ2戦は差し戦法をとっているが、ダービーは4番手からしぶとく伸びて勝っており、再び先行できればチャンスはある。関東馬が【0-1-1-24】と不振傾向にあるのが唯一の懸念点だが、買い目からは外せない。

▲ハーパー
プラダリア同様、先行力とスピードの持続力を身上とする。それを武器にオークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯3着と牝馬戦線で上位争いを繰り広げてきた。有馬記念はさすがに9着と出番がなかったが、勝ち馬とのタイム差は0秒7。メンバーを考えれば十分健闘していたといえる。またしっかり前目につける競馬もできていた。今回の相手なら上位争い可能とみる。

以下ローシャムパーク、ステラヴェローチェ、ベラジオオペラまで印を回す。馬券は◎軸、◯以下相手の3連複で勝負する。

▽大阪杯予想▽
◎プラダリア
◯タスティエーラ
▲ハーパー
△ローシャムパーク
×ステラヴェローチェ
×ベラジオオペラ

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。


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