【高松宮記念】鍵を握るのはアメリカ血統 リピーターレースゆえの注目馬は?
2021/03/28 09:00
SPAIA編集部

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キーポイントは米血
2021年3月28日(日)に中京競馬場で行われる、第51回高松宮記念。ここ2年連続で外国産馬が勝っており、近年では珍しく外国産馬が活躍するGIとなっている。
昨年は4頭の外国産馬が出走してたが、最も米血が濃い配合のモズスーパーフレアが優勝。逆に1番人気で12着に沈んだタワーオブロンドンは、欧州血脈を豊富に持つ馬だった。2019年の勝ち馬ミスターメロディもScat Daddy×Deputy Ministerという米血同士の配合。理想は父も母もアメリカンな外国産馬となる。
今回のメンバーで戴冠に最も近いと思われるのが、昨年の覇者モズスーパーフレア。血統面ではもちろん、一度馬券に絡むと2度目の可能性が高い「リピーターレース」でもある。それだけ、このレースに適性がある血統というものが限られているのかもしれない。
外国産馬以外で目立つのはMr.Prospector系との相性のよさ。中でもフォーティナイナー系とKingmambo系は馬券に絡む回数が多い。この系統で注目はダノンスマッシュ。父がKingmambo系のロードカナロア、母の父は米血が多く含まれている母系で、好走できる下地は整っている。2年連続で人気を下回っているが、そろそろ結果が出てもいい頃だ。

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