2021年2月21日に東京競馬場で行われるのはフェブラリーS。中央を舞台とするダートGⅠは上半期でこのレースだけ。例年以上に混戦模様となっているこのレースを東大ホースメンクラブ、京大競馬研究会が予想する。京大は前哨戦の内容から上積みが見込めるアルクトスに高評価。一方、東大は想定10番人気前後の伏兵から強烈な一撃を狙う予想になった。6歳にして本格化気配の漂うその馬とは。

2011年以降のフェブラリーSは馬連4番人気以内で堅く収まるか、万馬券かの両極端なレースとなっている。万馬券になった年はいずれも6歳以上の馬や初ダートの馬が1番人気になった年。当日の人気と1番人気馬の年齢には注目しておきたい。また、荒れない年は馬連4番人気以内で決まっているだけに、今年は本命党の年と思った方が良いかもしれない。

今週取り上げるのはもちろん『フェブラリーS』だ。過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、当てはまった馬を順に消去していく。

2021年2月21日にはいよいよ中央競馬で1年最初のGⅠ・フェブラリーSが行われる。このレースをSPAIA編集部が予想していく。昨年のチャンピオンズC1・2着馬など、ダート戦線を引っ張ってきた馬が不在の中、1番人気になりそうなのはカフェファラオ。しかし、データ的にも気性的にも、好走には外枠が絶対条件となりそうだ。

先週末は3つの重賞が行われ、2月13日（土）に行われたクイーンCはアカイトリノムスメ、14日（日）に行われた京都記念はラヴズオンリーユー、共同通信杯はエフフォーリアがそれぞれ勝利した。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、詳しく振り返っていく。

2021年2月13日に行われたクイーンC。勝ったのはアカイトリノムスメ。前後半のペースは46.5-46.8というほぼ平均ペースながら、差し馬が上位に台頭。今後に注目したいのは4着エイシンヒテン。本番までに使えてもう一戦、挑戦権を手にすることができるだろうか。

ここ数年はかげりが見える共同通信杯だが、2021年勝ち馬エフフォーリアは久々に出現した大物である可能性が高い。レース後半残り400～200ｍで記録されたラップ10.8は、過去10年で最速。過去にここからクラシックへ飛躍したイスラボニータ、ゴールドシップ、ディープブリランテの記録を破った。

2021年京都記念はラヴズオンリーユーがオークス以来久々の重賞2勝目を飾った。導いたのはテン乗りの川田将雅騎手。急かすと脚を溜めきれない同馬の弱点を補い、直線までしっかり待つ競馬でラヴズオンリーユーを復活へ導いた。

2021年2月20日（土）に東京競馬場で行われる第71回ダイヤモンドS。冬場の名物長距離重賞戦としてすっかり定着している。ここ10年の単勝配当は3ケタ（8回）か、または5ケタ（2回）かという極端な結果が出ているこのレース。今年は堅いのか、それとも大荒れなのか。出走馬の好走パターンを検証して週末に備えたい。

例年大混戦の小倉大賞典。今年は連続開催6週目の芝とさらにややこしい。データで絞り込むことが難しく、ゾーンを狭めずに挑みたい。距離短縮組のノーブルマーズや前走2000ｍ戦敗退組が穴狙いのポイントになる。

2021年JRA最初のGⅠは冬のダート頂上決戦フェブラリーS。ローテーションの多様化とは反対にフェブラリーSは好走ローテがかなり限られる。前走は根岸Sか東海SかチャンピオンズC。各レースの好走パターンをみると、根岸S2着ワンダーリーデルの雲行きが怪しくなった

京都牝馬Sはここ10年でも1600ｍから1400ｍと条件が変更されてきた。さらに今年の舞台は阪神。過去のレースデータを当てはめるのは困難。そこでコースデータをもとに分析すると、上位人気から穴馬までバラエティに富んだ好走候補が浮上した。

2021年2月14日、阪神競馬場で行われた京都記念は川田騎手騎乗のラヴズオンリーユーが1着で入線。2着にはステイフーリッシュ、3着にはダンビュライトが入線した。

2021年2月14日、東京競馬場で行われた共同通信杯は横山武史騎手騎乗のエフフォーリアが1着で入線。2着にはヴィクティファルス、3着にはシャフリヤールが入線した。

2021年2月14日（日）に行われるのは京都記念である。今年は阪神に舞台を移しての戦い。 このレースをSPAIA予想陣はどう予想したのか？ 本命はバラバラ。1番人気が予想されるラヴズオンリーユー本命はAIのみ。 注目したいのは坂上氏が本命に推したダンビュライト。 「宝塚記念は外目3番手で運んだが、展開不利もあって4角で後退。次走の京都大賞典でも展開や馬場が向かず、近走はバイアスに反した競馬が続いている。」 とのこと。 今回、これといった逃げ馬不在。今度は展開が向く番かも。

2021年共同通信杯。SPAIA予想陣の見解はステラヴェローチェ本命が2名、カイザーノヴァ、ディオスバリエンテ本命が各1名。やはりステラヴェローチェが中心になりそうだが、同馬が該当する2月生まれは過去10年で34頭が出走して未勝利、2着1回と苦戦している。

今年は阪神芝2200mで行われる京都記念。ラヴズオンリーユーとワグネリアンのGⅠ馬が出走するが、どちらも古馬になってからの成長力や状態に不安が残る。そこで本命はGⅡで何度も馬券圏内に食い込んでいる堅実派ステイフーリッシュ。対抗に12番人気3着と大穴を開けた宝塚記念と阪神芝2200mに舞台替わりし期待できるモズベッロ、以下ダンビュライト、ラヴズオンリーユー、ワグネリアン、ダンスディライトという予想とした。

2021年2月14日に東京競馬場で行われるのは共同通信杯。10戦10勝の成績を記録した名馬から「トキノミノル記念」の副称がつけられている3歳重賞。このレースをAI予想エンジンKAIBAは◎ステラヴェローチェ ○シャフリヤール ▲エフフォーリア △ディオスバリエンテ ×キングストンボーイと予想した。

2021年2月14日に阪神競馬場で行われる京都記念。久々の勝利を目指す2頭のクラシックホース、ラヴズオンリーユーとワグネリアンに注目の集まるレースだが、AI予想エンジンKAIBAは◎ラヴズオンリーユー ○ステイフーリッシュ ▲ダンスディライト △ジナンボー ×ワグネリアンと予想した。

2021年2月14日は2重賞が組まれている。阪神で開催される京都記念を京大競馬研究会、東京で行われる共同通信杯を東大ホースメンクラブがそれぞれ予想する。例年とは違って阪神の開幕週という条件になった京都記念、例年通りのスローペースが想定される共同通信杯。どちらもポイントとなるのは先行馬だ。

日曜の東京メインは共同通信杯。今年も12頭立てと、このレースらしく少頭数での競馬となったが、SPAIA編集部はどう展望したのか。過去10年で平均11.2頭立てというレースながら、枠順の有利不利は意外に大きい共同通信杯。8枠のシャフリヤールは賞金加算して本番への切符を手に出来るか。

2021年2月14日の阪神メインはGⅡ・京都記念。例年はドバイミーティングの壮行レースとしても位置付けられる古馬の中距離重賞だ。このレースをSPAIA編集部が予想。オークス馬ラヴズオンリーユー、ダービー馬ワグネリアンがそれぞれ初コンビとなる鞍上を迎え、復活Vを狙う。勝って久々の美酒を浴びるのはどちらの馬か。

活躍馬を多数輩出してきたクラシックへの登竜門、共同通信杯に12頭が集結。東大HCは人気馬を差し置いて朝日杯8着から駒を進めてきたカイザーノヴァを本命に大抜擢。距離延長での変わり身に期待を寄せる。以下、印はステラヴェローチェ、ディオスバリエンテ、エフフォーリア、シャフリヤール、キングストンボーイ、タイソウと続く。

今年の京都記念は、例年の宝塚記念や昨秋のエリザベス女王杯と同じ阪神芝2200ｍが舞台。スピードや瞬発力よりも、持久力やロングスパート力が求められるコース形態となっている。GⅠ馬ラヴズオンリーユー、ワグネリアンは結果の残すことができるのか、また舞台適性の高い穴馬はどの馬か。PP指数をもとに分析する。

2021年2月13日、東京競馬場で行われたクイーンカップは戸崎騎手騎乗のアカイトリノムスメが1着で入線。2着にはアールドヴィーヴル、3着にはククナが入線した。