ゴールデンウイークが近づいている今日この頃。秋田県民だった私にとってはこの時期からが花見の季節だ。個人的には大潟村の桜・菜の花ロードが思い出深い。11kmにわたりソメイヨシノ、八重桜、紅山桜が4000本咲き誇り、足元には一面菜の花が広がっている。当時、車の窓を開けながらドライブしラジオで競馬中継を聞いていた記憶がふと蘇ってきた。ちょうど満開の時期はオークス、ダービートライアルのシーズン。今年はどんな新星が名乗り上げるか。今から楽しみでならない。

今週はマイラーズC。古くはカツラノハイセイコやニホンピロウイナーらが勝利し、2000年以降もカンパニーやスーパーホーネットといった名馬たちが勝利してきた。98年クラシック世代のグラスワンダーやスペシャルウィークから連なる血統に、世界との繋がりと日本競馬の発展を感じつつ、ハイレベルなマイル戦を堪能したい。

2022年4月24日に阪神競馬場で行われるマイラーズカップ。過去10年のデータを分析しながらSPAIA編集部が予想する。安田記念の前哨戦であり、カラテやケイデンスコール、ダイワキャグニーといったこの路線の“常連”たちが出走を予定しているGⅡ競走。データを見ると「マイラーズC」の名にそぐわず、前走マイル重賞組は苦戦傾向にある。ケイデンスコールやホウオウアマゾンはこれを突破できるか。

先週末は3重賞が行われ、皐月賞（GⅠ・芝2000m）はジオグリフ、アーリントンC（GⅢ・芝1600m）はダノンスコーピオン、アンタレスS（GⅢ・ダート1800m）はオメガパフュームがそれぞれ勝利した。AI予想エンジンKAIBAの本命馬の結果とともに振り返る。

今年のアーリントンCはペース、走破時計ともに阪神牝馬S、桜花賞とそん色ない好記録。トライアルレースとしては申し分ないハイレベルな戦いだった。総合力がないと乗り切れない流れを押しきる寸前だったタイセイディバイン、最後まで止まらないダノンスコーピオン、どちらもNHKマイルCで勝負したい。

現役続行を表明したオメガパフュームが久々にJRAダート重賞に出走、しっかり勝ち切ってその力を改めて示した。2着上がり馬のグロリアムンディは厳しい流れを堂々先行から一旦先頭。王者と渡り合えるスタミナを証明した。

能力の上下差が少なく、どの馬にも武器があり、勝機があった2022年皐月賞は、流れを味方につけ、これ以上ないレース運びを見せたジオグリフが制した。そんな勝つべくして勝った競馬の裏で、3着ドウデュースなど展開に泣いた馬も多かった。

春の牝馬クラシック戦線は後半戦に突入。忘れな草賞を勝ったアートハウスと桜花賞組に迫る馬はどの馬なのか。オークストライアル・フローラSは中距離への路線転換をどのタイミングでしたのかがポイント。中距離経験が重賞実績を凌駕する。

春の福島名物重賞福島牝馬Sは毎年のように中山牝馬S組の取捨が的中のカギを握る。一方で数こそ少ないが大穴を提供するのが別路線の牝馬限定重賞組と前走3勝クラス。今年は穴候補がズラリ。きっちり仕留めたい。

今年も阪神開催は2週間の延長戦に入る。2022年マイラーズCも昨年に続き、阪神が舞台。そこで阪神芝1600mのコースデータから好走馬を探すと、2歳時にGⅠ3着があるレッドベルオーブが浮上する。

2022年4月17日、中山競馬場で行われた皐月賞は福永祐一騎手騎乗のジオグリフが1着で入線。2着にはイクイノックス、3着にはドウデュースが入線した。

2022年4月17日、阪神競馬場で行われたアンタレスSは横山和生騎手騎乗のオメガパフュームが1着で入線。2着にはグロリアムンディ、3着にはニューモニュメントが入線した。

2022年4月17日（日）、中山競馬場では3歳牡馬クラシックの第1戦・皐月賞（GⅠ・芝2000m）が行われる。SPAIA予想陣6人中4人が本命と最も高評価だったのはキラーアビリティ、次いで本命1人、対抗2人でドウデュースが続く。東京スポーツ杯2歳S以来の休み明けとなるイクイノックスは本命がゼロ、3番手が最も高い評価だった。

2022年4月17日に中山競馬場で行われる第82回皐月賞。スピード一辺倒の血統では、直線に急坂が待ち構える中山2000mを乗り越えられない。血統からの注目馬はキラーアビリティ。コントレイルと同じ、父ディープインパクト、母系がスタミナ寄りの米血で固められている。

2022年4月17日に行われる皐月賞。過去10年で共同通信杯組が5勝と好成績。今年はその勝ち馬ダノンベルーガが出走予定。初となる右回りへの対応が焦点だが、過去20年の皐月賞（東京開催の11年を除く）で、「キャリア2戦以上の右回り未経験馬」は【2-0-0-0】。同じ共同通信杯組の14年イスラボニータ、15年ドゥラメンテが優勝している。

【2022皐月賞予想】4角4～7番手通過の馬が最も恵まれる「皐月賞ポジション」を意識したいレース。東大HCは上記のデータと枠の並びを踏まえ、キラーアビリティを本命に指名。以下印はジオグリフ、ドウデュースなどと続く。

2022年4月17日に中山競馬場で皐月賞（GⅠ・芝2000m）が行われる。AI予想エンジンKAIBAの本命はダノンベルーガ。前走共同通信杯、前走0.1～0.2秒差勝ち、ノーザンファーム生産馬という好データに合致する。

今回の推奨レースは日曜阪神6Rの3歳1勝クラス。本命は前走、3走前と上のクラスで戦い、今回のメンバーでは頭1つ抜け存在。他には3頭を推奨し、馬券は3連単2頭軸マルチ12点で勝負する。

今回の推奨レースは皐月賞デーの中山準メイン、リステッド・京葉ステークス。昨年の勝ち馬ダンシングプリンスはのちにカペラSを制し、返す刀でリヤドダートスプリントも快勝。40分後に迫るビッグレースにさらなる軍資金を持って参戦するためにも、確実に的中をつかみたいところだ。

強力な17体のAI予想家陣が10個以上の◎をつけた馬の中から、1頭を「スペシャル鉄板馬」と銘打って特別公開！本日は4月17日（日）の「スペシャル鉄板馬」をピックアップ。

2022年の牡馬クラシック第一冠、皐月賞を東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。東大HCはホープフルSの勝ち馬、キラーアビリティに期待する。内枠、好位から盤石の立ち回りでGⅠ連勝を狙う。京大競馬研が注目するのはドウデュース。大阪杯、桜花賞とGⅠで2週連続好走のレジェンド・武豊騎手を背に、クラシック獲りへ挑む。

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今年の皐月賞出走馬は、末脚を生かす競馬で勝ち上がって来た馬が大半。逃げ、先行馬が手薄となった。今回は枠の並びとテンの速さからビーアストニッシドが逃げ、デシエルトが2番手という可能性が濃厚。ビーアストニッシドは前に行ってしぶとさを生かしたいタイプなので、捲らせないペースで逃げる可能性が高く、その隊列なら前有利の展開になる可能性が高いとみて、予想を組み立てていく。

2022年4月17日（日）に阪神競馬場で行われるアンタレスS（GⅢ・ダート1800m）。AI予想エンジンKAIBAの本命は3連勝で重賞初挑戦となるバーデンヴァイラー。過去10年で勝率100%の「前走オープン特別×0.3秒差以上勝ち」、7勝の「前走1番人気」などの好データに期待する。

4月16日、阪神競馬場で行われたアーリントンCは川田将雅騎手騎乗のダノンスコーピオンが1着。2着はタイセイディバイン、3着にはキングエルメスが入線した。