今週も中央競馬は東京、阪神、福島での3場開催。先週末に行われた72レースの傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

2022年4月30日に行われる青葉賞。過去10年のレースデータを紹介しながら、SPAIA編集部が予想していく。ダービーと同舞台、本番を目指す馬にとっては優先出走権の獲得が至上命題となるトライアル。今年も各路線から素質馬が集結した。レヴァンジル、ダノンギャラクシーなども有力だが、データ面でズバ抜けた評価になるのはロードレゼルだ。

2022年5月1日に阪神競馬場で行われる第165回天皇賞（春）。過去15年のデータを基にして検証していきたい。好走確率が上がるのはA「美浦所属馬」B「5歳馬」C「前走1、2着馬」。2つのプラスデータを持つ、阪神大賞典勝ち馬ディープボンドが本命。

今週は5月1日に阪神競馬場で行われる『天皇賞（春）』を予想する。京都開催の2012～20年も含めた過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。登録がある18頭を対象に当てはまった馬を順番に消していく。

2022年5月1日に阪神競馬場で行われる天皇賞（春）を東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。過去20年の天皇賞（春）で1、2番人気のワンツーはわずか2回。配当妙味も含め、「2強」並び立たずの予想を繰り広げる。両者本命に推したディープボンドと対照的に低めの評価となったのは菊花賞馬タイトルホルダー。データとレース内容の両面から死角を探っていく。

今週は阪神競馬場で天皇賞（春）が行われる。筆者の思い出に残る天皇賞（春）は2009年。テレトラック横手内のウインズ横手に向かう車内で、父といつもの様に予想を組み立てていた。結論は、「日経賞組が軽視しされすぎ。アルナスラインとマイネルキッツでもう一度」。しかし、マークシートに塗り込むころには「ディープスカイ、カワカミプリンセス、マツリダゴッホをまとめて倒したドリームジャーニーで決まり」と話が変わってしまった。「最初の通りに買っていれば軽トラが買えていた」と帰路でボヤいたのが忘れられない思い出だ。今回は筆者の心に残る三頭のステイヤーを紹介したい。

今週は、近年1番人気が好調な天皇賞（春）。今年は、昨年の2着馬ディープボンドと菊花賞馬タイトルホルダーが激突。さらには4連勝中のテーオーロイヤル、5歳にしてGⅠ初挑戦となるアイアンバローズなど興味深いメンバーが揃った。1番人気馬の連敗がここで止まるのか、それとも──。今回は、天皇賞（春）の歴史を振り返る。

2022年5月1日に行われる天皇賞（春）。GⅠでは国内平地最長となる3200mを舞台に争われる競走。過去10年のデータ分析とともにSPAIA編集部が予想する。昨年の2着馬で長距離戦線を沸かせ続けているディープボンドに、菊花賞馬タイトルホルダーが挑む。変則開催によるデータ派泣かせの一戦だが、「長距離は騎手で買え」の格言通り、騎手データを分析すると上位人気2頭で明暗がはっきり分かれる。

先週末に行われた福島牝馬S（GⅢ・芝1800m）はアナザーリリック、フローラS（GⅡ・芝2000m）はエリカヴィータ、マイラーズC（GⅡ・芝1600m）はソウルラッシュがそれぞれ勝利。いずれも今回の勝利が重賞初制覇となった。AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨した馬たちは好結果を残すことができたのだろうか。

2022年福島牝馬ステークスはアナザーリリックが勝利。例年以上に時計を要するタフな馬場状態、1000m通過58.6は相当厳しい流れだった。あえて前に行ったクリノプレミアム、瞬発力勝負ではなく、まくって小回りを克服したアナザーリリック。引退レースで伸びしろ証明サトノダムゼル。それぞれ見所の多い激戦だった。

逃げ、先行、イン優位。明らかにバイアスがかかった東京の芝。オークスの出走権をかけたフローラSはこれらすべてを味方につけたエリカヴィータ、パーソナルハイが1、2着で優先出走権を獲得した。

2022年マイラーズカップはロング開催終盤の道悪、よもやのハイペースに事前の見立てを狂わせた人も多かった一戦。急流を演出したベステンダンク、勝ち切ったソウルラッシュ、粘ったホウオウアマゾン、ファルコニアとそれぞれの強みや新味を再確認できたレースだった。

日本ダービー出走権をかけた青葉賞。同じ舞台の有力ステップながら、なかなか勝ち馬を出せていない。今年の出走馬でカギを握るのは前走1勝クラス組。その距離別成績からはサンライズエース、ディライトバローズらが浮上する。

2022年も天皇賞（春）の舞台は阪神芝3200m。昨年2着ディープボンドは阪神大賞典連覇で盾奪取に王手をかける。逃げ有力のタイトルホルダーは日経賞をスローペースで逃げ切った。持久力勝負ではなく、瞬発力勝負に持ち込んだ点がポイントになる。

2022年4月24日、東京競馬場で行われたフローラステークスは田辺裕信騎手騎乗のエリカヴィータが1着で入線。2着はパーソナルハイ、シンシアウィッシュが接戦となっている。

2022年4月24日、阪神競馬場で行われたマイラーズカップは浜中俊騎手騎乗のソウルラッシュが1着で入線。2着にはホウオウアマゾン、3着にはファルコニアが入線した。

阪神競馬場の日曜メインレースは安田記念に向けた前哨戦、マイラーズC（GⅡ・芝1600m）。前走中山記念2着から挑むカラテ、昨年のマイルCS5着のホウオウアマゾンなど重賞実績のある馬に加え、3連勝中の上がり馬ソウルラッシュなど多彩なメンバーが揃った。果たしてSPAIA予想陣の見解はどうなったのだろうか。

2022年4月24日（日）に行われるオークストライアル・フローラS（GⅡ・芝2000m）。SPAIA予想陣4人の本命はルージュエヴァイユ、ルージュスティリア、ヴァンルーラー、キタサンシュガーと全員バラバラで見解が分かれた。混戦模様でどの馬にもチャンスはありそうだ。

2022年4月24日（日）、東京競馬場ではオークストライアルのフローラステークス（GⅡ・芝2000m）が行われる。AI予想エンジンKAIBAの本命はルージュエヴァイユ、「前走1着」「前走芝1800m」「差し」の好データに加えて、同レースと相性の良い戸崎圭太騎手が騎乗する点にも期待する。

【2022フローラS予想】差し・追込が8勝と末脚自慢が勝ち切る一方で、2か月ぶりの開幕週を利して先行勢の残り目もあるレース。東大HCはスケール感あふれるルージュスティリアを本命に指名、ヴァンルーラーやパーソナルハイを高く評価した。

2022年4月24日（日）に行われるマイラーズカップ（GⅡ・芝1600m）は安田記念に向けた前哨戦。AI予想エンジンKAIBAは「5歳」「ディープインパクト産駒」「前走2着」という好データに期待し、ファルコニアを本命に推奨する。

千里山は大阪府吹田市の地名の1つ。大正時代に大阪府の人口増加に応えるため、イギリスのレッチワース田園都市をモデルに造られた。日本初のニュータウンである千里山住宅地があることでも有名である。今回そんな千里山がレース名につく、日曜阪神9レースを推奨する。

フローラSデーの特選は芝1800mの東京9R、石和特別（2勝クラス）からチョイス。素質馬が多くエントリーするなか、オッズ妙味のありそうな馬から勝負する。

強力な17体のAI予想家陣が10個以上の◎をつけた馬の中から、1頭を「スペシャル鉄板馬」と銘打って特別公開！本日は4月24日（日）の「スペシャル鉄板馬」をピックアップ。

2022年4月24日に行われるフローラステークス、マイラーズカップの2重賞をそれぞれ東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。フローラSを予想する東大HCは新馬戦のラップが秀逸なルージュスティリアを本命に。ここだけではなく、オークスまで狙える器との高い評価となった。マイラーズCを予想する京大競馬研はロードマックス。将来性豊かなマイラーが集う一戦、ディープインパクト産駒の切れで一刀両断だ。