【中央競馬】京都競馬場、先週6月15、16日のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、函館での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順、位置取り
◎7枠【5-2-1-13】勝率23.8%、複勝率38.1%
◎4角3番手以内【7-5-7-23】勝率16.7%、複勝率45.2%
▲6枠【0-1-1-17】勝率0.0%、複勝率10.5%
▲4角8番手以下【1-1-3-56】勝率1.6%、複勝率8.2%

芝全体の傾向としては外枠、前方が好成績。Dコース初週ではあったが連続開催後半だったこともあり内枠が有利ではなかった。むしろ、上に挙げた7枠や、8枠【1-2-3-15】複勝率28.6%と外枠が優秀だった。先週は、高速馬場で前が比較的残りやすく、外から位置を取りに行ける馬に利があったようだ。

また、上述したように時計が速いことで前の馬が好成績。後ろからでは届かなかった。特に、土日メインはいずれも逃げ切りで、勝ち時計はそれぞれ当該コースで今年最速タイだった。ただ、今週末は天気が不安定で良馬場は見込めそうにない。おそらく傾向が変わると見た方がいいだろう。

【ダート】
☆枠順、脚質
◎5~8枠【9-9-4-71】勝率9.7%、複勝率23.7%
◎先行【5-5-7-25】勝率11.9%、複勝率40.5%
▲1~4枠【3-3-8-74】勝率3.4%、複勝率15.9%
▲追込【1-0-0-55】勝率1.8%、複勝率1.8%

ダート全体の傾向としては外枠、先行付近が優勢。7枠3勝、8枠4勝と全12レースの半数以上を外二つが占めていた。1~4枠は基本低調だったが、2枠は【2-0-4-16】複27.3%と健闘していたが、好走した5/6頭が4番人気以内で強調はできない。

脚質で最も目立ったのは先行。小回り平坦コースなので逃げも【1-3-0-8】とある程度は馬券に絡んでいた。また、差しも【4-4-5-55】複勝率19.1%と健闘。ただし、差しで勝利した馬はいずれも下級条件×1400m以下。上級条件で前の馬が垂れてくることにはあまり期待できない。

【メモ】
芝:杉山晴紀厩舎【2-0-0-1】
ダート:坂井瑠星騎手【5-1-0-4】

芝では杉山晴紀厩舎が3戦2勝。同厩舎の昨年以降の京都芝成績を見ると【16-17-8-52】勝率17.2%、複勝率44.1%と優秀。さらに、単勝15.0倍未満の馬だと【16-15-8-26】勝率24.6%、複勝率60.0%、回収率も単:141%、複:106%と黒字案件となる。実践していきたい条件だ。

ダートでは坂井瑠星騎手が積極的な位置取りで好騎乗連発。同騎手は昨年以降の京都ダートで「初角2番手以内」を確保した際に【25-12-5-18】勝率41.7%、複勝率70.0%、単勝回収率158%というとんでもない好記録を残している。枠並びやメンバー的に先手を取れそうなら迷わず狙っていきたい。

【傾向まとめ】
・芝:外、前方が優勢。天気次第ではあるが先週時点では超高速馬場
・ダート:外、先行優勢。ただし、下級条件の短距離では差し馬台頭

メモ
・「杉山晴紀厩舎×京都芝×単勝15倍未満」、「坂井瑠星騎手×京都ダート×初角2番手以内」を満たす馬が狙い目

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