【中央競馬】東京競馬場、先週6月15、16日のレース傾向まとめ 

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、函館での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順、位置取り
◎5枠【4-2-1-11】勝率22.2%、複勝率38.9%
◎4角4番手以内【9-6-6-26】勝率19.1%、複勝率44.7%
▲1、2枠【0-2-2-24】連対率7.1%、複勝率14.3%
▲4角6番手以下【1-4-5-59】勝率1.4%、複勝率14.5%

芝全体の傾向としては中~外枠、前有利。枠を見ると5枠を中心に、4~7枠がそれぞれ複数勝利。一方で1、2枠は2着1回ずつまでと厳しかった。ただし、レースからは直線の内目はまだ使えるように見える。週中の雨の影響がどこまで響くかだ。

位置取りは明らかに前が有利。特に逃げた馬が【2-3-3-3】複勝率72.7%と粘り込んだ。内がまだ使える点が効いているようだ。4角時点で6番手以下だと11戦1勝。よほど流れが向かないと差し切りは難しい。

【ダート】
☆枠順、位置取り
◎4枠【4-1-2-17】勝率16.7%、複勝率29.2%
◎4角4番手以内【9-8-7-34】勝率15.5%、複勝率41.4%
▲6~8枠【2-6-3-61】勝率2.8%、複勝率15.3%
▲4角6番手以下【1-3-5-106】勝率0.9%、複勝率7.8%

ダート全体の傾向としては内~中枠、前有利。ダートにしては珍しく、12戦して6~8枠が計2勝と振るわず。1、2枠や4枠の馬の活躍が目立った。好走馬の多くが内、中に進路を取っていたあたり、トラックバイアスが味方していた。

位置取りを見ても芝と同じく前が有利。逃げ、先行馬は複勝率40%オーバーを叩き出し、差しから後ろは同10%程度と苦戦した。

【メモ】
芝:エピファネイア産駒【2-2-2-2】勝率25.0%、複勝率75.0%
ダート:原優介騎手【1-2-1-6】勝率10.0%、複勝率40.0%

芝ではエピファネイア産駒が大安定、ダートでは原優介騎手が複勝率40.0%をマーク。エピファネイア産駒は6月東京芝では単勝オッズ10倍未満なら【11-10-10-19】勝率22.0%、複勝率62.0%とハイアベレージ。なかでも稍重馬場だと【3-2-3-2】と凄まじい。人気なら逆らわない方がいい。

原優介騎手は通算成績を見ると、芝【24-34-43-903】勝率2.4%、複勝率10.1%に対し、ダート【48-68-73-1140】勝率3.6%、複勝率14.2%とイメージ通りダートがいい。ダートで妙味があるのは東京ダ1400mコース。成績は【7-4-2-121】で複勝率は10%に満たないが、二桁人気を3回勝たせており、単回収率は272%と高い。ちなみに二桁人気3勝のうち2勝は新馬戦だった。

【傾向まとめ】
・芝:中~外枠、前有利。直線の内目はまだ使えるが、1、2枠は不調
・ダート:内~中枠、前有利。好走馬の多くが内、中の進路を選択

メモ
・「6月東京芝で赤オッズのエピファネイア産駒」は鉄板
・「東京ダ1400m新馬戦」では原優介騎手が特注

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