【中央競馬】函館競馬場、先週6月15、16日のレース傾向まとめ 

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先週の函館競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、函館での3場開催。ここでは先週の函館競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順、位置取り
◎8枠【5-2-0-16】勝率21.7%、複勝率30.4%
◎4角1番手【4-3-1-6】勝率28.6%、複勝率57.1%
▲1枠【0-0-0-20】複勝率0.0%
▲4角7番手以下【3-1-4-81】勝率3.4%、複勝率9.0%

芝全体の傾向としては1枠減点、逃げ優勢。2枠【3-2-4-11】、3枠【2-5-2-13】と活躍馬が多かった割に、1枠はまさかの20頭すべてが着外という結果に。内訳を見ると逃げた馬がおらず、前に行くことができた馬もあまり多くなかった。位置取り争いに負けたのが敗因のようだ。そういう意味では位置取りには利がある8枠の5勝も納得がいく。

位置取りを見ると、4角1番手の馬が安定。直線が短いコースで、やはり逃げ切りが多発した。しかし、後方の馬も勝率こそ低いものの複数勝利をあげた。概ね逃げ有利とみていいが、ペースが流れそうなら後ろを選択、と臨機応変に対応したい。

【ダート】
☆枠順、脚質
◎6、7枠【5-4-3-26】勝率13.2%、複勝率31.6%
◎逃げ【4-2-1-3】勝率40.0%、複勝率70.0%
▲2枠【0-0-1-9】連対率0.0%、複勝率10.0%
▲追込【0-0-0-30】複勝率0.0%

ダート全体の傾向としては外枠、前有利。1枠こそ【1-2-1-5】と気を吐いたが、2枠は【0-0-1-9】で平均5.3人気に対して平均8.7着と期待を裏切った。ポイントになったのは脚質で、逃げはさることながら先行も【4-6-5-17】勝率12.5%、複勝率46.9%と安定感があった。多くが内に進路を取って逃げ切りあるいは押し切りだった。

【メモ】
芝:永野猛蔵騎手【3-0-0-7】勝率30.0%
ダート:上がり2位以内【8-6-3-5】勝率36.4%、複勝率77.3%

芝では永野猛蔵騎手、ダートでは上がり2位以内の馬が活躍。永野猛蔵騎手があげた3勝は全て1200m戦だった。同騎手の通算成績を見ると芝1200mの新馬戦では【3-3-1-13】勝率15.0%、複勝率35.0%、未勝利戦では【3-7-2-28】勝率7.5%、複勝率30.0%と下級条件で強い。積極的に狙いたい。

【傾向まとめ】
・芝:1枠減点、逃げ優勢。ポジションが特に重要
・ダート:外枠、前有利。上がり問われる馬場。

メモ
・「芝1200m戦の新馬、未勝利戦は永野猛蔵騎手」

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