【フェブラリーS】GⅠで揉まれたショウナンナデシコ、メイショウハリオが虎視眈々 ローテーションに見られる特徴は
SPAIA編集部
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レモンポップに何を添えるか
今週日曜に東京競馬場で行われるフェブラリーS。東京ダ1600mの絶対王者・カフェファラオをはじめとする国内ダート路線のトップ層が、軒並み海外遠征等のため不在となる。東海S上位馬も回避し、根岸S2着ギルデッドミラーは電撃引退。おまけに海外馬の参戦など異例づくしとなるこのレースだが、ひとまず過去10年の傾向からローテーションに見られる特徴を分析する。
勝ち馬10頭の内訳はチャンピオンズC、根岸S、東海S組が各3頭ずつ。残る1頭はフェアウェルS9着からあっと驚く勝利を挙げた14年コパノリッキー。
前哨戦組の扱いは非常に単純で、根岸S2着以内なら【3-2-3-7】、同3着以下【0-0-0-41】。東海Sは3着以内【3-1-1-10】で、4着以下【0-0-0-7】。要するに好走馬を買い、大敗した馬を消せばいい。
ところがどっこい、今年は好走馬が根岸S勝ち馬レモンポップだけ。複勝率47.4%を誇るチャンピオンズC組もおらず、残る2枠をなんとかひねり出さなければならない。
そこで前走東京大賞典or川崎記念【0-4-2-25】に着目。一見、数字的にはよくないが、中央馬に限れば着外が6つ減る。さらに掘り下げよう。ここは(1)6~8歳のベテラン勢、(2)前年にGⅠ・JpnⅠで連対、を両方満たした馬が【0-3-2-6】で複勝率45.5%、複回収率316%となっている。今年は東京大賞典組の2頭、ショウナンナデシコとメイショウハリオが2つの条件に該当。格の高いレースでしのぎを削った実績は侮れない。
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