【大阪杯】AIの本命はシックスペンス 複回収率160%「前走古馬重賞Vの4歳」を信頼
SPAIA編集部

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AIは「年齢」を重視か
6日に阪神競馬場を舞台に大阪杯(GⅠ・芝2000m)が開催される。2017年のGⅠ昇格以降、古馬王道GⅠの初戦として重要な役割を持つ一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:シックスペンス
●短評
美浦・国枝栄厩舎に所属する4歳のキズナ産駒で、キャリア通算は6戦5勝。古馬GⅡ・2勝を含む重賞3勝を挙げており、敗れたのは距離が長かった日本ダービー(9着)のみと、まだ底を見せていない魅力がある。
2走前の毎日王冠では、次走の天皇賞(秋)3着のホウオウビスケッツ、マイルCS2着のエルトンバローズを撃破。前走中山記念では、初の斤量58kgを背負って1:44.8のコースレコード(中山芝1800m)で勝利した。これら結果からGⅠで通用するだけの力は証明済み。持ち前のスピードを生かし、3連勝で戴冠なるか注目だ。
●データ
ここではGⅠ昇格後の過去8回データを使用する。年齢別成績に着目すると、「4歳」【3-3-5-26】勝率8.1%、複勝率29.7%、「5歳」【5-4-3-34】勝率10.9%、複勝率26.1%と5歳以下が優秀で、3着以内24頭中23頭を占めている。AIの予想印もすべて5歳以下で構成されており、年齢は重視したい。
なかでも、シックスペンスが該当する「前走で古馬重賞を勝った4歳」は【2-1-2-7】勝率16.7%、複勝率41.7%と高いレベルで安定。さらに、回収率は単:130%、複160%と馬券を買う上でも頼もしい。
ほか、枠別成績では2頭の勝ち馬を出している6枠【2-1-1-12】をゲット。4歳に限れば【2-1-1-4】複勝率は50.0%となり、23年2着スターズオンアース、昨年1着ベラジオオペラと2年連続で好走馬が出ている点も面白い。
AI予想エンジンKAIBA
◎シックスペンス
◯ステレンボッシュ
▲ベラジオオペラ
△ロードデルレイ
×ホウオウビスケッツ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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