春の芝GⅠ開幕を告げる2023年高松宮記念が行われるコース。外枠不利が顕著で、タフなコース条件から短距離では珍しく差し・追い込みが決まりやすい。ロードカナロア産駒が馬券の狙いで、浜中俊騎手は内枠での信頼度が高い。

前日に多くの日本馬が追い切りを済ませており、3月23日（木）の馬場に姿をみせた日本馬の数はここ数日に比べると少なかった。それでもドウデュース、イクイノックス、ジオグリフが姿を現した。木村哲也厩舎の2頭は調教開始時刻の午前5時に登場し、陽が昇ってハロー掛けが終わったあと、午前7時の組ではドバイターフに出走するドウデュースが馬場入りした。

今週後半は雨が続きそうで、ダート重賞のマーチSも時計が速い重馬場になりそうだ。スピード化しそうではあるが、だからといって芝からの転戦組が簡単に活躍できるかというとそうではない。良馬場でも重馬場でも、ダートに必要なのは馬格。540kg超えの出走馬や前走から10kg以上増が狙い目だ。

春の芝スプリント最強馬決定戦・高松宮記念。昨年の同GⅠ以降に芝1200m重賞を2勝以上したのはナムラクレアとヴェントヴォーチェのみという大混戦の芝スプリント路線。血統面を中心に高松宮記念で求められる適性を整理しつつ、新王者に最も近い存在を探っていきたいと思います。

3月22日（水）、早朝のドバイ・メイダン競馬場はやや冷たい風が吹いて過ごしやすい気候。レースを3日後に控えたイクイノックスやジオグリフ、パンサラッサ、テーオーケインズら日本馬たちが続々と追い切りを行った。 まず先陣を切って芝コース・単走で追い切ったのは木村哲也厩舎の2頭。ドバイシーマクラシックに出走するイクイノックスに続いて、ドバイワールドカップのジオグリフがそれぞれ助手を背に追われた

2023年3月25日に阪神競馬場で行われる3歳重賞・毎日杯。過去10年のデータを参考に、SPAIA編集部が予想していく。出走数の大部分を占める関西馬を、少数精鋭の関東馬が圧倒する構図が見られるレース。今年もキングズレイン、ノッキングポイントの2頭が超強力だ。NHKマイルCや日本ダービーへつながる一戦、勝つのはどの馬か。

2023年3月26日に行われるマーチステークス。このレースの過去10年データを参照しながら、SPAIA編集部が予想する。実績最上位はチャンピオンズC3着馬のハピだが、今回はハンデと「4歳苦戦」の傾向が壁として立ちはだかる。数多の波乱が起こってきた難解なダート重賞。穴馬を探すヒントは鞍上にあり、だ。

2023年3月25日、日本時間深夜にドバイのメイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」が開催される。日本馬が出走を予定しているドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップ、ゴドルフィンマイル、UAEダービーの6競走を展望する。

2023年3月25日に中山競馬場で行われる第71回日経賞。天皇賞（春）につながる、重要な長距離重賞である。過去10年のデータを基にして検証していきたい。好走率が高くなるのはA「栗東所属」B「重賞勝ち、もしくはGⅠ実績のある牝馬」C「4歳馬」D「前走が有馬記念」E「前走1or2or5着」F「前走2or4番人気」。本命はアスクビクターモア。

2023年3月22日に浦和競馬場で行われる桜花賞。南関東3歳牝馬路線の第一冠だ。内枠から先手濃厚なアトカラツイテクルの逃げ切りが最有力とみる。以下、メイドイットマム、スギノプリンセス、サーフズアップ、フジコチャンらも争覇圏内だ。

今週は3月26日に中京競馬場で開催されるGⅠの『高松宮記念』を予想する。これまで通り、過去10年のデータを用いて複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアッ。条件に当てはまった馬を順番に消去していく。今年はフルゲート18頭に対して20頭が登録しているが、除外対象の2頭も含めて進めていきたい。

2023年3月25日に中山競馬場で行われる日経賞。このレースの過去10年データを紹介しながらSPAIA編集部が予想する。今年の注目ポイントはなんといってもアスクビクターモアvsタイトルホルダーの新旧菊花賞馬対決。データからの結論は「両雄並び立つ」堅い決着である。同コースで行われる有馬記念との相関性と、違いが興味深い。

春の訪れを告げる高松宮記念。かつては高松宮杯の名称で中距離レースとして行われ、ハイセイコー、トウショウボーイ、オグリキャップなど錚々たるメンバーが勝ち馬に名を連ねている。1996年に短距離GⅠとして生まれ変わり、1998年からは現在の「高松宮記念」と名称が変更になった。今回はGⅠ昇格以降、先頭でゴールを駆け抜けた3頭の牝馬に注目して当時を振り返ってみたい。

2023年3月25日に阪神競馬場で毎日杯が行われる。過去10年の重要データと血統から推奨馬をピックアップ。今回は過去のデータ、前走不利データ、血統の3つの要素からキングズレインとオメガリッチマンを推奨する。過去にはアルアインがここを勝ち皐月賞馬となるなど、本番に向けても重要なレースだ。

2023年ドバイシーマクラシックに出走するシャフリヤール、ドバイワールドカップに出走するヴェラアズールがそれぞれ福永祐一調教師を背に馬場入り。福永師はシャフリヤールの状態面について「日に日に上がってきている」と手ごたえを感じている様子だ。

3月26日（日）に中京競馬場で行われるのは、高松宮記念（GⅠ・芝1200m）。過去10年のデータでは最多の4勝をマークしているシルクロードS組が優勢。勝利したナムラクレアや巻き返しを図るウインマーベル、阪急杯を制して勢いに乗るアグリなど4歳勢に注目が集まる。

今週からは遂に春のGⅠが本格的に開幕。まずは高松宮記念、名スプリンターを多数輩出してきたレースだ。今年はオーシャンSの2着馬ディヴィナシオンが出走を予定している。父はヴィクトワールピサである。

2023年3月26日に中京競馬場で行われる高松宮記念。過去10年のデータ分析とともにSPAIA編集部が予想する。待望のGⅠ初制覇がかかるメイケイエール、ナムラクレアを筆頭に、4連勝の新星アグリ、長期休養明けのピクシーナイトなど、例年にも増して実力伯仲の好メンバーとなった。春GⅠシリーズの開幕戦、データから得られるヒントは血統にある。

皐月賞最終トライアル・スプリングSを制したベラジオオペラはエアデジャヴー牝系。中山でやたら強いこの系統らしく、重馬場、ハイペースのタフな一戦を力強く抜け出した。混戦の皐月賞でも通用する可能性を秘める。

あいにくの天候で行われ、不良馬場になったフラワーCは道悪巧者エミューが得意の中山で決め手鋭く躍動した。過去の不良馬場より前半が遅く、時計がやや速い決着はエミューの道悪適性の高さを示したものだった。

阪神大賞典は典型的な中盤までゆったり流れる大人な流れになり、好位のインから抜け出したジャスティンパレスが重賞2勝目をあげ、久々にボルドグフーシュに先着した。器用でスタミナがあるジャスティンパレスにとって京都の天皇賞（春）はまたとないGⅠ勝利のチャンスだ。

2023年3月18日に行われたファルコンステークスはタマモブラックタイが勝利した。「タマモ」の重賞制覇は2018年京都ジャンプSのタマモプラネット以来4年4か月ぶり、平地重賞は2013年きさらぎ賞タマモベストプレイ以来、約10年ぶりの出来事だった。

2023年3月25日に阪神競馬場で行われる毎日杯をデータとともに展望する。1番人気がほぼ崩れない堅いレースで、東西比較だと関東馬が優勢。前走東京の1勝クラスを連対した馬が好成績で、キャリア2戦2勝馬は7頭全て複勝圏を確保している。ノッキングポイント、キングズレインはいずれもデータ的に強力だ。

2023年高松宮記念をデータとともに展望する。昨年の1～5着馬がそろって今年も登録、その着差はたった0秒1差だった。再戦の着順はどうなるか予測できない。そこに昨年12着グレナディアガーズ、4歳ナムラクレア、新星アグリやヴェントヴォーチェが加わり、輪をかけた大激戦だ。

天皇賞（春）の前哨戦である日経賞は昨年覇者タイトルホルダーと昨年の菊花賞馬アスクビクターモアが早くも対決する。どちらも先行意識が強く、流れを支配できる馬だけに展開は最大の注目ポイントになる。