【中央競馬】福島競馬場、先週11月4、5日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
先週の福島競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・福島での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
開幕週だけあって、やはり内枠有利。1枠【3-1-1-12】、3枠【2-2-1-14】などが活躍した。勝ち馬が出たのは6枠【3-2-1-18】まで。7枠【0-2-3-19】などは好走こそすれど、勝ち切るのは難しかった。
☆位置取り
4角5番手以内が【12-7-7-42】で、12戦全勝。明らかに前有利だった。小回り、開幕週、直線が短いコースと前が有利になる要素しかなく、さすがに前が止まらなかった。同6番手以下は【0-5-5-91】で、この時点で複勝率が10%を切っていた。今週も似たような傾向になりそうで、前の馬を積極的に狙いたい。
☆その他
福島ではもはやお馴染み感があるが、ゴールドシップなどステイゴールド系種牡馬の産駒が【4-1-1-7】勝率30%超えだった。ゴールドシップ産駒の芝通算成績は【29-15-22-156】勝率13.1%、単回収率120%と、勝利数含めていずれも全場トップ。また、このなかでも良馬場【18-9-15-119】勝率11.2%、複勝率26.1%に対し、良馬場以外は【11-6-7-37】勝率18.0%、複勝率39.3%ととにかく良い。馬場が渋るならより狙いたい。
【ダート】
☆枠順
6枠【3-1-2-14】など中~外枠やや有利。なかでも日曜日は【2-1-1-6】と好調だった。1枠は【2-0-2-6】複勝率40.0%とよかったが、3枠は【0-1-0-12】で、基本的には内枠は割引と見ていい。
☆脚質
10戦して、逃げが【5-1-1-3】と圧倒的。先行【3-7-5-21】複勝率41.7%を見ても、前が優秀だった。芝と同じく前が有利になりやすいコースレイアウトで、先週はセオリー通りといったところか。差しは【2-2-2-37】同14.0%、追込【0-0-2-37】と少しでも後ろになるとそれだけで不利だった。
☆その他
横山琉人騎手が【3-0-0-1】と大活躍。福島や中山など、小回りコースで成績がよく、コーナリングが上手い可能性はある。馬番で見ても、1~8番は【26-19-16-316】勝率6.9%、複勝率16.2%に対し、9番以降は【12-13-18-291】勝率3.6%、複勝率12.9%と、ダートの割に内の方が好成績。特に逃げ・先行で好走する傾向にあるので、内で先行力のある馬に乗っている時は要チェックだ。
【傾向まとめ】
・芝:内、前有利。福島芝はゴールドシップ産駒の庭。渋ればなおよし。
・ダート:内枠不利、前有利。横山琉人騎手は内の馬番×先行馬で妙味あり。
おすすめ記事