【中央競馬】東京競馬場、先週6月8、9日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、函館での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順、位置取り
◎5~8枠【8-6-8-67】勝率9.0%、複勝率24.7%
◎4角5~10番手【7-5-4-41】勝率12.3%、複勝率28.1%
▲1~4枠【3-5-3-55】勝率4.5%、複勝率16.7%
▲4角11番手以下【0-1-0-43】勝率0.0%、複勝率2.3%

芝全体の傾向としては外枠、中団有利。枠を個別で見ると、7枠【3-1-3-17】や8枠【3-2-0-20】が抜けていて、反対に1枠【0-1-0-14】が苦戦。シンプルに外枠有利、内枠不利だった。脚質で見ると、逃げ0勝、先行4勝に対して差しが7勝を挙げていた。追込はさすがに0勝だったが、4角5~10番手付近なら勝負になった。

【ダート】
☆枠順、脚質
◎2枠【2-5-0-15】勝率9.1%、複勝率31.8%
◎差し【7-6-4-59】勝率9.2%、複勝率22.4%
▲7枠【0-1-2-21】勝率0.0%複勝率12.5%
▲先行【2-5-5-25】勝率5.4%、複勝率32.4%

ダート全体の傾向としては外枠不利、差し有利。ダート戦は多くの場合外枠が有利になるものだが、先週は内枠がやや優勢。馬番で見ても7番が【4-1-0-7】と固め打ちしていた。脚質では、ダートのセオリーである前より、少し後ろの差し馬が活躍。逃げが【2-0-1-9】複勝率25.0%、先行が同32.4%に対し、差しが同22.4%と真っ向から戦えていた。

ちなみに、差しの好走馬の多くは内枠からスタートしていたが、直線では中~外に出しているパターンばかり。内が伸びていたわけではない点に注意だ。

【メモ】
芝:C.ルメール騎手【5-2-0-2】勝率55.6%、複勝率77.8%
ダート:菅原明良騎手【1-3-2-3】勝率11.1%、複勝率66.7%

芝ではC.ルメール騎手、ダートでは菅原明良騎手が活躍。C.ルメール騎手は5勝のうち3勝がリアルスティール産駒。同騎手がリアルスティール産駒に騎乗した際の芝成績を見ると東京・中山で【9-2-4-4】勝率47.4%、複勝率78.9%と強烈な数字を出していた。菅原明良騎手は東京ダートで7番人気以内の馬に騎乗すると【45-49-33-201】勝率13.7%、複勝率38.7%となかなかのハイアベレージだ。今後も機会はあるはずで、注目だ。

【傾向まとめ】
・芝:外枠、中団有利。追込は苦戦
・ダート:外枠不利、差し有利。ただし内差しは多くない

メモ
・「C.ルメール騎手×リアルスティール産駒×関東主場の芝」は特注条件
・「菅原明良騎手×東京ダートで7番人気以内」が◯

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