【中央競馬】阪神競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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昨年同時期の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、小倉での3場開催。ここでは昨年同時期の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、データは昨年の第1回阪神開催の1~4日目のものである。

昨年同時期の阪神芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
1~4枠【8-8-7-68】複勝率25.3%、5~8枠【9-9-10-98】同22.2%と若干ながら内枠優勢だった。直線の長い外回りに関しても、1~4枠同27.9%、5~8枠同19.8%と同様。京都開催再開で今年はさらに芝の状態が良い可能性もあり、開幕週らしく内は重視したい。

☆脚質
逃げ【4-2-4-7】複勝率58.8%、単複回収率は200%超え。押さえ必須級の逃げ有利傾向。先行に関しては【6-4-5-50】複勝率23.1%と悪くはないが、開幕週としてはやや物足りない。また、直線の長い外回りでは差しが【4-3-4-35】複勝率23.9%と健闘しているが、追込となると【1-4-1-36】わずか1勝と届かない。開幕週なのでまずは逃げ馬からがベターだ。

☆その他
岩田望来騎手が【5-1-1-10】5勝と断トツで、逃げ、先行馬で2勝ずつ挙げていた。同騎手はあまり積極的に先行するイメージがないが、19年以降の阪神芝での逃げ成績は【10-5-2-17】連対率44.1%、単複回収率100%超えと非常に優秀。逃げ馬騎乗時は要チェックだ。


昨年同時期の阪神ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
7枠【6-4-6-44】複勝率26.7%、8枠【7-6-4-44】同27.9%と揉まれにくい外枠が活躍。1400、2000mと外有利の芝スタートコースの存在も大きいだろう。また、1枠も【5-3-5-32】同28.9%と優秀だったが、これはダートスタートの1800m戦で【3-2-2-8】が目立った。小回りの中距離であれば最内にも利はありそうだ。ただ、隣の2枠は【1-1-4-40】同13.0%でワースト。基本的には外枠を上に取りたい。

☆位置取り
4角で先頭の馬が【11-9-3-8】31R中11勝、複勝率74.2%、単複回収率も大きくプラス。3番手以内【24-17-16-57】が複勝率50%ラインとなっており、4角位置が前であればあるほど良い。6番手以下となると【5-8-9-226】複勝率8.9%と好走率は一気に下がってくる。直線で勝負するような馬は厳しいといえる。

☆その他
馬体重525kg以上の大型馬が【4-1-3-16】複勝率33.3%と活躍傾向。500kg以上の馬の2023年ダート成績を主場4競馬場で見ると阪神(複勝率27.8%)に対し、他3場は京都(複勝率26.2%)、中山(複勝率25.1%)、東京(複勝率21.9%)。大型馬は特に関西の競馬場と好相性だ。

【傾向まとめ】
・芝:開幕週らしく内、逃げ優勢。岩田望来騎手の阪神芝×逃げに注目。
・ダート:定石通り外×前有利。阪神ダは大型馬の成績が良好。

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