3月29日（日）の中山競馬場は降雪のため3レース以降が中止に。出馬表の内容（出走馬・出走馬の馬番号等）を変更したうえで、3月31日（火曜）に行われることになったが、そのメインを飾るのがハンデ重賞マーチステークス（GⅢ・ダ1800m）。その枠順が確定した。 前走初ダートを難なくこなしてみせたクリンチャーは1枠2番、フェブラリーS、5着だったタイムフライヤーは3枠5番、重賞初勝利を目指すスワーヴアラミスは6枠12番に入った。

そうそう一筋縄ではいかないハンデ重賞であるダービー卿CT。過去の傾向としてはマイル重賞の傾向としては異例の前走1400ｍからの距離延長組に注目。加えて昇級組が過去10年で5勝と高確率で勢いよく重賞制覇を遂げている。また中山芝の傾向らしく馬体重520キロ以上のデカイ馬の成績もいい。

昔から古馬中距離路線の始動戦として有力馬が集まる大阪杯。GⅠ昇格から3年が経ち、傾向として変わった部分、不変な部分とはどんなところだろうか。時計面や前走条件などを比較していくと、変化より変わらない面が多いことがわかった。そしてデータから導き出されたのは友道厩舎の2頭のダービー馬だった。

3月29日（日）に中京競馬場で行われるのは高松宮記念（GⅠ・芝1200m）である。AI予想エンジンKAIBAの予想は、◎タワーオブロンドン◯ダノンスマッシュ▲ノームコア△グランアレグリア×モズアスコットとなっている。

京大競馬研究会の本命はGⅠ2勝のモズアスコット。1200mのスピードが求められるレースは前半速いラップで好走している距離短縮馬が狙い目だ。高松宮記念当日は雨予報。時計のかかる馬場で好走しているセイウンコウセイやダノンスマッシュにも注目だ。

1番人気が受難な重賞マーチSは今年も大混戦。ハンデ戦なのでハンデ別の成績を調べると、57.5キロ以上の賞金を持っている実績馬が強い傾向があった。また前走オープン特別組とGⅢ組が互角というデータから57.5キロの人気薄リアンヴェリテが浮かび上がる。みやこS大敗後の休み明け、手薄な逃げ先行馬、超ハイペースから一転してマイペースとなれば、そうは止まらない。相手は前走レース別成績と斤量を加味して手広くいく。

日経賞は過去10年で前走2000ｍ戦出走馬【0-0-0-13】。中距離適性は問われずステイヤータイプが強いレースである。狙いは過去10年で【3-0-2-5】の日経新春杯組。その2着馬レッドレオンは直線で追い出しを待たされる不利があった。モズベッロより内容面を評価し本命とした。

内枠有利、先行有利の傾向が強い高松宮記念。さらに道悪への適性も重視した東大ホースメンクラブは近走が好内容のステルヴィオを本命にした。以下印は、ダノンスマッシュ、タワーオブロンドンと続く。

3月28日（土）に阪神競馬場で行われるのは毎日杯である。KAIBAの予想は◎アルジャンナ◯サトノインプレッサ▲ストーンリッジ△ダノンアレー×トウケイタンホイザとなっている。

3月28日（土）に阪神競馬場で行われる毎日杯（GⅢ・芝1800m外）の枠順が確定した。 ここ2走、重賞で2、3着のアルジャンナは2枠2番、2連勝で土つかずのサトノインプレッサは7枠8番に入った。

3月28日（土）に中山競馬場で行われる日経賞（GⅡ・芝2500m）の枠順が確定した。前走、日経賞を勝ったモズベッロは6枠10番、重賞で常に結果を出しているミッキースワローは8枠14番に入った。

3月29日（日）に中山競馬場で行われるハンデ重賞マーチステークス（GⅢ・ダ1800m）の枠順が確定した。 前走初ダートを難なくこなしてみせたクリンチャーは1枠2番、タイムフライヤー5着だったタイムフライヤーは4枠7番、重賞初勝利を目指すスワーヴアラミスは5枠10番に入った。

3月29日（日）に中京競馬場で行われる高松宮記念（GⅠ・芝1200m）の枠順が確定した。前哨戦のオーシャンステークスを圧勝したダノンスマッシュは3枠6番。昨年の秋のスプリンターズS王者タワーオブロンドンは5枠9番、昨年の桜花賞馬・グランアレグリアは4枠8番に入った。

春のGⅠシリーズの訪れを告げる「尾張の電撃戦」高松宮記念（GⅠ・芝1200m）。昨秋のスプリンターズステークスを勝ったタワーオブロンドン、前走のオーシャンステークスを勝利して挑むダノンスマッシュ、さらには初の1200m戦となるグランアレグリア、芝・ダートでGⅠを制しているモズアスコットなど豪華メンバーが揃った。馬場適性分布図を用いて、注目馬の適性を分析した予想は、◎モズアスコット、○ダノンスマッシュ、▲タワーオブロンドン、△アイラブテーラー、×ダイアトニック、☆シヴァージとなっている。

3月29日（日）に中京競馬場で行われる高松宮記念。門田氏の予想は◎クリノガウディー○モズアスコット▲シヴァージ△グルーヴィット×ステルヴィオ×タワーオブロンドンとなっている。

3月22日をもって2回中山、2回阪神の両開催が終了した。中山はヒューイットソン騎手が8勝でトップ、阪神は川田騎手が15勝を挙げる活躍を見せた1か月だった。そんな両開催について詳しく振り返っていく。

天皇賞（春）の最有力ステップレース阪神大賞典は1番人気キセキがスタートで大きく遅れ、道中で自らそれを挽回することで厳しいレースを演出した。序盤より中盤、そして後半へと加速し続けるタフな流れを制したのはユーキャンスマイル。キングカメハメハ産駒としては珍しい長距離ランナーは持ち前のレースセンスに底力を身につけて勝利した。

先週末、AI予想エンジンKAIBAが取り上げた重賞は、阪神大賞典とフラワーカップの2レースだった。しかし残念ながら、阪神大賞典の本命馬ボスジラは8着、フラワーカップの本命ミアマンテは6着という結果に終わってしまった。結果は残念だったが、2レースの結果について詳しく振り返っていく。

皐月賞トライアルのスプリングSは10頭立て、オープン馬4頭、1勝馬4頭、地方馬2頭というやや低調なメンバーとなった。レースはアオイクレアトールの逃げに絡む馬がいないスローペースとなり、前半1000ｍ通過タイム、勝ち時計ともに前日の同距離3歳未勝利 よりも遅いものとなった。凡戦ではあるものの、その中からでもこの先のヒントになるような各馬の適性がある。

第34回フラワーCは例年同様に比較検討の難しい難問だった。オープン馬4頭、1勝馬10頭というメンバーで勝ったのは1勝馬12番人気の伏兵アブレイズ。藤井勘一郎騎手はこれがJRA重賞初制覇となった。上位を外枠が独占したこのレースで明暗を分けたのは各ジョッキーの戦略だった。

3月28日（土）に中山競馬で日経賞が行われる。注目しておきたいデータは「栗東所属」「4歳馬」「サンデー系×ノーザンダンサー系」である。

時期的にクラシック開幕、そのスタートラインに立つ最後のチャンスといっていい毎日杯。勝ち馬にはGⅠホースも多く、記録的にも未来に向けて要チェックレースだ。好成績の前走GⅢ組、その内訳をみるとワンターンの競馬を経験した馬が強い傾向にある。これはGⅢ組に限らず使えそうな作戦なので、覚えておきたい。また掲示板以下からの巻き返しも十分あるレースであり、騎手の乗り替わりがマイナスに働かないレースでもある。

高松宮記念の裏で開催されるマーチSは例年超難解重賞として知られている。レースの時計的な傾向は顕著ではあるが、実際に好走する馬を探しにくい。データから傾向として浮かび上がるのは1番人気不振、重ハンデ評価、前走総武S、仁川S組の3パターンである。

3月29日（日）に中京競馬場で行われるのは、春の短距離王を決めるGⅠ、高松宮記念（GⅠ・芝1200m）である。覚えておきたいデータは「優勝馬は1～5番人気」「オーシャンS組不振」「6歳馬に注意」「先行馬有利」である。

少頭数ながらキセキやユーキャンスマイルなど能力の高いメンバーも揃った阪神大賞典。上位人気馬が強く、重賞で勝負になるレベルの馬が中心だ。京大競馬研の本命はデータ的にも推せるユーキャンスマイル。以下キセキ、ボスジラ、ムイトオブリガードまで印を回している。