2020年11月15日に例年とは異なって阪神芝2200ｍを舞台に開催されるのがエリザベス女王杯。このレースを京大競馬研究会、東大ホースメンクラブが予想する。京大は展開とコースデータを基に、先行できる馬に徹底して狙いを定めた予想。東大は上位人気が想定される3頭ではなく、「第4の馬」を本命に据えた。また、ラヴズオンリーユー、ラッキーライラック、ノームコアの3頭で、軽視したい1頭が東大と京大で一致。危険な人気馬となりそうなその馬はどれだろうか。

阪神競馬場でエリザベス女王杯が行われる日曜競馬。特別戦4レースでSPAIA編集部がオススメする馬を紹介する。 エリザベス女王杯は1年半ぶりとなる復活Vを期す1頭を本命に。また、難解な福島記念は人気薄が見込まれる馬を推奨している。好調だった先週に続いての的中が出るか、注目だ。

土曜日に行われるのはデイリー杯2歳S、武蔵野Sの2重賞。この2レースをSPAIA編集部がまとめて予想する。デイリー杯はとにかく「前走1着馬」「前走2番人気以内」が強いレース。このデータで本命候補を一気に絞り込める。武蔵野Sは大穴の1頭に注目。前走は59キロに加え、直線で詰まり通して脚を余していた。データ的にも強調点があり、反転攻勢が見込めるその馬とは。

2020年11月14日に阪神競馬場で行われるデイリー杯2歳Sの枠順が確定した。前走を2歳レコードVで圧勝したレッドベルオーブは2枠2番、2連勝中のホウオウアマゾンは1枠1番に入った。

2020年11月14日に東京競馬場で行われる武蔵野Sの枠順が確定した。今年のフェブラリーS勝ち馬モズアスコットは1枠2番に、夏の北海道で2連勝、エルムSを勝ったタイムフライヤーは6枠11番に入った。

2020年11月15日に福島競馬場で行われる福島記念の枠順が確定した。前走のクイーンSで重賞初勝利を挙げたレッドアネモスは2枠4番に入った。

2020年11月15日に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯の枠順が確定した。昨年の覇者で、これまでにGⅠ3勝を挙げるラッキーライラックは●枠●番、オークス以来およそ1年半ぶりの勝利を目指すラヴズオンリーユーは●枠●番に入った。

今回のコラムのテーマは「非根幹距離」。種牡馬別では安心のディープインパクトの他、ルーラーシップ・ゴールドシップが台頭。騎手別ではM.デムーロ騎手や戸崎圭太騎手、調教師別では角居勝彦調教師が得意としている。

東京では武蔵野S、阪神ではデイリー杯2歳Sが行われる土曜競馬から、その2重賞を含めた編集部オススメの馬を4頭紹介する。 先週は推奨馬が【3-0-3-1】と絶好調だったこのコーナー。武蔵野Sではこのコースを大得意とする鞍上に注目した予想。単回収率381％、複回収率126%を誇る騎手とは誰だろうか。

2020年11月15日（日）に行われるGⅠ・エリザベス女王杯。今年は阪神競馬場での開催となり、距離こそ変わらないものの、内回りコースを使用して行われる。先週末は速いタイムが出る高速馬場ながら、外を回した馬でも好走可能だった。それらの傾向と出走各馬の馬場適性を踏まえた結果、予想は◎ラヴズオンリーユー、○ラッキーライラック、▲サトノガーネット、△センテリュオ、×ウインマリリンとした。

2020年11月15日（日）に行われるGIエリザベス女王杯。データ上のポイントは「3、4歳」「前走5着以内」「前走GⅡ以上」「中9週以上は連対馬ゼロ」となる。連覇のかかるラッキーライラックは5歳かつ、京都芝2200に対して阪神芝2200の成績が大きく落ちるオルフェーヴル産駒。この変則開催は“アンラッキー”だ。

エリザベス女王杯が行われる日曜日の中央競馬。その裏、福島のメインレースはハンデ重賞の福島記念だ。 フルゲート16頭に対し、26頭が登録。極めて難解なムードの一戦だが、これを読み解く強力なデータがあるという。的中へのカギを握る、そのデータとは一体なんだろうか。

日曜日に阪神競馬場で開催される秋の女王決定戦、第45回エリザベス女王杯（GⅠ・芝2200ｍ）。このレースをSPAIA編集部が予想する。 牝馬のレースらしく若い馬有利のデータがあり、5歳以上はめっきりと好走率が落ちる傾向。ラッキーライラック、ノームコアはこのデータを覆せるか。また、高配当の使者となりそうな3歳馬はどの馬だろうか。

日曜日に阪神競馬場で行われるのはエリザベス女王杯。春の昨年の勝ち馬ラッキーライラックを中心にGⅠタイトルを持つ馬も複数出走する。このレースの上位人気馬に垣間見える死角について検討していく。

今週の対象レースは、阪神芝2200mで開催される『エリザベス女王杯』。今回は過去10年の当該レースと2011～20年の宝塚記念から複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップしたい。今年はどの馬が凡走する確率が高いのか、データで迫った。

土曜日に行われる武蔵野S、デイリー杯2歳Sの2重賞をSPAIA編集部がデータを紹介しながら予想する。 東京メイン・武蔵野Sでは騎手のデータに注目。東京ダート1600ｍで単回収率381％を誇る騎手がいるという。阪神メインのデイリー杯2歳Sでは勝ち馬10頭に共通するポイントを発見。1着候補は2頭に絞られるという。果たしてそのデータとは。

2020年11月15日に行われるエリザベス女王杯。今年は阪神の芝2200ｍで行われるこのレースを東大ホースメンクラブが予想する。 東大HCの本命は5歳にして近走が充実してきた1頭に。2走前は一見単なる2着だが、その中身に注目すると評価できる要素があるという。その要素と本命に推された馬とは。

阪神を舞台に行われる2020年のエリザベス女王杯。好走を期待できる3つのデータは「3、4歳馬」「阪神コース」「臨戦過程」。これらを満たすソフトフルートやラヴズオンリーユーには注目だ。

今週末の日曜日に阪神競馬場で行われる2020年のエリザベス女王杯。このレースを京大競馬研究会が予想する。 ラッキーライラック、ラヴズオンリーユー、ノームコアという3頭のGⅠ馬が順当に上位人気を形成しそうだが、京大は前走大敗で人気薄必至の1頭を本命に推す。今年が例年と違う阪神コースになることが追い風になるという。その馬と根拠に注目だ。

先週末の11月7・8日、東京と阪神の両競馬場では4つの重賞レースが行われた。モントライゼが京王杯2歳S、メイケイエールがファンタジーS、オーソリティがアルゼンチン共和国杯、クリンチャーがみやこSを勝利し、AI予想エンジンKAIBAは4レースとも優勝馬を的中させた。しっかりと相手も押さえて馬券も的中となったのか、振り返っていく。

11月7日、阪神競馬場で行われたファンタジーSは武豊騎手騎乗のメイケイエールが1着。2着にはオパールムーン、3着にはラヴケリーという決着で幕を閉じた。

近年、朝日杯FS好走馬を多く輩出する京王杯2歳Sは2015年以来久々にフルゲートで行われた。勝ったのは小倉2歳S2着のモントライゼ。初の1400ｍもなんなくクリアした姿にGⅠへの期待も膨らむが、その高い完成度をもってしても果たしてマイルへの距離延長をこなせるだろうか。最後の200ｍ12秒0をどうとるのか。評価はそこでわかれる。

阪神で施行されたみやこSはかつて芝の重賞戦線で善戦していたクリンチャーが18年2月京都記念以来、2年8カ月ぶりに勝利した。ダート転向によって再浮上のきっかけをつかんだ同馬の勝利はまさにセカンドキャリアで結果を出す、敗者復活のごとく。挫折してもまた立ち上がる姿に自らの人生を重ねた人もいただろう。これはただの復活ではない、自身の弱みを克服した進化の勝利だった。

アルゼンチン共和国杯は3歳オーソリティが勝利。17年スワーヴリチャード以来の3歳馬勝利となった。春は青葉賞を勝ち、日本ダービー出走をつかんだものの、骨折でリタイア。半年ぶりの実戦復帰で見事な勝利を収めた。レースは前半が速く、中盤が緩む変則的な流れとなり、スローのタテ長という後続に厳しい競馬となった。3番手で前を追いかけず、後ろに動かれなかったオーソリティ、その位置取りをすんなりとったことが勝因だった。

アーモンドアイ、クロノジェネシスがいないためエリザベス女王杯は大混戦。レースを使わないローテで5歳秋に偉業を成したアーモンドアイは例外的存在とすると、牝馬の5歳秋は3、4歳と成長曲線で逆転するタイミングでもある。過去10年で【1-2-1-48】と成績不振の5歳馬が上位人気に支持されるそうな今年は傾向通りであればひと波乱ありそうだ。