今週末の中央競馬は福島・小倉・函館での3場開催。先週末に行われた72レースのうち、特に函館の傾向をおさらいしていこう。

昨年同様に小倉競馬場を舞台に行われる2022年CBC賞。芝1200mでは最も直線の長い中京から最も前半のペースが速くなりやすい小倉に条件が替わるだけに、例年とは全く異なるタイプの好走が予想される。注目馬はファストフォース、スマートリアン、テイエムスパーダ。

2022年ラジオNIKKEI賞、CBC賞の2重賞を、それぞれ東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。東大HCが本命に推すのは弥生賞ディープインパクト記念3着のボーンディスウェイ。ドウデュース、アスクビクターモアと接戦を演じた実績を買う。波乱の重賞が続く夏のローカルシリーズ、その開幕を的中で飾れるか。

2022年7月3日に第58回CBC賞が昨年と同様に小倉競馬場で行われる。過去10年のデータから好走パターンはA「牡馬・セン馬」B「5歳」C「牝馬でハンデ54キロ以上」D「前走1着」E「前走1番or5番人気」。本命はマイナスデータを持たないカリボール。

2022年6月29日に大井競馬場で帝王賞が行われる。1番人気が過去10年で1勝しか挙げておらず、また創設以来連覇もないレースということで、テーオーケインズに疑問符がつく。本命はクリンチャー。しぶとさをいかせる交流重賞でこそ輝くタイプだ。

今週からは函館・福島・小倉のローカル3場開催。下半期最初の予想は、日曜小倉のメイン『CBC賞』から始めたい。いつも通り、過去10年のデータから、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を順番に消していく。2012～19年は中京、20年は阪神開催だったが、これらを含めた過去10年のデータを用いて進めていく。

2022年7月3日に小倉競馬場で行われるCBC賞。このレースの過去10年データを分析しながら、SPAIA編集部が予想する。多くの重賞の例と異なり、年少馬が苦戦するCBC賞。今年も3歳のアネゴハダやテイエムスパーダが出走を予定しているが、データ上は暗雲が漂う。そのデータから見た好走馬の特徴は「重ハンデ」。実績があれば多少の斤量は問題なしだ。

7月に突入し暑い季節がやってくる。ということはいよいよ夏競馬のスタートだ。秋のGⅠシリーズを夢見る原石たちが競い合う季節でもある。夏の小倉開催と言えばメイショウカイドウが忘れられない。2005年に小倉大賞典、北九州記念、小倉記念を勝利し史上初の同一年に小倉三冠を達成。まさに小倉巧者の代表格だった。 さて、今回は今週末から開幕する小倉競馬場にフォーカスし、買える騎手特集をやっていく。

今週はラジオNIKKEI賞。古くはラジオたんぱ賞として親しまれ、マルゼンスキーやダイナコスモス、ツインターボやシンコウラブリイらを輩出。ラジオNIKKEI賞に改称後もロックドゥカンブやアンビシャスらを送り出してきた。今回はスプリングSで3着のサトノヘリオス、デイリー杯2歳Sで2着のソネットフレーズ、毎日杯で2着のベジャールらが激突。秋に向け、弾みをつけるのはどの馬か。

2022年7月3日に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞。このレースについてデータを分析しながら、SPAIA編集部が予想する。宝塚記念も終わり、いよいよ本格的に夏競馬がスタートする。その開幕を告げる3歳限定のハンデ重賞。データを見ていくと内枠有利、逃げ有利など開幕週らしい基本的な傾向に加え、好走馬の「毛色」にまさかの偏りが。複勝率75%の強力データが指し示す、今年の推奨馬とは。

6月26日（日）、阪神競馬場では上半期の締めくくりとなるグランプリ・宝塚記念（GⅠ・芝2200m）が行われ、タイトルホルダーが勝利した。これで菊花賞、天皇賞（春）に続いて阪神競馬場でGⅠ・3勝目。AI予想エンジンKAIBAは本命に推奨しており、馬単が的中した。

このコラムでは古馬のレースと比較しながら2歳戦の指数を算出し、出走馬を評価していく。今回は2018年マイルCS勝ち馬ステルヴィオの全妹ウンブライルや、出遅れて5馬身差圧勝したオマツリオトコなどが出た6月18日、19日の2歳戦について、指数と評価を掲載する。

勝ち時計2.09.7。レコードは絶好の馬場状態がアシストした面もあったが、そのラップ構成がとてつもない。これを恵まれたわけではなく、自力で押し切ったタイトルホルダーはスピードとスタミナを両立させる完璧なサラブレッドになった。

今年も夏の小倉は途中中断が入るものの、例年より早く開幕する。そのオープニングを飾る2022年CBC賞。昨年は1.06.0のレコード。その覇者ファストフォースが今年も参戦、スピード決着が濃厚。コースデータを分析すると、アネゴハダ、カリボール、ロードベイリーフが浮上する。

2022年ラジオNIKKEI賞には、ドウデュースら最上位クラスとの力差を感じながらも、早くも菊花賞に向けて再スタートを切る馬たちが集う。そのため実力拮抗、世代限定唯一のハンデ戦であり、難解な一戦。今年も上位人気馬には危険な香りが漂う。

6月26日、阪神競馬場で行われた宝塚記念は横山和生騎手騎乗のタイトルホルダーが1着で入線。2着にはヒシイグアス、3着にはデアリングタクトが入線した。

2022年の上半期を締め括る一戦、宝塚記念（GⅠ・芝2200m）。今年は豪華メンバーが集結したが、その中でSPAIA予想陣6人中3人が前走天皇賞（春）を勝利して挑むタイトルホルダーを本命に推奨している。その他では大阪杯3着のアリーヴォ、ドバイ帰りのオーソリティ、休み明け2戦目で復活が期待されるデアリングタクトの名前もあがっている。

今週日曜には2022年宝塚記念が行われる。ローテーションに見られる特徴を分析する。過去10年の勝ち馬10頭中、9頭は天皇賞（春）組または牝馬に該当していた。牝馬デアリングタクトは過去3頭いずれも着順を上げた、「中距離GⅠ馬の前走VM着外」にあたり、巻き返しに期待がかかる。

第63回宝塚記念。血統で注目したいのがマイネルファンロン。祖母の父ブライアンズタイムはタフで馬力のある馬を多く出した血統である。母の父ロージズインメイもドバイワールドカップを勝った米国産。母系にタフな米血が集まっており、これが梅雨時期の力の要る馬場で行われる決戦を制する活力となりそうだ。

6月26日（日）、阪神競馬場では宝塚記念（GⅠ・芝2200m）が行われる。AI予想エンジンKAIBAの本命は前走の天皇賞（春）を圧勝して挑むタイトルホルダー。過去10年で4勝の「前走天皇賞（春）」、連対率トップで単複ともに回収率100%超の「前走2番人気」、5勝の「休み明け3戦目」という好データに期待する。

【2022宝塚記念予想】パンサラッサが踏むペースをうまく利用できる馬を探したいレース。東大HCは同様のパターンだった過去レースデータを紐解き、本命をタイトルホルダーに打った。以下印はアリーヴォ、エフフォーリアと続く。

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2022年6月26日に行われるレースからSPAIA編集部が厳選した穴馬を3頭紹介します。

強力な17体のAI予想家陣が10個以上の◎をつけた馬の中から、1頭を「スペシャル鉄板馬」と銘打って公開！　本日は6月26日（日）の1頭をピックアップ。

東大HCが一番自信のあるレースを予想する「本日の特選」！　本命馬の成績は通算【12-4-6-22】。単勝回収率111.6%と本年1月の公開開始からプラス収支をキープしています。今回は日曜東京3R・3歳未勝利から。