2022年12月4日に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップの枠順が確定した。外枠不利とされる中京ダート1800m。このレースでも過去8年で8枠は【0-0-0-15】で、昨年のカフェファラオや、一昨年のクリソベリルが馬券圏外に敗れている。ただし、それ以外の外枠、つまり5～7枠は【3-4-4-37】とそう悪くもなく、前走で4角5番手以内だった逃げ先行馬なら単回収率112%、複回収率156%。真ん中～やや外目の枠からの先行策はひとつの好走パターンとなっている。

ダート路線の大幅な変更が発表され、多くの競馬ファンの間で今後のダート戦線についての議論が盛り上がってる。そんな中で今年のチャンピオンズCは行われる。前後にJBC、東京大賞典と続くチャンピオンズCはダート秋古馬路線として揺るぎないだけに、前走しっかりJBCや南部杯を走ってきた馬たちを素直に中心視したい。

11月30日（水）、船橋競馬場ではクイーン賞（JpnⅢ・ダート1800m）が行われた。勝利したのは江田照男騎手騎乗の3番人気、テリオスベル。スタート後に出ムチを入れられ、2角で先頭に立つとそのまま持久力勝負に持ち込み2馬身差で押し切り。重賞初制覇を飾った。2着は2番人気のグランブリッジ、1番人気のショウナンナデシコは2着から7馬身離れた3着に終わった。

ジャパンカップダートからチャンピオンズカップと名称を変え、舞台も中京ダ1800mへ移って早9年目。中央GⅠとあってメンバーレベルは相当高い反面、内有利が顕著なイス取りゲーム的側面も外せない視点となっています。血統面を中心に、チャンピオンズCのレース傾向を整理していきましょう。

11月は短期免許で来日中の外国人騎手がGⅠで活躍し、C.デムーロ騎手が月間最多の16勝をマーク。その一方でリーディングトップを快走する川田将雅騎手は月間5勝と、思ったように勝ち星を上積みすることができなかった。その他、川端海翼騎手とドイル騎手がJRA初勝利、幸英明騎手がJRA通算1600勝を達成している。

2022年12月3日に行われるステイヤーズステークスと、チャレンジカップについて、過去10年のデータを紹介しながらSPAIA編集部が予想する。ステイヤーズSは日本最長となる3600mで争う冬の中山名物重賞。シルヴァーソニックやアイアンバローズといったスタミナ自慢が集結だ。データの狙い目は、この秋を席巻する外国人ジョッキー。ジャパンCに続いて上位を占めるか。チャレンジCは連覇をかけてソーヴァリアントが出走予定。展開の鍵を握る一頭とは。

2022年12月4日に中京競馬場で行われる第23回チャンピオンズカップ。

2022年11月30日（水）にクイーン賞（ダート1800m・JpnⅢ）が行われる。今年のかしわ記念を制したショウナンナデシコや3歳馬グランブリッジ、地方馬では昨年のJBCレディスクラシックで3着と好走したリネンファッションなど実力馬が参戦。データを見ながら検討していく。

今週は日曜の中京メイン『チャンピオンズC』を予想する。いつも通り過去10年のデータを対象に複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、条件に当てはまった馬を消去していく。ただし枠順が絡む最後のデータだけは中京で開催された過去8年だけを取り上げたい。また、特別登録はあるものの、名古屋グランプリに向かうケイアイパープルとラーゴムは対象外とする。

2022年下半期のダート王者を決める一戦・チャンピオンズカップ。このレースを東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会が予想する。両者ともにテーオーケインズの高い壁を意識しながらの予想になったが、東大HCは果敢にシャマルを狙う。1800m戦は初出走となるが、交流重賞3勝の実績を持つ短距離界からの刺客だ。3歳時から非凡な走破時計をマークしていた素質馬が、スピードを武器に頂点へ登りつめるか。

2022年11月27日に中京競馬場でチャンピオンズCが行われる。今回は過去のデータや血統から前走地方交流重賞組を中心視。過去8年の重要データと血統から推奨馬をピックアップしていく。1番人気濃厚のテーオーケインズは前走の着順がキーポイントだ。

ジャパンC当日の11月27日（日）に行われた芝1800mの新馬戦を勝利したのは、サトノクラウン産駒・タスティエーラ（美浦・堀宣行厩舎）。道中は2番手追走、1000m通過が1:01.3という中でラスト11.2-11.1-11.2をマークして1:47.2という好タイムで勝利。クラシック戦線に乗っていける逸材で今後が楽しみだ。

今週はチャンピオンズCが開催される。今年も、昨年の覇者テーオーケインズやUAEダービー馬クラウンプライド、ダート転向後3戦2勝のジュンライトボルトなど、今年のダート王者を決める一戦に、素晴らしいメンバーが集まった。今回は、チャンピオンズCの歴史を振り返る。

2022年12月4日に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ。このレースについて過去のデータを分析しながら、SPAIA編集部が予想する。昨年覇者のテーオーケインズが実績ではずば抜けた存在。フェブラリーSや帝王賞といったレースの勝ち馬がおらず、今年は1強ムードが漂っている。伏兵候補を探すカギは年齢と枠順データ。新興勢力の3歳勢に目が行きがちだが、若駒は意外にも苦戦傾向。中京巧者の6歳馬に注目だ。

このコラムでは古馬のレースと比較しながら2歳戦の指数を算出し、出走馬を評価していく。今回は稍重馬場を逃げてラスト2F11秒0秒-11秒2を記録したタッチウッド、芝を好内容で勝利したバグラダスなどが出た、11月19、20日の2歳戦について指数と評価を掲載する。

ジャパンC当日の最終レース、京阪杯の阪神施行は過去2年と同じ状況ではあったが、今年は過去2年と異なる点があった。それがBコース替わり初週。Aコース最終週だった過去2年とは傾向一変。先行型に優位な競馬になった。

2022年ジャパンカップは、エイシンフラッシュ産駒ヴェラアズールのイン強襲が決まった。最後の直線は世界の馬と騎手が集うジャパンCらしい激しい攻防だった。イン優位の馬場、スロー、密集した馬群。この状況でインを突き破られてはお手上げ。実行できた人馬を賞賛するよりない。

2022年11月26日に阪神競馬場で行われたラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスはグリューネグリーンが逃げ切り。初の関西輸送、右回りにもかかわらず好発から主導権を握り、トラックバイアスも味方につけるハイセンスな競馬だった。ただ、内容としては4角不利で脱落した馬たちも多く、次走以降で注意が必要だ。

暮れの名物マラソンレース・ステイヤーズSは連覇を狙うディバインフォースを中心もユーキャンスマイル、ディアスティマ、アイアンバローズら長距離常連組や昇級プリュムドールも好走傾向に合致。スタミナと切れ味兼備のタイプを探そう。

チャレンジCは暮れの阪神、芝2000mになって5年で3歳勢4勝と圧倒的。なかでも前走菊花賞大敗からの巻き返しが目立ち、今年もビーアストニッシドが該当する。スプリングSを勝った実績はここでも最上位。中距離に戻り、浮上のきっかけをつかむ好機だ。

秋のダート王決定戦・チャンピオンズCはテーオーケインズ以下、やや力差がある印象のある組み合わせ。そのテーオーケインズにはJBCクラシックとの連勝の壁が立ちはだかる。逆転候補もデータ上は絞りにくく、テーオーケインズの連覇もあるが、波乱もありうる。

2022年11月27日、阪神競馬場で行われた京阪杯は鮫島克駿騎手騎乗のトウシンマカオが1着入線。2着はキルロード、3着にはスマートクラージュが入線した。

2022年11月27日、東京競馬場で行われたジャパンCはムーア騎手騎乗のヴェラアズールが1着入線。2着はシャフリヤール、3着にはヴェルトライゼンデが入線した。

2022年11月27日に東京競馬場で行われるのはジャパンカップ（GⅠ・芝2400m）。SPAIA予想陣の印は、5名のうちヴェラアズール、デアリングタクト本命が2名ずつで、この2頭が人気の中心。ほか、シャフリヤールやダノンベルーガといった天皇賞（秋）組が3番手以下に続く。

2022年11月27日に東京競馬場で行われる第42回ジャパンカップ。血統の注目馬はヴェラアズール。父エイシンフラッシュは日本ダービー馬、近親にはオークスを制したトールポピーがいる血統で、東京芝2400mへの適性は抜群だ。