【中央競馬】中山競馬場 3月29、30日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部

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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
3~5枠
【5-2-5-30】勝率11.9%、複勝率28.6%
4角3番手以内
【7-5-5-15】勝率21.9%、複勝率53.1%
芝で注意したい傾向
8枠
【0-1-0-15】勝率0.0%、複勝率6.3%
4角8番手以下
【1-0-1-41】勝率2.3%、複勝率4.7%
芝は8枠劣勢、4角3番手以内が圧倒的だった。枠別の複勝率では、上で挙げた8枠のほか、2枠が【1-0-1-11】複勝率15.4%とやや凹んでいたが、それ以外は複勝率20%以上。大外を除けばどこからでも好走していた。ただ、今週からはBコース替わりとなるため、やや内優勢に傾く可能性は考慮したい。
位置取りでは、4角3番手以内が圧倒的で、全9レース中7勝がこのポジション、複勝率は50%超えだった。コース替わりも加味すれば、引き続き前を重視だ。
騎手では先週から短期免許を取得(~4月28日)したJ.モレイラ騎手が【0-3-1-0】と安定感抜群。日経賞では不振が続いていたチャックネイトを2着(5番人気)に導いた。同騎手の中山芝通算成績は【16-10-5-9】勝率40.0%、複勝率77.5%。回収率にしても単102%、複107%と非の打ちどころがなく、馬券からは外せない。
ダートのプラス傾向
7、8枠
【7-5-4-44】勝率11.7%、複勝率26.7%
4角5番手以内
【13-12-11-46】勝率15.9%、複勝率43.9%
ダートで注意したい傾向
3枠
【1-1-0-25】勝率3.7%、複勝率7.4%
4角8番手以下
【0-2–2-106】勝率0.0%、複勝率3.6%
ダートは外枠、前優勢。枠別では上記の7、8枠が回収率でも単158%、複100%と優秀で、無視できない。ただし、1、2枠【4-3-6-37】複勝率26.0%と内枠も健闘している点は注意したい。位置取りでは圧倒的に前有利で、全15レース中13頭の勝ち馬がここから。日曜8R(1勝クラス)では12番人気セキテイオーが4角先頭から押し切ったように伏兵の激走も目立っている。基本は前に行ける馬が狙い目だ。
種牡馬では現在2世代がデビューしているサンダースノー産駒が【1-0-2-2】複勝率60.0%と活躍した。同産駒はダ1800m通算が【20-11-13-129】勝率11.6%、複勝率25.4%、単回収率193%、複回収率97%と狙い目条件。中山ダ1800mでは【5-2-5-44】勝率8.9%、複勝率21.4%、単回収率214%、複回収率111%と妙味が大きい。ダート中距離戦では注目だ。
傾向まとめ
芝:8枠劣勢、4角3番手以内が圧倒的。Bコース替わりで傾向が強まる可能性あり
ダ:外、前優勢。前目のポジションから伏兵の激走目立つ
特注データ
芝:J.モレイラ騎手は好走率、回収率ともに◎
ダ:サンダースノー産駒は1800mで高回収率
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