【天皇賞秋】藤沢和調教師は尾形藤吉に並べるか?当日まで覚えておきたいデータ
SPAIA編集部 喜畑恵太
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
1番人気が優秀
10月27日(日)に東京競馬場で天皇賞(秋)が行われる。今回で160回を迎えるが、この数字多すぎでは?と思うファンもいるかもしれない。歴史あるダービーが今年で86回、有馬記念が64回、宝塚記念が60回だから明らかにおかしい。数え間違いかと思ったが、春に行われる天皇賞(春)もカウントし、年に2回ずつ歴史が刻まれることになるからだ。
この理由は割愛するが、今年は22日の火曜日に即位礼正殿の儀が行われてすぐの天皇賞だけに、いつもより格式がより高いように感じる。数々のドラマが生まれた天皇賞(秋)だが、今年はどんな結末を迎えるのか?当日までに覚えておきたいデータを見ていく。
まずは、「東西別成績」から。
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関西馬優勢は変わりないが、関東馬の活躍も目立つ。勝ち馬はここ5年で、東、西から交互に出ている。この順番でいくと今年は関西馬の出番か?
続いて「1番人気」の成績。
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過去10年で馬券圏内が8回とかなり優秀。近走は牡馬が1番人気の支持を得ているが、牝馬が1番人気になっている年も見られる。今年はアーモンドアイが6年ぶりに牝馬でトップの支持を集めるか注目だ。
藤沢和厩舎は歴代トップに並べるか?
今回2番人気、いやアーモンドアイの1番人気に待ったをかけるかもしれないのが3歳馬サートゥルナーリア。ダービーでは出遅れて4着と敗れたが、前走の神戸新聞杯ではほぼ持ったままで勝利。8割も力を出していないのでは?という勝ち方で復活を遂げた。
今回、主戦のルメール騎手がアーモンドアイに騎乗予定のため、スミヨン騎手に乗り替わる予定。そこで、過去10年で前走から騎手が乗り替わった馬の成績を調べてみた。
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普通は大舞台での乗り替わりはマイナスなのだが、全体的に乗り替わりの方が成績がいい。この時期だから、海外からの短期免許で来た騎手が乗ったり、前哨戦では乗れなかったが、本番では一流ジョッキーが手綱を取るということから、このようなデータが出たのかもしれない。
サートゥルナーリアは3歳馬。ということで「年齢別成績」を。
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過去10年で3歳馬から勝ち馬は出ていないが、イスラボニータ(1番人気)、フェノーメノ(1番人気)など人気している馬は馬券圏内に絡んでおり、心配ないか。あとは5歳が6勝と半分以上勝っている。ちなみに昨年1番人気で期待を裏切ったスワーヴリチャードは5歳。ここでリベンジなればかっこいい。
最後にオマケを。下記は天皇賞(秋)の調教師の成績だが、あと1勝すれば藤沢和雄調教師はトップの尾形藤吉調教師に勝ち星で並ぶこととなる。
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今年はゴーフォザサミット、ランフォザローゼスがエントリー。白黒写真でしか見たことのない調教師の中にランクインしていることだけでもすばらしい。定年まであと少し。ぜひともトップに立ってほしいものだ。
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