【中央競馬】新潟競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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昨年同時期の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは昨年同時期の新潟競馬場(2022年10月15~30日の開催6日間)の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、特殊条件の直線競馬は除く。
【芝】
☆枠順
芝は計26レースあったのだが、7枠【5-1-4-49】、8枠【4-6-2-48】がいずれも単回収率150%超えで、外枠に妙味があった。特に外回りは直線が長い分、動きやすい外枠の好走率が高かった。内回りでは外すぎると好走率が下がり、5枠を中心とした中枠がよくなる。ただし、4枠【1-7-2-38】から内は総じて割引だった。
☆位置取り
4角4~7番手【14-11-10-79】複勝率30.7%と中団が強い。外回りはより中団が好成績。やはり直線の長さが位置取りの悪さをある程度ごまかしてくれるようだ。ただ、同8番手以下までくると【2-9-7-166】勝率1.1%と勝つのは厳しくなる。
☆その他
ダイワメジャー産駒が【2-2-0-3】と好成績。特に内回りが【2-1-0-3】と優秀だった。通算芝成績(~2023年10月9日)を見ると、新潟では内回り【45-33-38-296】勝率10.9%、複勝率28.2%に対し、外回り【28-28-29-272】勝率7.8%、複勝率23.8%と前者の方がいい。
【ダート】
☆枠順
ダートは計32戦したのだが、7枠【6-6-5-45】、8枠【7-6-1-50】など外枠有利。一方、1枠【2-0-3-27】、3枠【1-5-7-32】など内枠は不調。砂を被りやすいのが影響したか。
☆脚質
逃げ【11-3-1-19】勝率32.4%、複勝率44.1%と素晴らしい成績。先行も【16-17-10-66】勝率14.7%、複勝率39.4%で、圧倒的に前が有利だった。反対に差し【3-11-16-122】複勝率19.7%、追込【1-1-5-110】同6.0%と後方脚質は2、3着が精々。小回りのコースレイアウトの影響をもろに受けていた。
☆その他
キンシャサノキセキ産駒が【3-1-2-6】と活躍。そもそも芝の短距離のイメージがある同産駒だが、通算成績(~2023年10月9日)では芝【177-233-247-2590】勝率5.5%、複勝率20.2%に対し、ダート【346-411-376-3338】勝率7.7%、複勝率25.3%とダートの方がいい。ダートのなかでも平坦な新潟は【35-34-32-297】勝率8.8%、複勝率25.4%、京都【50-38-46-387】勝率9.6%、複勝率25.7%と健闘している。
【傾向まとめ】
・芝:外枠、中団有利。ダイワメジャー産駒は新潟なら内回りの方がいい。
・ダート:外、前有利。キンシャサノキセキ産駒は平坦ダートで買い。
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