【日本ダービー】エフフォーリアに逆らってみる価値はあり ローテーションに見られる特徴は?

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

ローテーションに見られる特徴は?

2021年5月30日に東京競馬場で行われる日本ダービー。言わずと知れた3歳馬にとって最高峰のGⅠレースである。例年、皐月賞組と別路線組の力量比較がキモとなる。ローテーションを切り口に考えてみよう。

日本ダービー過去10年の優勝馬ローテーション,インフォグラフィック,ⒸSPAIA



過去10年で皐月賞組は8勝。確かに圧倒的だが、皐月賞組が1~3着を独占した年は過去20年さかのぼっても2020年、2016年、2010年の3回だけ。結局のところ、京都新聞杯や青葉賞といった別路線組を1頭くらいは絡める必要がある。

注目のエフフォーリア。皐月賞馬は直近20年で【6-2-2-8】と安定しているが、皐月賞を4角6番手以内で勝った馬【1-2-0-6】は、同7番手以下の【5-0-2-2】に比べると見劣る。中山を好位で上手く立ち回った馬より、後方から末脚でねじ伏せた馬の方がやはりダービーでの信頼度は高い。

エフフォーリア自身、体質不安を抱えながらここまではゆとりのあるローテを組んできた。今回はデビュー以来最短の間隔となる中5週。心情的に若武者・横山武史Jを応援したい面はあるが、馬券としては逆らう価値もありそうだ。


《関連記事》
【日本ダービー】二冠か、逆転か、伏兵激走か、はたまたウオッカの再来か 当日まで覚えておきたいデータ
【日本ダービー】「青葉賞のジンクス」を印象付けたシンボリクリスエス 孫のエフフォーリアが二冠に挑む
【日本ダービー】本質はダービー向きのエフフォーリア 前哨戦分析から浮上する素質抜群の1頭とは?

おすすめ記事