【中央競馬】東京競馬場、11月2、3日のレース傾向まとめ

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝のプラス傾向
1枠
【4-0-4-7】勝率26.7%、複勝率53.3%
上がり3F1位
【7-2-3-5】勝率41.2%、複勝率70.6%

芝のマイナス傾向
4枠
【0-0-1-17】勝率0.0%、複勝率5.6%
4角10番手以下
【1-0-2-28】勝率3.2%、複勝率9.7%

芝全体の傾向としては内枠、大外枠など極端な枠が良好。土曜日は雨で全レース稍重開催、日曜日は良馬場まで回復と、馬場読みの難しいコンディションだった。枠別では1~2枠【7-2-4-18】勝率22.6%、単回収率199%と良好。芝13戦の過半数でここから勝ち馬が出ていた。一方で8枠も【3-2-2-15】勝率13.6%、複勝率31.8%だった。

脚質面では逃げ、先行、差し、いずれも複勝率30%を超えており、脚質の有利不利というよりはタフな馬場での巧拙が大事だったようだ。

騎手別成績では戸崎圭太騎手が【4-3-2-1】複勝率90.0%の大活躍。ブリーダーズカップ週でトップジョッキーが不在ということもあり、10鞍中8鞍は1番人気馬で、そのすべてで馬券内に好走する堅実さを見せていた。過去1年分の東京芝成績を見ても、1番人気では【13-11-4-6】複勝率82.4%と安定感抜群であり、3連複の軸にピッタリだ。

ダートのプラス傾向
5枠
【4-2-1-11】 勝率22.2%、複勝率38.9%
逃げ
【3-2-2-3】 勝率30.0%、複勝率70.0%

ダートのマイナス傾向
1枠
【1-1-0-12】 勝率7.1%、複勝率14.3%
追込
【1-1-0-42】 勝率2.3%、複勝率4.5%

ダート全体の傾向としては中~外枠優勢、逃げ有利。先週は全10レースが重馬場での開催。枠別成績では1~4枠【3-5-4-50】勝率4.8%、複勝率19.4%に対して5~8枠【7-5-6-60】勝率9.0%、複勝率23.1%で、5~8枠から多くの勝ち馬が出ていた。

脚質面では直線の長いコースではあるが、逃げ>先行>差しと前から順に好成績。特に降雨での開催だった土曜日は逃げ【2-2-1-0】、先行【3-2-3-9】と前が圧倒的だった。今週も天気、馬場状態は気にした方がいい。

種牡馬成績を見るとディスクリートキャット産駒が【1-2-0-1】と活躍。渋った馬場に定評のある同産駒だが、東京ダートの通算成績においても良馬場【14-8-21-144】勝率7.5%、複勝率23.0%に対し、良馬場以外【12-16-7-70】勝率11.4%、複勝率33.3%で後者が良い。覚えておこう。

傾向まとめ
芝:稍重~良馬場開催で内枠や大外など極端な枠が良好
ダ:中~外枠、逃げ優勢

特注データ
芝:戸崎圭太騎手×1番人気は複勝圏内◎
ダ:ディスクリートキャット産駒は渋った馬場が◎

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