【有馬記念予想印まとめ】混戦を断つのはアーバンシックかダノンデサイルか 「3歳」や「内枠」の馬を重視

SPAIA編集部

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大本命が回避で一気に混戦に

2024年12月22日に中山競馬場で行われる有馬記念(GⅠ・芝2500m)。戦前は、連覇と秋古馬三冠制覇がかかっていたドウデュースの一強と目されていたが、同馬は金曜日に右前肢ハ行のため出走取消に。打って変わって大本命不在の混戦模様となった。

有力候補となるのは、現3歳のクラシックホースであるダノンデサイルとアーバンシックの2頭。SPAIA予想陣5人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命印が複数ついたのは菊花賞馬アーバンシックのみだった。本命指名した東大ホースメンクラブは鞍上のC.ルメール騎手について「有馬記念でのポジションに対する意識が高い」とみており、「内枠を生かして前を確保できれば、崩れることは考えづらく、最も勝利に近い存在」と述べた。2枠3番という距離ロスを抑えられる枠からどのような競馬をするのか、注目だ。

データ予想の門田光生氏は今年のダービー馬ダノンデサイルを推す。氏によると、過去15年で7勝の「3歳馬」、8勝をあげる「前走1番人気」が好データとなっており、さらに前走菊花賞組も好相性だという。菊花賞では6着に敗れているが、2014年トゥザワールド(16着→2着)、2018年ブラストワンピース(4着→1着)と巻き返した例もあり、その点に不安はない。

ほか、京都大学競馬研究会はベラジオオペラ、血統解説を連載している坂上明大氏はレガレイラに本命印を打った。対抗以下の印を見渡しても、全体的に3歳馬を中心とした内枠寄りの馬に重い印が集まっている印象だ。

2024年有馬記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎アーバンシック
◯ベラジオオペラ
▲スタニングローズ
△プログノーシス
×ダノンデサイル

京都大学競馬研究会
◎ベラジオオペラ
◯ブローザホーン
▲ダノンデサイル
△ジャスティンパレス

東大ホースメンクラブ
◎アーバンシック
◯ダノンデサイル
▲ジャスティンパレス
△ベラジオオペラ

坂上明大(血統分析)
◎レガレイラ
◯アーバンシック
▲ダノンデサイル

門田光生(データ予想)
◎ダノンデサイル
◯ドウデュース(取消)
▲アーバンシック
△レガレイラ

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