【ニューイヤーC展望】快速馬ポリゴンウェイヴが一枚上手

2023-01-11 06:00:15SPAIA編集部
2023年ニューイヤーCに出走するポリゴンウェイヴ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

南関クラシックへ直結する3歳重賞

2023年1月11日に浦和競馬場で行われるニューイヤーカップ(SⅢ・ダート1500m)。南関東では一年で最初の3歳重賞であり、19年には二冠牝馬トーセンガーネット、17年には東京ダービーとJDDを勝つヒガシウィルウィンがここを制している。なお、かつては極度に内枠有利な1600mで行われていたが、昨年から1500mに短縮されて装いを新たにしている。

今年はポリゴンウェイヴが最有力と見る。重賞では2着、2着と惜敗が続いているが、ゴールドジュニアは前後半34.2-38.6の超ハイペースに泣き、ハイセイコー記念も3着馬を4馬身離すなど、能力の高さは疑う余地がない。初の左回りだった3走前の準重賞はコーナリングにややモタつく面を見せていたが、2度目となる今回はその点も改善されるだろう。

先行策でデビューから3連勝のスイフトランナーはこれが重賞初挑戦。相手関係は未知だが、スピード感のある小気味よい走りを見るに、タフなスタミナ比べになる船橋より浦和コースが合っていそう。初コースでも魅力は十分だ。

以下、ハイセイコー記念3着馬ピノホホッアや、地元浦和では3戦全勝のウインドフレイバー、川崎若駒OPを勝っているハセノゴールドなども上位争いに加わってきそうだ。



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