【マイルCS】AIの本命はブレイディヴェーグ ノーザンファーム生産馬の“複勝率66.7%”条件に合致
SPAIA編集部
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近年はノーザンファームの独壇場
11月17日(日)に京都競馬場を舞台に争われるマイルCS(GⅠ・芝1600m)。今年は“欧州最強マイラー”と名高いチャリンが参戦し、国内からは昨年のエリザベス女王杯覇者ブレイディヴェーグがマイル戦に初挑戦する。既成勢力としては連覇を狙うナミュールらが出走予定で、力関係がカギとなりそうだ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ブレイディヴェーグ
●短評
キャリア6戦で4勝、2着2回と未だ底を見せていない4歳牝馬。3度にわたり32秒台の上がりを記録しているように、末脚は現役トップクラスのキレ味だ。初の1600mに対応できるかがポイントとなるが、中盤が緩みやすい京都外回りコースなら十分対応できるはず。11か月ぶりの実戦だった前走を好内容で勝利し、万全の態勢でここを迎える。
●データ
過去10年の生産者別成績を見ると、ノーザンファームの生産馬は【6-2-5-39】で勝ち馬の半分を占めている。うち4歳馬は【3-1-3-10】、さらに前走3着以内だと【3-1-2-7】で勝率23.1%、複勝率46.2%の好成績だ。回収率ベースで見ても単:194%、複:134%をマークしており、馬券を買う上でも狙い目だ。
好走馬はすべて2019年以降で、過去5年だと【3-1-2-3】勝率33.3%、複勝率66.7%まで上昇。近年のトレンドと言っていい。加えて、20年にはグランアレグリア、昨年にはナミュールと牝馬が勝利している点も心強い。
1枠と極端な枠を引いてしまったが、京都開催の直近7回では1枠が【1-2-0-11】で、連対率の21.4%は枠別ではトップ。昨年にはソウルラッシュが最内枠から2着に好走している。複数の好データの後押しを受けてGⅠ・2勝目となるか注目したい。
AI予想エンジンKAIBA
◎ブレイディヴェーグ
◯ソウルラッシュ
▲チャリン
△セリフォス
×ナミュール
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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