【エリザベス女王杯】ウインドインハーヘアの牝系レガレイラが淀で躍動 アーバンシックと同じ血統構成に注目
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
ウインドインハーヘアから続く母系
2024年11月10日に京都競馬場で行われる第49回エリザベス女王杯。昨年から4年ぶりに京都開催と戻る。好走する血統も、阪神で行われていた3年間と比べて変わってくる。
今回の注目はレガレイラ。父スワーヴリチャードは初年度産駒が2歳戦から大活躍。個人的にも、ここまで仕上がりが早いとは思わなかった。3歳になっても、アドマイヤベル(フローラS)、スウィープフィート(チューリップ賞)など、重賞勝ち馬やクラシック戦線で活躍する馬が続出している。
この秋、スワーヴリチャード産駒のアーバンシックが菊花賞を制覇。スピード、スタミナ、そして成長力も示し、万能種牡馬として一段と評価が上がったに違いない。そのアーバンシックは母エッジスタイルがハービンジャー×ランズエッジ。レガレイラは母ロカがハービンジャー×ランズエッジ。母の名前が違うだけで、血統構成は100%同じだ。
祖母にランズエッジを持つ馬といえば、秋華賞3着馬のステレンボッシュもそう。さすがは、ディープインパクトを産んだウインドインハーヘアから続く母系である。今度は、レガレイラが淀の大舞台で躍動する番だ。
《関連記事》
・【エリザベス女王杯】GⅠ馬レガレイラ、スタニングローズは消し ハイブリッド式消去法
・【エリザベス女王杯】欧州血統由来の成長力と底力がキモ 適性舞台で末脚弾けるルージュリナージュ
・【エリザベス女王杯】過去10年のレースデータ
おすすめ記事