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【注目2歳馬】サトノクラウン産駒レゾルーティオ “ビスケットサンド組”から4頭目の勝ち上がり

2026/07/28 12:00
三木俊幸
7月25、26日の注目2歳馬レゾルーティオ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

前走は4角で外に膨れる

週末に撮影したレースから、最も印象に残った馬を取り上げる「注目2歳馬」。7月4週目、夏の新潟開催開幕週に勝利した馬のなかから、25日の新潟1R・芝1800mの未勝利戦を制したレゾルーティオを紹介する。

父はサトノクラウン、母はヴィレンスクラフト。兄2頭はここまでJRAで未勝利と目立った活躍馬は出ていないが、近親には2019年に安田記念とマイルチャンピオンシップを制したインディチャンプ、2020年のシルクロードステークスを勝利したアウィルアウェイがいる血統だ。

デビューは6月7日の阪神芝1400m戦。道中4番手から運ぶも鞍上が早めに促しながらの追走で、勝ち馬のビスケットサンドから0.6秒差の4着に敗れた。

続く福島芝1800m戦では、3番手の外からレースを進めて追走は楽になっていたが、4角で外に大きく膨れるロスがあって3着に終わっており、今回が3走目。単勝2.2倍の1番人気に支持されての出走となった。


7月25、26日の注目2歳馬レゾルーティオ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


左回り、広いコースで前進

日曜日は昼休み中にゲリラ豪雨に見舞われ、新潟市内は大混乱。競馬場内も冠水し、芝コースは不良馬場まで悪化する事態となった。

しかし、レゾルーティオが出走した土曜日は朝から雨予報があったものの、雨は降らず。前日の金曜日に41.5mmの雨量を計測していたにもかかわらず、良馬場で夏の開催最初のレースを迎えた。

10頭立ての大外枠から抜群のスタートを切ったレゾルーティオは、そのままレースを引っ張る。12.6-11.4-12.2-12.9-13.2と中盤にかけてペースを落としていき、1000mを1:02.3というスローペースで通過。外回りコースの4角から徐々にペースを引き上げ、直線では後続との差を約2馬身まで広げると、ラスト600mは11.3-10.6-11.3という瞬発力勝負に持ち込んだ。

残り400m地点で内から2番人気のフルーツバスケットが並びかけてくるまで、鞍上の斎藤新騎手は追い出しを我慢。主導権を握って楽な追走だった分、そこから追われるともうひと踏ん張り。そのまま抜かせることなく半馬身差をつけ、勝ちタイム1:47.9で押し切った。

タイム面は開幕週の馬場だったことを踏まえても平凡で、相手関係もそこまで強いとは言えないなかでの勝利ではあった。しかし、やや忙しい印象を受けた新馬戦と福島での2戦目よりもレース内容は良く、左回りと広いコースという条件替わりで前進をみせたところは評価したい。この走りであれば、今後は1600mでも対応できそうだ。

この勝利によって、同じ新馬戦に出走していたメンバーからは2着シスキンブルーム(6月27日・小倉芝1200m)、3着ニシノフランケン(7月18日・小倉芝1800m)、6着レッドネビュラ(7月25日・中京ダート1200m)についで、早くも4頭の勝ち上がりとなった。メンバーレベルが高かったと言える結果が出ており、“ビスケットサンド組”への注目度はさらに上がりそうだ。

《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。

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