芝2000~2400m重賞で単回収率124% 友道康夫厩舎のプラス条件、マイナス条件

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宝塚記念にスティンガーグラスが出走予定
先週の日本ダービーでロブチェンが二冠を達成。上半期のGⅠも安田記念と宝塚記念を残すのみとなった。
翌週の宝塚記念にはクロワデュノール、ミュージアムマイルらをはじめとした豪華メンバーが集結。上半期の総決算にふさわしい一戦となりそうだ。その一角として参戦を予定しているのが友道康夫厩舎のスティンガーグラスだ。
同厩舎の管理馬は、安田記念を予定していたアドマイヤズームが残念ながら回避となってしまったが、スティンガーグラスも今年のダイヤモンドSを完勝した実力馬。同レース2着馬が先日の目黒記念を制し、4着馬が天皇賞(春)を2着に激走した。相手関係を踏まえれば、スティンガーグラスへの期待も高まる。
ここでは、友道康夫厩舎の「プラス条件」、「マイナス条件」をチェックしていこう。なお、データは2021年6月5日〜2026年5月31日のものを使用する。
川田騎手、金子真人HDとホットライン

<友道康夫厩舎のプラス条件>
・川田将雅騎手×芝重賞【8-7-7-29】
勝率15.7%/連対率29.4%/複勝率43.1%/単勝回収率105%/複勝回収率81%
・芝1200m【12-15-9-36】
勝率16.7%/連対率37.5%/複勝率50.0%/単勝回収率75%/複勝回収率108%
・金子真人HD所有馬
【30-21-23-145】勝率13.7%/連対率23.3%/複勝率33.8%/単勝回収率116%/複勝回収率89%
※集計期間:2021年6月5日〜2026年5月31日
■川田将雅騎手×芝重賞
友道厩舎を語る上で欠かせないのが川田騎手。マカヒキでダービーを制覇した名コンビだ。過去5年にこのコンビで53勝を挙げており、これは2位に32勝差をつけて頭ひとつ抜けたトップだ。
全体成績では、【53-29-20-76】で複勝率57.3%、複勝回収率80%と非常に優秀。このコンビを見かけたら基本は信頼でOKだ。芝重賞に限定すると【8-7-7-29】で単勝回収率は100%を超える。
■芝1200m
中長距離での活躍馬が多い厩舎だが、意外にも芝1200mで複勝率は50.0%、複勝回収率108%と優秀な成績をマークしている。特に夏競馬(函館競馬開幕~秋の中山・阪神開催前週まで)では【6-7-5-15】複勝率54.5%、複勝回収率139%とさらに上昇。来週以降の夏競馬でうまく活用したいデータだ。
■金子真人HD所有馬
馬主別では金子真人HDとのコンビに注目。ダービー馬マカヒキをはじめ、カムニャックやヨーホーレイクなどの活躍馬を出している。芝では【30-21-23-133】勝率14.5%、複勝率35.7%、単勝回収率122%と好走率だけでなく妙味もたっぷり。ただし、ダートは【0-0-0-12】と一度も馬券に絡んでいない点は注意したい。
そのほか年齢別では以下の通りとなり、「好走率の高い2歳」、「馬券妙味のある3、4歳」に注目だ。
・2歳【4-5-1-6】
勝率25.0%/複勝率62.5%/単勝回収率76%/複勝回収率76%
・3歳【13-5-8-27】
勝率24.5%/複勝率49.1%/単勝回収率114%/複勝回収率92%
・4歳【8-5-5-21】
勝率20.5%/複勝率46.2%/単勝回収率153%/複勝回収率101%
・5歳〜【5-6-9-91】
勝率4.5%/複勝率18.0%/単勝回収率109%/複勝回収率86%
エピファネイア産駒に注意

<友道康夫厩舎のマイナス条件>
・ダート×距離短縮【3-6-3-44】
勝率5.4%/連対率16.1%/複勝率21.4%/単勝回収率42%/複勝回収率64%
・エピファネイア産駒【11-8-7-66】
勝率12.0%/連対率20.7%/複勝率28.3%/単勝回収率34%/複勝回収率54%
・福島芝【3-5-5-37】
勝率6.0%/連対率16.0%/複勝率26.0%/単勝回収率40%/複勝回収率65%
※集計期間:2021年6月5日〜2026年5月31日
■ダート×距離短縮
ダートでは前走距離がポイント。前走距離ごとの成績は以下となる。
・距離延長【8-6-3-31】
勝率16.7%/複勝率35.4%/単勝回収率90%/複勝回収率70%
・同距離【13-7-9-49】
勝率16.7%/複勝率37.2%/単勝回収率55%/複勝回収率63%
・距離短縮【3-6-3-44】
勝率5.4%/複勝率21.4%/単勝回収率42%/複勝回収率64%
同距離や延長組に比べて短縮組だけ成績を落としており、割り引きだ。
■エピファネイア産駒
血統面ではエピファネイア産駒との相性がやや悪い。新馬戦こそ【5-2-0-6】で勝率38.5%、単勝回収率106%と優秀なものの、それ以外では【6-6-7-60】で勝率7.6%、単勝回収率22%と非常に低調。特にOP・重賞では【0-0-3-12】と連対馬が出ていない。
■福島芝
競馬場別では、福島芝コースに注意したい。上記のように苦戦傾向が見られるほか、前走で福島芝を使われた馬も【0-6-3-39】複勝率18.8%と結果が出ていない。
出走間隔は「中2~8週」が安定

<友道康夫厩舎のピックアップデータ>
・芝2000〜2400m重賞【17-12-17-101】
勝率11.6%/連対率19.7%/複勝率31.3%/単勝回収率124%/複勝回収率83%
・中9週以上【65-67-47-348】
勝率12.3%/連対率25.0%/複勝率34.0%/単勝回収率62%/複勝回収率76%
・岩田望来騎手×阪神芝【6-5-6-23】
勝率15.0%/連対率27.5%/複勝率42.5%/単勝回収率70%/複勝回収率75%
※集計期間:2021年6月5日〜2026年5月31日
■芝2000〜2400m重賞
重賞では芝の中距離をとにかく得意としている。距離別の成績は以下の通りで、好走率、回収率ともに芝2000〜2400mが最も優秀。単勝回収率は124%をマークしている。
・重賞×芝1800m以下【9-8-9-66】
勝率9.8%/複勝率28.3%/単勝回収率62%/複勝回収率60%
・重賞×芝2000〜2400m【17-12-17-101】
勝率11.6%/複勝率31.3%/単勝回収率124%/複勝回収率83%
・重賞×芝2500m以上【5-0-6-34】
勝率11.1%/複勝率24.4%/単勝回収率49%/複勝回収率50%
■中9週以上
出走間隔についてもチェックする。中1週以下、中2~8週、中9週以上の3つに分けて間隔ごとの成績を見ると以下の通りだった。
・中1週以下【7-12-5-60】
勝率8.3%/複勝率28.6%/単勝回収率30%/複勝回収率51%
・中2週〜8週【117-82-87-428】
勝率16.4%/複勝率40.1%/単勝回収率78%/複勝回収率80%
・中9週以上【65-67-47-348】
勝率12.3%/複勝率34.0%/単勝回収率62%/複勝回収率76%
中2~8週が最も好成績を残している。宝塚記念のスティンガーグラスは2月のダイヤモンドS以来、中15週での出走予定。天皇賞(春)を回避した経緯もあり、データ面ではやや割り引きが必要かもしれない。
■岩田望来騎手×阪神芝
宝塚記念のスティンガーグラスに騎乗を予定する岩田望来騎手。友道厩舎の管理馬では期間内、【21-14-24-114】で複勝率34.1%、複勝回収率67%を記録し、勝利数は川田騎手に次ぐ2位に位置する。阪神芝コースでは【6-5-6-23】で複勝率42.5%、複勝回収率75%と全体成績よりも高水準だ。

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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